京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



 
先日は久しぶりに龍安寺さんへ・・・・有名な枯山水庭園は修学旅行生や沢山の外国人観光客が訪れ
特に外国の方がひときわ多く世界的に有名な石庭であることが伺えました。
北庭のつくばいは水戸光圀公の寄進と伝わっていますが
本物は茶室前にあり非公開でこちらはレプリカ・・・
「吾唯足知」の4文字はお釈迦様の遺教経の知足の心から引用したそうで
謎解き風に図案化したもの ”吾れ唯だ足ることを知る”は
色々な解釈がありますが”自分が満たされている事を知りなさい”
といった様な意味ではないかと思います。
『知足の蹲踞』を模したお菓子が菓匠「柳苑」さんの「つくばい」
  
砂糖と吉野葛、澱粉で作られた落雁生地の中に粒餡と栗が入りそれを木型で押した半生菓子
柳苑さんの「楽石」というお菓子と同じ材料で作られたものですが
押してある文字が龍安寺さん限定使用
妙心寺、退蔵院さん茶室のお菓子もこのタイプのもの
それぞれ模られている図案や文字が違うというわけです。
中に栗が丸ごと1個入っています(餡だけのタイプもあります)

龍安寺さんもしくは京都駅の一部売店のみで販売(4個入は栗2個餡2個)
甘~いお菓子ですがお抹茶などによく合います。



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