京都・南座さん隣「祇園饅頭」さん

南座さんでお芝居を見ながら幕間に甘いものを頂くなんて
ちょっと良いですよね～

こちらは軒を連ねてお隣の建物１階にある「祇園饅頭」さんです。
創業は江戸時代、文政２年（１８１９年）老舗和菓子屋さん
昔の人もこうして甘いものをお土産に買ったりおやつに頂いたり
楽しみにしていたのでしょうねぇ～

こちらで有名なのがこの「しんこ」というお菓子で
「志んこ」とも書かれますが、お米の粉（真粉）で作られていることからそう呼ばれているようです。
味は、ういろうにとてもよく似ていますが、もう少し弾力がありプルプルとした感じです。
白はプレーンなものですが、茶色の方はニッキ味です。

そしてこちらは「ニッキ餅」、香りは八橋のように強くはなく
肉桂がほんのり香る程度です。

柔らかい薄い餅皮の中にこし餡が入っています。
この他、祇園饅頭さんは春の季節の柏餅も有名です。


因みに、お隣は”にしん蕎麦”で有名な「松葉」さん