京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



神楽坂界隈はかつて数多くの文豪とよばれる人達が住み活動した街でもあります。
隣りの早稲田には夏目漱石も住んでいました。

6丁目のキムラヤさんの横を入って行くと此処は朝日坂です。
”横寺町”という地域になりますが
この通りにもいくつか痕跡が残されています。

”金色夜叉”で有名な「尾崎紅葉」もこの辺りに住んでいたようです。
家は火災で焼け残っていませんが邸宅の跡があります。

跡地にみかんがなっていました。

見上げると空の青さが何とも綺麗です。
尾崎紅葉も同じ空を見ていたのでしょうか・・・


朝日坂の途中には芸術倶楽部の島村抱月終焉の地という碑も立っています。
松井須磨子が後追い自殺をした話しは有名です。

横寺町の先が前ページで紹介した矢来町となっていて
”泉鏡花邸跡”や更に先には”夏目漱石居跡”
”有島武郎旧居跡”市ヶ谷寄りには”永井荷風旧居跡”などがあります。

毘沙門様の斜め前に「相馬屋」さんという文房具屋さんがありますが
このお店の原稿用紙を文豪達は愛用していたようで
今でも店内に直筆原稿の写しが飾られています。

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