ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

ドッジボール大会 Ⅱ

2009-11-26 05:00:00 | 大阪にて
昨日はボールや体がラインを出るとダメというルールがあると説明しましたが、ひとつ解せないのは、選手がラインを踏んでもアウト、ボールは相手のものになるのです。
野球やサッカー、バレーボールもテニスも、ライン上はヒットやインであり、卓球でも角に当たって跳ねてもアウトではありません。

何故ドッジボールだけラインを踏んだらアウトなのか・・・そもそもライン=線とは点と点を結んだものであり、面積はありません。ですからスポーツで引いている太さのあるラインは仮のものであり、ラインとは本当はあって無いようなものです。あって無いようなものを踏んだらアカンというのは、人間というものをあまり理解していない人のおっしゃることのように感じてしまう私です。

                  

他のスポーツはライン上でも「まぁ、エエやんか」みたいなルールなのに、何故ドッジボールだけが「アカン!」なのか、ラインを越えればどのスポーツも認められないのですから、ドッジボールでも同じように踏襲されるべきだと思うのです。

何故踏襲されるべきなのか、それはスポーツという共通点があるから、他のスポーツをやっていた人にとっては、そこの問題だけでも奇異に感じるでしょうし、ドッジボールをやっていた人が他のスポーツをやりだすと、何故なのかとなってしまうでしょう。

             

今までの何枚かの写真を見ていると、一つのコートに審判が6人いることに気がつきませんでしたか?この審判の多さも凄いですね。まぁバレーボールも6人いますけど、所謂、線審と呼ばれる審判は、自分のコート側のボールがラインを超えて着地したかどうかを判断していますよね。ドッジボールはボールがアウトになると線審が4人とも手を上げるのです。明らかなものはいいとして、際どい場面で対面の線審が判断できるものか、私は疑問です。

そして審判の権限がどれだけのものなのか、あまりにもゲームを止めてしまう場面が多過ぎて、ここぞという時に止めてしまうと面白味に欠けてくるのです。サッカーやラグビーではオブストラクションといって、反則があっても反則を受けた側が有利な場合であったなら、試合は止められないで続行です。何故なら反則があったからといって一旦試合を中断すると、反則を犯したチームが有利になる場合だってあるからです。

上の写真では向こう側のコートにいる選手は全員座っているでしょう。私は初め何をしているのかと思ったのですが、相手のボールになった時こうして低く構えると、投げたボールがワンバウンドする可能性が高いし、自分の正面に来る確立も高く非常に受けやすいのです。ワンバウンドのボールに当たってもセーフなのは周知のルールですし、そのボールを自分のチームが拾う確立も高いのです。
当然のこととして、高学年の部はこのチームが優勝しました。

             

情熱と書かれた我が孫のチームの応援板、だけどその上に父兄が居たわけではありません。子ども達が造ったメッセージを誰かが適当に掲げていったという感じを受けます。『まごちゃんちーむ44』の44は4年4組だそうです。

孫はというと、3年生のチームを相手に逃げてばかり、なかなかうまく逃げおうせるのですが、一切ボールを受けようとはしません。おそらく受けるのが下手なので絶対に受けるなと言われていたのでしょう。

孫は結局一試合に出ただけでしたが、このチーム中学年の部で準優勝でした。

             

閉会式、子ども達も疲れているのか、やはり開会式より緊張感がありません。

この大会で凄いなと思ったのは、出場チームが各学校の上手な子どもを集めただけの代表チームではなく、学級単位で出場していることです。だから我が孫のようにただ逃げるだけで、戦力にもならない子でも出場できたのです。

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