ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

教王護国寺Ⅱ

2007-05-25 06:21:21 | 
『教王護国寺』の呼び名は正式法人名ですが、『東寺』という呼び名は建立当時からの歴史的名称だそうです。

桓武天皇が8世紀末に平安遷都して、王城鎮護・国家鎮護のため羅城門の左右にそれぞれ東寺と西寺を建立しました。

平安遷都や羅城門やこの東寺の建立、当時の庶民の生活などは、澤田ふじ子著『天の鎖』に描かれています。

       

これは教王護国寺の社務所の当たる建物、訪れる人も少なくひっそりとしていますが、なかなか立派な建物です。

       

並んでこの建物、正面に菊の御紋が透かして見えます。

     

小子坊とか・・・昭和9年ですから、皇国史観が盛大な時代に建てられたので御紋などが描かれているのでしょうね。

       

こちらは南大門、焼肉屋ではありません。
東大門・南大門と見ましたが、西や北にも門があるのでしょうか?

歩いた感覚では、北には門がありそうでしたが、西には上のような院が並んでいるので、門は無さそうです。

     

こちらは金堂。こうやって撮ってる建物は無料で見てるのですが、五重塔の近くには拝観料を払わないと行けません。

       

時間的な余裕もなかったし、曇天なので写真もきれいに撮れてないし、料金の要る所には行きませんでした。
何故かお金のかかる所の方が人が多かった。

       

校倉造りの『宝蔵』です。

     

最後に弘法大師様の貴重なお言葉を・・・“自分のことは後にする”なんて『時代おくれ』の歌詞みたい・・・じゃなくてパクッたのは後者の方か!?

又、天気のいい日に出直したいものです。