徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

平家の落人伝説の地を歩く(早朝散歩クラブ2017年納会)

2017-12-29 11:37:29 | Weblog
 昨日はここ数年、年末の恒例となっている早朝散歩クラブの紀伊半島リアス式海岸を歩くシリーズへ出かけてきました。
 今年は局ケ頂(つぼねがちょう)~西峰を経由して塩竈浜(しゅうがはま)~赤鼻岩分岐へ向け登り返して局ケ頂~相賀(おおか)浦~礫浦(さざらうら)~バスでショートカット~相賀浦口から駐車スペース

 午前中の局ケ頂上と塩竈浜は完全な登山です。
 金華山より低い山ですがアップダウンが多いし急登もあったりして楽しい。
 登山の途中に浜に立ち寄ったり、熊野灘のリアス式海岸を見ながらの歩きは岐阜では味わえない山歩きでした。
 とてもよい山なのですが道中我々以外の人に会うことは会いませんでした・・・
 局ケ頂は平家の落人のお局様が逃げ延びた地ですし、塩竈浜は平家の落人が製塩をしたという伝説の地です。
 風景良し伝説もある魅力的な山なのですので、人気の山になってもいいのにと思います。
 山から下りたところは相賀浦、砂州地形の潟湖の周囲にある集落です。
 以前は相賀浦と相賀竈に分かれていて相賀竈は平家の落人が流れ着き製塩をしていた集落です。
 砂州の内側に広がる集落は熊野灘のリアス式海岸沿いに広がる集落らしく狭いところに軒が連なる密着集落です。
 相賀浦ではサンマ寿司を購入して腹ごしらえをしてから砂州を辿り礫浦へ。
 礫浦の集落を散策後は南伊勢町の町営バスに飛び乗り相賀の手前まで行き、そこから駐車場所まで歩き散歩を終えました。
 いつものように気になったことをブログに物切れに書いていこうと思います(管理人)


帰宅後ネットで相賀浦や局ケ頂上のことを調べていたら相賀浦のことが詳しく書かれた論文を発見。
平家の落人伝説のことも書かれていますし浦方は漁業を行う集落のことを示し、竃方は漁業権を持たず製塩を行っていた集落のことを示していることが分かります。
昨年と今年歩いた集落の民俗的なことが書かれていて大変興味深い内容となっています。
浦方と竃方 ――伊勢志摩リアス式海岸部における「海村」――

ルート


稜線にあがると熊野灘が見下ろせます


塩竈浜


塩竈浜からの登りは急登、登りがいがあります






赤鼻岩分岐からみる局ケ頂


熊野灘を眺めながらの山歩きは最高です。


相賀浦へ向かう途中から見下ろせる浜、ルートファイトをして二つの浜へ行くことも少しだけ考えましたが単なる登山となるというふりかけさんとTさんの意見で即諦めました!


相賀浦の集落 砂州が見えます。


相賀浦の集落、漁村らし路地があります


礫浦、釣りを終えて帰ってくる釣り人をみて皆さん楽しめたかな~と思いながら写真を撮りました


楽しくなさそうなところはバスで移動。


相賀の砂州にて、来年は何処を歩こうかな





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ふりかけ)
2017-12-30 17:51:58
前半の山、後半の海 おもしろかったですね。
論文大変参考になりました。
それではよいお年を
返信する
Unknown (管理人)
2017-12-30 21:38:02
ふりかけ 様
山あり海ありお得な旅でした。
来年は何処に行きましょう?
返信する

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