おはようございます。
私は学校と社会は分離できない、表裏一体と考えています。学校は立派な社会のひとつであり、会社でする仕事は常に勉強の繰り返しです。トヨタの生産管理または製造管理は習得すべき能力であり、正しい勉強法です。仲間との雑談もブレーンストーミングです。勉強できます。
コンピュータサロンのこの分類の記事は学校に来た友人や知人の講演のまとめやプレゼン資料でした。学校のサーバーにビデオをファイルしたため、今は講演の実写ビデオは表示されません。希望が多かった職業に関する記事、アニメータのお仕事を少し直し、下記に掲載します。
『アニメとはアニメーションの略です。即ち動画の意味です。アニメータとはアニメ製作用ソフトの意味もありますが、一般にアニメの絵を書く職業です。通常の動画は毎秒30枚程度の絵でできています。1時間の作品は60×60×30、途方もない枚数です。漫画なら遥かに少ない枚数です。
漫画とアニメの職業は両方とも絵を書く仕事ですが、枚数の違いから、ビジネスの仕組みが違います。漫画がヒットするとテレビアニメになり、実写映画もヒットします。実写映画からアニメ、アニメから漫画のヒット作品はあまりありません。
一般にアニメータは長時間労働、休日はなくなります。アニメは映画やテレビやゲーム関連の仕事です。もっとも、仕事は全てハードです。アニメ製作は机仕事です。外回りの営業や点検作業より体力的に楽であり、お客相手でなく、電話説明員より楽でしょう。
アニメータの問題点は安い時給です。最初の３ヶ月間、毎日朝から夜まで働 いて、手取りは月３万から５万円程度です。週１回の家庭教師で貰える金額です 。勤め始めの２、３年間、見習い仕事です。月１２万円前後が普通です。最低賃金並みであり、大卒や専修学校卒でも、高校生以下が普通と言うわけです。』
10年ほど前、非常勤の高校ではアニメクラブが人気。アニメータ志望の数人が情報クラブを覗きに来ました。顧問に行かされたよう。ゲームや漫画が好きな彼女らはその専修学校を志望していました。以前、実名ブログでも書いたように、下絵を描く職業の犬仲間がいました。
夫婦は仕事で知り合い、結婚。奥様は仕事が大変すぎて退職。旦那様は会社を継続。でも、徹夜が多い激務のため身体を壊したそうです。自分を騙し騙し、仕事を続けている、アニメータやアニメの仕事は勧められないと言いました。今日は2人のご健勝を祈り、南無大師金剛遍照。
今日はここまでにします。
