テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



昨日、竹内先生のマトリョミン体験講座のお手伝い(マーブルの演奏ほか、新型マトリョミンを使っての体験コーナー分担指導)に行ったら、回路製造している会社の方々が見学に来られていた。

で、準備に忙しそうな先生にではなく、その会社の方(もしかして社長?)に聞いてみた。

やっぱり、電池残量が少なくなると通常緑に輝くスイッチON時のLEDが赤くなるそうだ。
(電池切れでランプが赤くなった写真つきのすよんよんさんのブログ・・・思いつくまま・・・記事はこちら

本番前に電池残量が気になって中途半端な電池だらけになることが無くなった。人前で演奏しようという人たちにとっては、とてもよい工夫だ。
「ありゃりゃりゃ、なんかヘンは音がする。電池かなー。」などといいながらあわてて電池交換するのは演奏直前とかにはかっこ悪かった。

あと、回路基板上アンテナの手前に回路パターンとして形成されている蚊取り線香のような渦巻きコイルの役割も聞いてしまった。もしかして企業秘密かもしれないのでその機能はナイショ。(旧型でも同じことなのかもしれないが、この渦巻きが見えておもしろい。)。

上記に関する新型マトリョミンについての記事はこちら


・9/14のボナペティでのミニコンサート、大山氏撮影による写真少しだけUPしました。こちら

・10月期のマトリョミン講座ですが、一昨日現在、10月の3回連続講座で1席、11月から12月頭の講座にはまだ5席の空きがあります。昨日の講座等で、新型のチューニング操作への対応もバッチリです(演奏方法については新旧変わりはありませんが新型のほうが、若干演奏しやすいです。)。

・ちょっと小耳にはさんだ情報・・・いますぐ新型注文すれば10月末くらいには発送されそう。ただし残りわずかな在庫台数を逃すと、次の出荷は12月くらいになってしまうようなお話が漏れ聞こえてきました・・・。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




「昨日(2005年9月17日)のお寺のホールはとてもよい響き(残響)で心地よい演奏ができました。

お客様も超満員で立ち見も出る状況は14日のボナペティと同じ。

遠くからわざわざお越しいただきました皆様、本当にありがとうございました。
昨日のニチェボー!は、ややあわただしく、曲数も少なかったですが、またの機会にじっくりお楽しみいただければ、と思います。

それから、メンバーの一人のために企画したサプライズ合唱にもお客様がみなさん参加していただけたのも、タイヘン嬉しい出来事でした。
おつきあいいただきまして、ありがとうございました。

またまた、最後になりましたが、チェロリン村村長土谷さん、ありがとうございました。」

相田

コメント ( 13 ) | Trackback ( 0 )




新型マトリョミンMatryominQT(ME03)をじっくりさわる機会を得たのでレポートする。

まず、外見で違うところ(ただし、正面からの見た目は旧型とまったく変わらない)。

1.調整ツマミ・・・後ろに3つのつまみがあった旧型だが、新型は一つになっている。これはスイッチ兼用ボリューム。

2.LEDランプ・・・スイッチをひねると緑のLEDが輝く。スイッチ切る瞬間に赤く光るのは、もしかして電池の状態をこれでチェックできるようにしているせいかも(不明・・・やっぱりそうでした・・・2005.9.20追記・・・こちら参照)。

3.イヤホン端子(ミニプラグ)が二つ(これまではなし)・・・一つはイヤホンを差し込むと本体内蔵のスピーカーがミュートされる端子で、もうひとつはそうでないもの。こちらはラインアウト(外部アンプへの接続用)を兼ねているようだ。旧型のラインアウトはRCA端子だったが、新型はミニプラグだ。

4.音色切り替えスイッチ・・・brilliantという音色に変更できるスイッチ。その名のとおり、明るい音色になる。大勢に聞いてもらうときなどによいようだ。

5.底版が金属板に・・・旧型のアルミ箔貼り付けから、大きく質感および実用性がアップしている。これで底のアルミがはがれる心配がなくなった。

6.底にチューニングつまみ・・・演奏(準備)上、最も重要な変更点。いちいち右手でつまみを回していた旧型からの大きな改良。マトリョミンを支えている左手の人差し指で前後に回す。チューニング動作をしながらチューニングをとることができる。仮に演奏中に大きくチューニングが変動した場合などでも対応可能だ。


フタを開けると・・・

7.なな、なんと、基板が縦置きに。そしてこの基板からループになったアンテナが突き出ている。旧型のようにフタを開けるときにクリップの断線などに気を使わずによくなった。
よーく見ると基板にコイルがパターン形成されている。表面実装の部品もちょっと見えて嬉しかった。当然電池ボックスの形状や置き方も違っている。電池の出し入れは旧型よりちょっと不便だが、このくらいはいたし方ない。


演奏してみると・・・

8.まずはチューニングが簡単。ちょっと操作に慣れは必要だが、つまみを大きく動かすことができる(とても微妙なつまみ回しが必要だった旧型からの大きな改善点)。

9.演奏によく使う中音域でのオクターブ幅が広くとられている(全体の音域は5オクターブ超あった)。旧型マトリョミンはよくチューニングをとっても、1オクターブ変化させる距離がテルミン(イーサウェーブテルミン)に比べて短かった。新型は少なくとも中音域においてこれが拡げられている。したがって1音変化に使える距離が大きくとれるので、演奏が楽になっている。テルミン式の指使い(竹内正実氏のテルミン教則本で教えられている手首と指を使う演奏法)がテルミンにほぼ近い形で行える。

(2005.9.20追記)10.佐藤教授のブログに書いてあったので思い出した、そうそう、旧型に比較して、高音で音量(音圧)が落ちない。


感想は外見以外、別物といっていいような大改良。これだけ進歩していれば、コストアップは仕方ないと思わせる出来であった。
お待ちになられた方はその甲斐があったことと思う。

ただ、旧型の大変クリティカルなチューニングや、新型よりも多い手作り感を愛する方も多いだろう。
「旧型マトリョミン使い」ということで世間の尊敬を浴びる日も遠くないかも。
旧型オーナー仲間の皆さん!、団結ガンバロー!といいながらこっそり新型に乗り換えたりして。

音色は1台だけしか聞いていないのでなんともいえないが、私が弾いたものはちょっとカタメの音色だった。これは個体ごとに違うのでたくさんの新型を聞いてみないとわからない。



・今日の今日だが、佐藤沙恵さんの今日のライブでも新型マトリョミンが登場するらしい(ご紹介)・・・詳細はこちら

・あさっての竹内正実氏(マトリョミン開発製造者)による1日体験講座では新型の試奏ができるようだ。
■講座名:「マトリョミン」ってなんだろう
■会場:池袋コミュニティ・カレッジ
     東京都豊島区南池袋1-28-1 池袋西武イルムス館8,9F
■日時:9/18(日)
      Aクラス:14:30-15:30
      Bクラス:15:45-16:45
■講師:竹内正実(テルミン演奏・研究家、Mandarin Electron代表)、
     マトリョミン・アンサンブル「マーブル」
■受講料:2,625円(会員・一般とも、各1回)
■備考:チューニング合わせ方や演奏法に関する細かなレクチャーはありません。
     演奏をご覧いただくのと、気軽な演奏体験を主な内容としております。
■主催、お申し込み、お問い合わせ:池袋コミュニティ・カレッジ
    Tel.: 03-5949-5488
     http://www.seibu.co.jp/c_college/
     http://www.seibu.co.jp/c_college/topics/index.html

・まだあるマトリョミン演奏
17日(土曜日)お寺のホールでニチェボー!を聞こう。15時からトップバッターです。詳細はこちら




コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




「昨日のボナペティでのライブ、入りを心配しておりましたが、あんなにもたくさんの方々に足を運んでいただいて感謝感激いたしております。
おそらく、最終的には60名を超える方々においでいただいていたようです。



おこしいただきましたみなさま、本当にありがとうございました。


『楽しかった』と言っていただけて、とてもうれしく思いました。
たくさんの暖かい拍手に胸が熱くなりました。


最後になりましたが、
チェロリン村村長さん、演奏の場を与えていただき、
ありがとうございました。」

相田拝
















以下にとりあげていただいたブログ(探せた限り)をご紹介。
(トラバ、コメントしまくります。)

WELCOME TO THE KURUKURU POM! SHOW

NoMoToの日記

マエストロノタマゴ

テルミンの彼方へ

日刊すなっぷすてぃっく

naokao Gallery

tajimak登場

電柱のある景色

コトトコ放課後の絵日記


写真撮影 大山ひろし氏(お名前の漢字が???)
・キヤノンEOS 20D EF-S   17-85mm F4-5.6 IS USM
・コニカミノルタα Sweet DIGITAL   AF85/1.4(D)

(「もっといい写真をたくさん撮っていただいておりますが、とりあえず説明的なものをUPいたしました。」こちろう)

さて、問題です。4枚の写真のなかに、なにかがおかしいものが1枚あります。さてそれはどの写真でどこがおかしいのでしょうか。回答はそのうち当ブログの記事で発表します。(2005.9.20追記)

コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )




新型のマトリョミンがいよいよオーナーのもとに届き始めたようだ。

聞くところによると単にチューニングが楽なだけでなく、演奏もしやすいらしい。あるテルミン弾きの方が「(イーサウェーブ)テルミンより弾きやすい」などとおっしゃってたが、本当ならスゴイ。
さすが、「世界戦略商品(開発者談)」!


新型マトリョミンが届いてうれしいオーナーのブログ

Mishmash Club

hbkr

思いつくまま



「いよいよ明日」と言ってたら、もう今日になってしまった。
ボナペティでのライブ

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )




「テルミンとマトリョミンのライブ、いよいよ明日になりました。
たくさんの方におこしいただければ、幸いです。夜7:20開演です。」

・当ブログでの告知は こちら と こちら

・チェロリン村(主催)のホームページで案内されています。

・ボナペティ(会場)のホームページにもスケジュール
 UPされています。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




★こちろう(相田康一郎)の今後の活動は こちら


☆ニチェボー!の今後の予定は こちら

・ニチェボー!とはマトリョミン・アンサンブルのことである。
 その詳細はこちら


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日、東急セミナーBE渋谷にて「マトリョミンってどう弾くの?」1日体験講座2コマを行った。(写真は講座終了後、自然発生的に行われたマトリョミン撮影会の一コマ・・・演奏者や講師には全然人気なく、人気者になっていたのはマトリョミンのみ。)

今回はFOT東京サロンで4月と6月にお会いしたマトリョミン・オーナーの方や、ブログで交流のあった静岡(浜松かな?)の方も受講され、こちらもなんだか気楽になってしまった。

今日の体験講座で、マトリョミンの楽しさを感じていただき、お一人でも多くの方が新たにマトリョミン・オーナーになられて、演奏を楽しむようになっていただければ大変な幸せである。

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )




カラオケ屋を集合練習の場所にときどき使う。

楽器持込についてとやかく言われたことはこれまでない。

店員も心得たもので、テルミンやマトリョミンの怪しい演奏姿を見ても、皆、平然としている。

ただ、カラオケ屋の部屋の防音は、結構いい加減で、隣とかでがなりたてていると、相当やかましい。
カラオケ屋で隣の部屋に「歌がウルサイ!」と怒鳴り込むわけにもいかず、おとなしい音のマトリョミンは苦労する。

でも、昼間のカラオケ屋は異常に安い。安くて人から文句を言われない練習会場、それがカラオケ屋である。

今日の東急セミナーBE渋谷でのマトリョミン1日体験講座の前もカラオケ屋でリハ予定。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




当ブログ、というより、テルミン界で「教授」といえば、佐藤沙恵さんのことである。


教授のライブが来週末16日(金曜日)行われる。ゲストはマリンバなどの打楽器バンドであるオムトン

詳細は教授のブログをどうぞ。


教授には14日(水)、 17日(土)もニチェボー!(マトリョミン・アンサンブル)に参加してもらう。

「正しい教授ファン(追っかけ?)ならば、この教授ラッシュを見逃さないよう、全部聞きに行くべきでしょう。ニチェボー!は14日と17日では違う曲を演奏します。」

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »