テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



「ライアーをやってます。」『は?、ライアー?、ライアーって何ですか?』と聞き返したのは1ヶ月半ほどまえのことであった。こんなに早くライアーを実際に聞くことになるとは思わなかった。
この楽器、千と千尋の主題歌で有名になった木村弓さんが膝の上に置いて弾き語りしていた竪琴(って言っていいのかどうかわからないが、、)をイメージするのがわかりやすい。

4/23(日)にスコットホールで開かれた「ライアー響会 会員のための交流コンサート」をそのコンサートに出演する方(冒頭の会話のお相手)から教えていただき、楽しみにして出かけたのであった。

なんとも「繊細」としかいいようのない音色であり演奏である。美しく可憐ではかなげで、こわれやすいガラスのような音楽が教会ホールに流れていくさまに、くーっと心が引き込まれていくような感覚であった。
基本的に演奏は抑制的であり、微弱音、音の消え入りを大切にしているところなどはテルミンに相通ずるところがある。
コンサートの終わりのご挨拶では、「・・・ライアーは演奏者のそのときどきの心を映し出す鏡である・・・」という趣旨の話が出てきて、「おー、これはいつもT師匠がおっしゃっていることではないか」、といたく感動した。

このホールでマトリョミンも優雅にやさしい響きを奏でることができるだろうか。


ニッチ度調査
Googleにおける検索ヒット数
・ライアー  約315,000件
      (ただし「うそつき」という意味のライアーなども多く含まれている)
参考
・テルミン  約312,000件
・マトリョミン 約30,100件
・ギター  約17,400,000件


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