突然、高校生の孫が
室戸岬の「廃校水族館」に行きたいと言い出して、
夏休みも残り少ないので
今日、早速出かけました。
9時過ぎに出かけて、2つの自動車道を乗り継いで
11時に道の駅「キラメッセ室戸」に
到着し、
道の駅の店内には
手作り感いっぱいのパンや
高知では天ぷらというさつま揚げが
揚げたてのホッカホカだったので
つい買ってしまいました。
美味しそうなイチジクです。
鯨館で捕鯨についての
展示を見ました。
入場料金を支払うと
ゴーグルのような眼鏡を渡してくれます。
羽差(はざし)とは
勢子船に乗った銛師(もりし)のことをいい
鯨に一番先に銛を打ち込み
捕った鯨を船に結びつけるなど、
危険で熟練を要する仕事を受け持ちます。
クジラの解体の様子です。
この勢子船に乗船し
特殊眼鏡を掛けると
360度パノラマのバーチャル体験が、始まります。
直ぐ近くでクジラが跳ねたり
海中でのクジラが見られたりで
わあーわあーきゃーきゃーの
初バーチャル体験でした。
外は良いお天気で
太平洋も空も青、青、青、・・・・
おまけに暑い・・・・・
道の駅から12~13分で
廃校水族館です。
廃校と言うから
木造のうらぶれた学校を、想像していましたが、
キレイなブルーに塗り直された学校でした。
営業時間をこんな形で表示していました。
この廃校水族館のコンセプトは
「みんなが通える学校」です。
2階に上がると
手洗い場が水槽になっていて
トコブシ、ナマコ、ヒトデなどを、
自由に触ることができ、子供たちは嬉しそう・・・・
廊下に跳び箱が・・・・・
と思ったら、水槽になっていました。
ゴンズイのかたまり
廊下に並ぶ水槽
たった50種類の魚が1000匹
いるだけの水族館
丸い水槽では、漁師の網にかかった亀が
泳いでいます。
怖い顔のウツボ
パイプの中に入っています。
グロックの中のタコ
職員が釣ってきたのかな?
エイがすいすい
イルカ などのアイドルはいません。
でも何故か賑わっています。
エイの顔のドアップ
タカアシガニは漁師が
脚が1本無くて売り物にならないからと
持って来てくれました。
4月26日のオープンで
8月12日には、当初の年間入場者目標の4万人を
突破したそうです。
外のプールには
シュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)が泳ぎ
アカウミガメには
フジツボやコケが付着したまま
アイドルを買うお金なし
知名度なし
人気生物なし
おまけに遠い
この4重苦の弱小水族館が
何故か賑わっている。
出てきたとき
郷愁に似たやすらぎを感じたのは
遠い昔の小学校を思い出したから
なのでしょうか?
今日も来てくださってありがとうございます。