夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

美人薄命の花・・・月下美人

2020年06月30日 20時48分26秒 | 月下美人


「立葵刃物研ぐ水吸ひつくす」 宇多 喜代子


(花の歳時記より)




梅雨空に
忙しなく餌を運んでいた親燕も一休み


もう親鳥と遜色ない大きさに育ち
見分けがつかない程になりました。

ただくちばしに白色が少しだけ残ります。

昨日のことです。見ると・・・・・・えっ!


親鳥が一度も寄り付かなかった
ティッシュ箱の建売住宅にツバメがいます。
数からいうと、雛鳥が巣から出て
建売住宅を内覧したようです。

そして今日、


巣から2mほど飛んで
右側の棚にいました。
卵から孵化したのが6月10日頃です。
巣立ちには約3週間かかるそうなので
今日、明日が巣立ちの時のようです。

ところが今日は
朝6時頃、凄い豪雨で・・・・・
屋根を打つ雨音にヤマト君も悲鳴のような
鳴き声を発っするほどで・・・・・
試験飛行をするには最悪の天候なのです。

どうやら巣立ちは明日のようです。



雨が小降りになったお昼前


アオスジアゲハ
ムーンライトファンタジーの密に寄ってきて

雨が降るからと・・・・・
食事をしないわけにはいかず・・・・・・
何度もムーンライトファンタジーの花に
止まるアオスジアゲハでした。



さて昨晩の
月下美人の開花ショウです。

これは昨日の夕方5時の様子です。

様子見に
夜8時20ごろ玄関ドアを開けると・・・・・


何とも言えない香りが漂っています。
やっぱり今夜咲くようです。


これは9時20分ごろ

月下美人が多肉植物だとは
知りませんでした。


この月下美人をくださった
お友達のかえしゃんは
10時頃に咲くと教えてくれましたが
まさしく、夜10時頃には満開状態になります。



去年は丁度、北海道から帰った7月12日の夜に
待ち構えていたように咲いて
感激しました。

今年は今まで感じなかった香りを
強く感じて、新たな感激でした。
夜咲いて、朝にはしぼんでしまう
名前の通りの美人薄命の花です。


今日も来てくださってありがとうございます。



大鉢騒動!

2020年06月29日 20時13分19秒 | ガーデニング

岩菲(がんぴ)

「人行きてすぐ木隠れや岩菲咲く」 村田 脩


(花の歳時記より)



今日は園芸店の店じまい
2日前です。
以前から目を付けていたこの


大鉢 27,500円を半額で手に入れました。

この鉢、私が押してもびくともしない重さ・・・・
オッサン2をやっと説得して
軽トラで来ましたが
男性2人でもなかなか持ち上がりません。

結局、鉢に植わっている多肉植物と
土を取り除いて、軽トラに乗せようということになり
1時間後に再来店して
男性二人がかりでやっと、軽トラに
乗せることが出来ましたが
中の土を取り除いても、
優に100㎏近くはありそうなこの大鉢を
どのようにして
マイガーデンまで運ぶのかが、問題です。
頼れるのはオッサン2、ただ一人。

家に着くと
軽トラを、雑草が生える杉林の中に
乗り入れて行くオッサン2。
軽トラが隠れてしまいそうな程の雑草を
踏み倒しながら行く、さすが4WDの軽トラです。

無事に柵の外側ですが、
着地に成功! オッサン2様様です。

その後柵を外して、大鉢を回しながらやっと
中に入れることが出来ました。

マイガーデンに鎮座する大鉢。

この大鉢、高さが85㎝くらいあります。
さあこの中に何を植えましょうか・・・・


この鉢に植えられていた
多肉植物は・・・・・

こんなにたくさんあります。
多肉植物は上手く育てられないので
そんなに興味がないのですが・・・・・
右の赤黒い大きな多肉は「黒法師」と言って
お値段もお高いようです。

さてこの多肉植物をどうしましょう
悩んだ末にこうなりました。

ただ置いただけ・・・・
センスもへったくれもありゃしない。

黒法師はなかなか育てるのが難しくて
買っても、枯らしてしまう人が多いらしいのですが・・・・
さて元気に育ってくれるでしょうか?


さてさて
多肉騒動をしているそばで
だらりと下げていた首をもたげて
今夜にも咲きそうな花が・・・・・


月下美人です。
このように先が開きかけてきたら
今夜いよいよ咲きそうです。

その様子はまた明日のブログでね。


今日も来てくださってありがとうございます。



たくさん買っていました。

2020年06月28日 20時16分31秒 | ガーデニング


海紅豆(かいこうず)

「海紅豆二艘の水脈のせめぎあひ」 小林 貴子


(花の歳時記より)




この2~3日でたくさんの花を
買ったので、紹介します。

先ずはモネの庭のフラワーハウス
買った花は・・・・

クフェア・ラエビス 600円
従来のクフェアと花が全然違います。

「ジャーマンカモミールはないですか?」と
聞くと、無いとのことですが


このくたびれたローマンカモミール
出してきてくれました。
200円 ×2= 400円
花も葉っぱもリンゴの香りがし、
ジャーマンカモミールの一年草と違い
常緑の多年草だそうです。
花もジャーマンカモミールと似ています。
育て方に・・・・・横に這うように広がるとあるので
このくたびれた姿が本来の姿のようです。


タナセタム・ジャックポット 200円
花がかわいかったから、即決でレジに持って行ったら
「これは一年草ですがいいですか?」と
言われましたが、可愛さに負けてつい
「いいです。種を採りますから」と言って
連れ帰ってしまいました。
ネットで育て方を見ていたら
宿根草(耐寒性多年草)と書いてあるではありませんか
お店の人もたまには間違えるんだ・・・・
でも連れ帰って本当に良かった!
2ポットにしておけばよかった。


モネの庭からの帰り道
オッサン2の用事で種苗店に寄ることに
丁度、5のつく25日は、花苗が2割引になります。
ラッキー!!
それで選んだのは・・・・・・

アイビーゼラニューム 750円
これはセール品になっていたので
もう割引はありません。
このアイビーゼラニュームは
葉っぱが美しいからお値段が高いようです。

この紫陽花は、お友達の庭にあったものと
同じような気がします。


常山アジサイ 980円 → 784円
咲いた花は星のようなキレイな形をしていて
秋ごろに光沢のある青い実がなるので
「碧のひとみ」という名前もあります。
でもでも本当は
ディクロアという花木で
紫陽花ではなくて、近縁の仲間だそうです。


そして昨日、JAで買ったのは

日日草の白と

薄いピンク
100円 × 10 = 1,000円


そして今日、買ったのは
店じまいする園芸店で半額の・・・・・


ユッカ・バリエガータ 半額で1,760円


アガベ 半額で1,925円

このアガベは、たまたまローカルニュースを
見ていたら、香川県の方が30年かかってやっと
花が咲いたと言っていました。


私が生きている間には花は咲かないと
思いますが、この斑入り葉が
希少品種らしくて、赤いトゲも美しいと
思ったからです。

ユッカはモネの庭で
たまたま花が咲いていたのを見たから・・・・
2つとも大きくなるけれど・・・・・
まあ庭のアクセントになればいいかなと・・・・・

アンゲロニア
半額で 165 × 4=660円
と 半額で    192円



この4日間でのお支払い合計は 9,124円 でした。

案外買っちゃっているのですね
でも10万円も入ったことだし・・・・
経済活性化の一役を担っていると思えば
 良いのです。


今日も来てくださってありがとうございます。



北川村モネの庭マルモッタン「ボルディゲラの庭」

2020年06月27日 20時24分52秒 | モネの庭マルモッタン

20周年記念として、リニューアルされた
ボルディゲラの庭



モネは43歳の時、北イタリアの地中海沿岸の町
ボルディゲラで光と色彩に魅了され、
多くの作品を残しました。










ボルディゲラの庭
その光り輝くモネの作品と
地中海の世界から発想して造られた
世界で1つのオリジナルの庭です。


地中海をイメージして
たくさんの石、岩で造られた庭です。


以前も石が敷き詰められていましたが
ここは日本の高知県。
地中海気候と違い、雨の多い気候の為に
石の間から草木が茂り
だんだんとイメージのズレが生じていました。



そこでまた新たに石や岩を投入して
リニューアルしました。


丘の上にある

リヴィエラの小屋はカフェになっていて
その庭には
高知県民から寄贈された
樹齢100年のオリーブの木が植えられています。




ユッカ(君代蘭)でしょうか?







パリのブローニュの森を
思わせる森を抜けて行った丘の上に
ボルディゲラの庭はあります。






ジヴェルニーと北川村では
気候条件も育つ植物も違います。
その中でモネの精神をどう表現するか
モネの世界観を大切にした北川村ならではの
モネの庭をどうか一度訪れてみて下さい。




今日も来てくださってありがとうございます。




北川村モネの庭マルモッタン「水の庭」

2020年06月26日 21時29分24秒 | モネの庭マルモッタン

モネの庭マルモッタンに来るのは
これでもう5回目位だと思います。
訪れる時期によって
咲いている花も違います。
前回訪れた時は4月でした。

今回、「水の庭」の入り口の係の女性が
「青い睡蓮の見頃は1週間後です」と
教えてくれました。

このチケットの睡蓮がそうです。

モネが咲かせたいと願い続けた「青い睡蓮」は
ジヴェルニーでは気候の関係で咲かせることが
できませんでしたが、北川村では
6月下旬~10月下旬頃まで
美しい花を咲かせます。


チケット売り場から、階段を上がった所にある


水のカーテンの上には百合が
咲いていました。


赤い睡蓮が咲いています。
フランス・ジヴェルニーのモネの庭から
株分けされた睡蓮でしょうか?




2年振りに訪れましたが
以前より池が狭くなっているように感じます。
岸辺の水草が増えたのでしょうか。





この蓮が初々しい乙女のようで
超かわいい!





モネは43歳から生涯の半分をこの庭と
アトリエのある邸宅で過ごし
創作以外の時間を庭仕事に充てていたといいます。





グリーンに塗られたボートも絵になります。


北川村「モネの庭マルモッタン」
世界で唯一「モネの庭」と名乗ることが
許されています。

今回も残念ながら
「青い睡蓮」を見ることができませんでしたが、
美味しい食事と、美しい花を愛でることができる
「モネの庭マルモッタン」
牧野植物園と共に、私の大好きな場所です。


明日はリニューアルした
「ボルディゲラの庭」を紹介します。


今日も来てくださってありがとうございます。