牧野富太郎
植物画コレクション
サネカズラ(マツブサ科)
西野 猪久馬 画
関東以南の本州、四国、九州から中国まで分布する木本性の
蔓植物で、8月に花をつける。
別名をビナン(美男)カズラともいうが、蔓から粘液を採り、
それを整髪料に使用していたことに由来すると言う。
マルミノギンリョウソウ(シャクジョウソウ科)
山田 壽雄 画
日本全域の暗く湿った林下に生える腐生植物で、図から分かるように
その姿から別名「ユウレイタケ」の名もある。
葉緑体を持たず、全草白色である。
花は5~8月に咲く。
チャノキ(ツバキ科)
山田 壽雄 画 川崎 哲也 補正
中国南部が原産の常緑樹で、その葉は飲料の「茶」
として利用されることでよく知られる。
日本では古くから薬用としても栽培された。
ウスギツワブキ(キク科)
山田 壽雄 画
初冬の10月から12月にかけて黄色い花をつける
ツワブキは北陸地方以南の海岸の岩上などに
生える多年草で、佐渡島が分布北限とされている。
この図は花が通常のものより薄い「薄黄」の
ツワブキを描いたもの。
牧野富太郎 略年譜
1890年明治23年28歳 自費出版「日本植物志図篇」が東京大学で出版予定の
著作物と競合するという理由で、大学への出入りを
禁じられる。
1893年明治26年31歳 帝国大学理科大学助手となる。
1899年明治32年37歳 「新撰日本植物図説」刊行を始める。
1905年明治38年43歳 経済困窮、アメリカのカーネギー財団へ補助金を
要請する。
1913年大正2年51歳 ドイツの植物学者エングラーと日光で植物採取。
1916年大正5年54歳 経済極度に困難。東京朝日新聞に窮状の記事が出る。
☆13人の子供を抱え家計は困窮の一途に。
家賃が払えず、転居を繰り返すこと30回
次回に続く
小さい花。
シンホリカルボス
本当に小さい花です。
この
ケイビランといい勝負です。
ウインターコスモス
ずーっと咲いていますが、段々花が小さくなって
いるような気がします。
久し振りに咲いたバラ
フェルゼン伯爵
お友達からラインで画像を頂きました。
キレイに咲いた朝顔です。
同じ種を頂いたのですが・・・・
それがこれです。
猪用の柵に絡ませていますが
まだ咲いてはいないようです。
そろそろ咲くのかなあ・・・・
今日も来てくださってありがとうございます。