夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

草木染め・・・藍の生葉で染めてみよう!

2019年09月28日 21時06分23秒 | 草木染め

今日は
牧野植物園で
「草木染め・・・・藍の生葉で染めてみよう!」
ということで、草木染めに挑戦しました。
参加費は千円でした。

まず最初は
「ふむふむ広場」に行って藍を観察して採集しました。






藍はタデ科イヌタデ属の一年生植物です。
ここで各自藍の茎を2本摘み取りました。





先生が育てた藍を持って来ていました。

シルクのハンカチを染めるグループと
エコバッグを染めるグループとに分かれて
作業をします。

私は叩き染のエコバッグにしました。

まずコットンバッグの中に
厚めの新聞紙を入れて、裏側に色素が
写らないようにします。
それから自分好みの模様に藍の生葉を
レイアウトします。
その上からラップをかぶせて
端をマスキングテープで動かないように止めます。


ラップの上から葉を石でトントンと叩きます。
(生葉の水分がなくなり、
パリパリののりみたいになるまで)


ラップと生葉を剥がしました。
葉の部分が白くなっているところは
叩きが足りないようです。
かなり叩いたんだけどなあ~

裏側はこんな模様にします。
表と同じように石で叩きます。

かなり叩きました。
これは日頃のストレスが溜まっている人向きです。


ラップを剝がして生葉のカスを取り除いて


石鹼水で水洗いし、水が濁らなくなったら
取り出して水分をとり、陰干しをします。





一方、浸し染は・・・・・


生葉をすり鉢で粘りが出るまで、水を加えながら
すり、ザルで濾します。

そこに更に水を加えて
シルクのハンカチを手で揉みこみながら
20分ほど染めます。

子供も参加して染めていました。

水洗いして色が流れ出なくなったら
水分をとり、陰干しします。

一般的な藍色ではなくて
ブルーにちかい色です。

徳島県の藍染は、乾燥したアイ葉を室のなかで
数か月かけて醗酵させてすくも(藍玉)を造り
更にそれを臼でつき固めて藍玉をつくり
これを利用したもので
この方法だと木綿にも濃く染めることが
できるそうです。

藍染した布は、抗菌性、消臭性に優れており
虫食いを受けにくく、保存性が高くまた
耐火性も高く、江戸時代の火消し用半纏、
日本国有鉄道の蒸気機関車乗員の制服
などに用いられたそうです。


こんな感じに染め上がりました。

夢中で仕上げましたが
もうしばらく石で叩けば上の右の方のように
緑の色がハッキリ出たと思います。

でも楽しい体験をしました。
これからも新しい何かに挑戦して
充実した人生にしたいものです。


今日も来てくださってありがとうございます。