白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

泣きそう

2007-01-09 15:36:36 | 仕事
最近仕事に行くのが怖い。

できないことを任されることほど、ストレスを感じることはない。
ストレスだけじゃない、自己嫌悪に陥る。

だいたいねぇ、私はまだ仕事を始めて1年ちょっとなんだよ。
まだまだ知らないことだらけで新入社員同然なのに、がんがん責任の思い仕事を任されてできるわけないじゃないかぁ~~~!

問題は離職率が高いこと。
私が入社した時にいた社員はどんどん辞めて、もうほとんどいない。
代わりに新しいのが何人も入ってきた。
気づけば社員の半分以上は私よりあとに入った人なんだもん、信じられん。

だから1年ちょっとでも、先輩なわけで責任のある仕事を任されることになる。

今は4つの会社を掛け持ちで監査している。
どれも私が監査チーム責任者をやらされている。

これがまた、一人で小さい会社を任されるのと、大き目の会社の監査チーム責任者になるのとでは、苦労の度合いが違うわけです。

何も仕事はできんくせに、プライドだけは高い若い兄ちゃん姉ちゃんたちを教育するのは難しい。
それに大きい会社は、これまでに私が出くわしたことのない特殊なことが多くある。
右も左もわからんのにクライアントの対応は全部一手に任されている。

小さい会社の場合、やり取りは相手方の会計係りの人とだけ。
あっという間に会計係りの人と仲良くなって、そんなに緊張することはない。
でも大きい会社の場合、すべてにおいて代表者がちがう。
専属弁護士さんと連絡をとることも、しょっちゅうある。
肩書きの偉い人と話すのは、必要以上に緊張する。
下手な英語が余計に下手になる。

E-メールもガンガン入ってくるし、電話もじゃんじゃんかかってくるし、もうやめてくれぇ~~~っと叫びたくなる。

完全に私のキャパシティーを超えてるのよ。

今日なんて、優先株について話があると言われ電話をしたものの、だいたい優先株の会計処理の仕方すらよくわかってないのに、話を聞いてもチンプンカンプン。
「約束手形$○○○分を、優先株に変換してどうのこうの。。。。」
あ~、もうだめ。
私には手におえない。
恥を捨てて大ボスに泣きついた。

「今○○さんと優先株について話をしているんですけど、意味が全然わからないので電話代わってもらえませんか?」

クライアントには同じことを2度説明させてしまった。

もう! できもしないやつに、こんな仕事を任せるほうがおかしいのよ!
っと怒ってはみるものの、役立たずな自分が情けなくって自己嫌悪に陥る。

もういやだぁ~、私にはできないよ、無理無理。
もっと簡単な仕事ちょうだい。

私さ、単純作業でいいから簡単な仕事がしたいな。
私にでもできる仕事どっかにないかなぁ。
できれば電話には出たくないし、外との交流は避けたい。

明日はどんな苦難が待ち受けているんだろう。
もう、泣きそう。