蕃神義雄 部族民通信

レヴィストロース著作悲しき熱帯、神話学4部作を紹介している。

明日にはyouもyoutuberに変身だ~4(最終回)

2020年10月15日 | 小説
2020年10月15日
何を動画にしてyoutubeに投稿するか。動画テーマの話です。

小筆(渡来部)にはこの質問に答える知識を持ち合わせておりませんし、この難問に回答するなどは僭越の極まりと畏れ入ってしまう。そこでなぜyoutube投稿を試みたかを説明し、「こうした起因もあるのか」と皆様への一助を目指したい。

Youtubeを見ながらそこに感じた優越は、表現力の圧倒です。
その源は「臨場感」にあると推し量っているわけですが、演者が目の前で何事かを説明する、そこに彼の個性と持ち前の説得力が加われば、ふと、人は聞き入ってしまう。この「引きずり込み」作用がyoutubeには備わり、ホームサイトでの文書、あるいは静止画像にはありません。
あくまで小筆が取り掛かっている社会科学系の文書の話ですが、書き下しの行と句が読者に知らせるのは「内容」です。「筆者」の個性がそこに漲る、読者がそれに感動する…こんな感興の場を作りえません。テキストの読者は、内容にこそ賛否の反応見せるけれど、筆者に対してのシンパシ(親近感)を覚える反応はありえません。文書にはのめり込んでも、そこに筆者という個性は見当たりません。youtube動画に付随する「引きずり込み作用」がありません。

小筆は考えた;
「ホームサイトのテキストと臨場感たっぷりの解説を加えたら、訪問者がウナギ登りになるに間違いなし」

10月2日に投稿開始、パソコンの前でほくそ笑んだ一人言葉は。
「訪問者の数がどんどん積み上がって、ヒカキンとか吉田製作所(いずれも人気サイト)に肩を並べるまでになるさ。いや待てよ、それは流石に無理だな。主題が堅苦しい上に時流に沿わないから、でも臨場感をもたせているから、投稿一週で50万人くらいは伸びる。それもアヤシイな5万でも満足、5000で妥協してやっても仕方ない」
そして今、4回目を終えたところで指折り数える程度です。不人気理由の解析をしているところですが、見つかっても改善できないところに潜む気がする。

Youtubeの画面には訪問の回数が出るから、皆さんも部族民の体たらくぶりを確かめに来てください。指折りが片手でできる動画とかろうじて両手を使う回、一部には足先まで動員する動画もあります。

こういう堅苦しい資料を作って、真面目風おじさんが説明しても訪問数が伸びるわけはない。

サルトル批判の資料(未投稿)

皆様にお薦めするのは;

1 ともかく動画と解説のパッケージを作ってyoutube投稿を始めてみたらいかがでしょうか。シキイは高くありません、GoogleIDを作って、youtube画面の(ラッパみたいなアイコン)をクリックすれば投稿できます。
2 「静止画像を引き伸ばし、解説する」を多用すれば費用はかかりません。静止画なら中級カメラでも十分、処理するパソコンもcore-i5なる一時代前のCPUでもこなせる。
3 テーマは個人的範囲でかまわないと思います。訪問者数に多寡に喜憂するは無意味です。
4 動画を撮影して、編集してMP4なる形式に落として公開する。この芸がいずれデジタルリテラシーとなり得る、今のうちから腕を磨くつもりで。




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