蕃神義雄 部族民通信

レヴィストロース著作悲しき熱帯、神話学4部作を紹介している。

フランス語のアクサン(accents)を正しく表す 一回読み切り

2021年09月14日 | 小説
(2021年9月14日)表記の課題には長年悩まされてきた。ようやく解決を見つけた。やり方を本ブログで克明報告いたします。
1 現状から:小筆のパソコン環境は基本ソフトにWindows10、言語アプリケーションにOffice365のWordを用いる。Wordでの第一選択言語は日本語、これには英語(米語)がデフォルトで付随している。日本語文章を打ちながら、アルファベットに切り替える要になると、キーボード左上の半角/全角を押す。解除はひらがなキーを押す。皆様ご存知の操作です。
2 このアルファベット綴りは英語を標準としています。故にaccent aigue, grave, circonflexeなどは打ち込めない。Garconはgarconのまま、cédilleをつけたgarçonには変換しません。もう少し例文をあげます。
<L’opposition fondamentale , generatrice de toutes les autres qui foisonnent dans les mythes et dont ces quatre tomes ont dresse l’inventaire , est celle meme qu’enonce Hamlet sous la forme d’une encore trop credule alternative. Car entre l’etre et le non-etre , il n’appartient pas à l’homme de choisir. >
これが打ち込の元文。フランス語ですが、形体はまるっきり英語です。フランス語に見せるにはaccentを乗せなければ、体裁が整わない。フランス語とは下の佇まいなのです。
<L’opposition fondamentale , génératrice de toutes les autres qui foisonnent dans les mythes et dont ces quatre tomes ont dressé l’inventaire , est celle même qu’énoncé Hamlet sous la forme d’une encore trop crédule alternative. Car entre l’être et le non-être, il n’appartient pas à l’homme de choisir. >(文章はレヴィストロース著、裸の男から引用)これが今まで出来なかった((T_T)

3 アルファベットで打ち込んだ文章をフランス語化する裏技、Gooblogで本日(2021年9月14日)この投稿で大公開!
Windows環境は上記として;
3-1 Wordを開いてファイル画面に入る
3-2 左下オプションを選択
3-3 言語を選択し、下窓の校正言語を選択
3-4 ルックダウンしてフランス語(フランス)をクリック
3-5 Windowsサービスがアプリのダウンロードに入る。数分かかる。念の為に終了後再起動する。これまでが環境の整備。

4 再起動すると(場合によっては)ウエルカム画面がフランス語化する。慌ててはならぬ。皆様にあってフランス語達人でしょうから甘受しよう。またWordのリボン、ルックダウン画面も仏語に化ける状況もある。リボンの左からFichier, Accueil, Insertion, Dessin…
なる語が列になる(写真)。ここでも慌てるな、理解しよう。例えばMise en pageを開けるとMarge, Orientation, Taille, Colonneなどと提示される。図もあるしなんとなく分かるから安心しよう。小筆は3台のパソコンに仏語アプリをインスタしたが、画面が仏語化したのは一台のみだった。なぜ他2台は日本語画面を保つかはWindowsの勝手。



リボンがフランス語化している。これも愛嬌です。

5 実際の校正は;
仏文の原稿をWordであけて校閲(révision)を開き校正(rédacteur)を起動する。画面右にrédacteurが開く(上写真)。初めはデフォルトの英語校正になるから校閲に戻って言語(langue)を選び校正言語(définir la langue de rédaction)窓にFrançaisが見えるからハイライトしてクリック。アラートのなんたらかんたらを無視してOKする。Orthographeを選び窓をクリックする。Grammaireも選ぶと完全校正。
時折、校正を入れない時がある。( )に挟まれた語、または日本語でtyチョギャォヴィみたいに出して、これをF10でアルファベット変換させた奴は読み取らないようだ。
以上です。

感慨:今まではフランス語のつもりで打って、それをデフォルトの英語校正が勝手に換えていた。Doncと打ったらDon’tに直してしまう。これを5年やってた。今日からはすっかり逆になって、アルファベットで英語打ちしてアプリが仏語に直してくれる。ありがたや~
注意、rédacteur画面でorthographe FRを選ぶ。この校正作業は一回のみです。校正案を選ぶ中で失敗すると取り返せない、再校正してくれない(Office7ではやってくれたが)。くれぐれも真剣勝負の心構えで。了

追:親族の基本構造の最終章Coclusionをまとめております。内容が大変興味深いので、紹介の一文をまとめています。彼岸開けにもブログ投稿を始めます。ご期待のほどよろしく。(蕃神)

味気ないから季節の写真を。ナス、百日草。

スーパーで売るナスは大ぶり、大味。コナスの寸法で採るのが秋ナスを味合う秘訣、このチビもあと一夜で食べごろ乙女ナス。


一夏楽しませてくれた百日草、少し元気がない。
コメント
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