金魚cafe

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出てこようとしてるトロンプルイユ

2017-10-09 13:48:59 | 芝居
京都府立芸術文化会館でヨーロッパ企画さんの「出てこようとしてるトロンプルイユ」を観に行ってきました。

トロンプルイユというのはだまし絵というのだそうです。

12時30分に開場で中に入りますと。

舞台がアトリエのようなセットで有名な絵画から不思議な絵?のキャンバスであふれていました。

舞台が始まるとここは1930年代のパリのモンマルトル。

道歩く人たちほぼ自称画家という街。

そのなかで絵だけで食べていけるのはほんの一握りという厳し~~い世界。

世に出られず亡くなった画家の屋根裏のアパルトマンなのだと。

そんな街なのに絵に理解のない大家さんが次の店子が入るからと家賃を滞納している自称画家さんたちに片づけるようにと命令します。

同じ屋根の下に住んでいても何を書いてるかまでは知らなかった画家さんたちが部屋にあふれている亡くなった画家さんの遺作だまし絵を見つけてのドタバタコメディーです。

いつもの線を引いたりゲートがあるわけではないけれどあっちの世界とこっちの世界があり、そのだまし絵というものに私たちまでだまされているのかいないのか?今はどこの世界?とこっちなの?あっちに行っちゃったのとあ~~~っ!!と思いながらずっと笑ってました。

ダヴィンチがでてきたり私でも髭だけはしってるサルバトーレ・ダリなど出てきて、私美術館に絵を観に行ったりはいたしますが専門的なことはわからないのでもし~派とかそういう専門的なことを知っていたら別の方向からも面白かっただろうなあと思います。

いつもは公演時間が90分ぐらいなのに今回は130分ぐらいでしたでしょうか。

ゆる~~い感じなのにテンポが良いというヨーロッパ企画さんの世界にしっかり漬かった130分はあっという間に過ぎていきました。

11月にも大阪のABCホールでありますのでよろしければぜひ。^^






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