金魚cafe

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江戸時代が面白いです。

2012-10-07 22:59:04 | 日記
「武士の家計簿」、「天地明察」を観に行って以来江戸時代って面白いなあと興味を持ちました。

もともと時代劇好きで、歴史は戦国時代より幕末好きなものですから、江戸時代って世界中で特異な時代だったということに興味を持ちました。

まず、戦争が無かった。

260年もそりゃもめごとはあったでしょうけど、国をひっくり返すようなものは起こらなかった。

よほどシステムがしっかりしてたんですね。

昨日TBSのラジオで「夢☆夢Engine!」というのを聴いていて国立博物館勤務して科学技術史を研究なさってる鈴木一義さんという方が出ていらして江戸時代の技術水準について話されました。

この前BSで蔵之介さんがナレーションなさった伊能忠敬が正確な日本地図を製作したことや、火うち石からライターを生み出したこと、鉄砲作っていた職人さんが戦が無いのでランプをつくったことなど非常に優れた方たちがいらっしゃいました。

一番すごいなあと思ったのがわざと失敗するからくり人形を作ったことです。

これが他の国でしたら絶対に壊れない完ぺきなものを作っちゃいます。

それが見世物小屋で毎日観に来てもらうため、同じではお客さんが飽きてしまうのでたまにからくり人形が失敗してみせる、そして明日はちゃんとやりますんでと次の日もお客さんに来てもらえるように何回かに1回失敗するように作るのだそうです。

そういえば日本のものってお庭などもキチンを左右対称ではないのでそういう余裕を大事にしてたんですね。

そのからくり人形の第一人者田中久重と言う方が東芝の創設者だそうです。

身分制度は確立した世の中ではあったけれど才能のある人はきちんと評価しているある意味そこは平等だったのですね。

ラジオを聴いていてただただすごいな~~と思った江戸時代。

歴史の時間サラッと教科書を読んだだけで次いきましょうではもったいなかったなあと思います。

知れば知るほど面白い江戸時代でした。