港から最も遠い赤岩展望台は、灯台から少し下がった崖の上に作られている。
此処も斜面はウトウの巣穴で一面に覆われている。
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崖に張り出した展望台から、足元を見ると、カモメが乱舞している。彼らは皆、夕刻に巣穴に帰ってくるウトウを待っていると言う。
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隣りの岩の絶壁にも、無数のカモメがイワシを嘴に銜えて帰ってくるウトウを待っている。遥か水面上を黒い影が集団で飛び去っていくのが見える。ウトウだろうか…。
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水面すれすれにいる黒い鳥、よく見ると水面に浮かんでいるのもいるようだ。まさかオロロン鳥ではあるまい。ウミウほどには首が長くない。ウトウにしては体が大きいようだし。
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中央に突っ立っている岩が、赤岩である。高さ数10mはある。この岩は、かつてはオロロン鳥(ウミガラス)が鈴なりに棲息していたという。周囲にも多数見られたそうである。
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海上を船で来る観光客のために見せたそうですが、船で近くに寄り脅かすと、ウミガラスが一斉に飛び立ち壮観であったそうです。それを繰り返したために、住み着かなくなったとも言われています。
また、卵は岩の上にころんと産むそうで、巣のような囲みも何もないところにあったそうで、カモメやカラスにとっては絶好の標的になったと言う。
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やや古くなった案内板2枚ですが、ウミガラスもいないし、ウトウも夕刻までは見ることが出来ません。なお、現在では60万羽以上と推定されています。
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私はあんな沢山のカモメが飛んでるの見たことないです
ウトウ頑張れ!
なぜカモメがいるか。
その理由を聞きますと、なんとなく
腹立たしくなりますね。横取りです
から..。これも自然界の掟なんで
すね。
学生時代は毎年この時期に行っていました。
久しぶりに今年は行こうかな?と計画していましたが、仕事の事情で今年も無理でした。