昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

ブエノスアイレスの休日(パタゴニア紀行18end)

2011-12-28 | 海外旅行
 夕刻に文明社会のブエノスアイレスに着いた。シェラトンホテルの前が公園になっているので、散歩に出かけた。治安が良くないと聞いていたので、何かあると走って逃げる覚悟で前方に歩いて行った。

 公園にはホークランド紛争での戦死者の慰霊碑があった。名前が刻印され、消えることのない松明が燃えていた。地元の人だろうか、記念撮影をする人も見られる。

 それから、何やら鉄筋の立派な建物があったので、そちらに向かう。暗くてよく見えない。何の建物かもわからずに奥に入って行った。サッと走って逃げる体制のままである。

 トンネルのようなところを通り抜けると、どうも駅のビルだったらしい。

コンコースから電車が見え、静かに出発していった。 4番の出入り口は柵があって入れない。ブエノの電車を見たかったのに残念。






この暗くて人気のない広いコンコースを好奇心半分、怖さ半分。小さなキオスクがあり、飲料水はホテルの1/3くらいの値段である。




 人が少し多い所に出て来ると、うす暗い中を警察官がうろうろ10人以上は徘徊している。ここは治安が悪いところなんだと実感する。
地下に潜るエスカレーターがあった。

角を曲がると、石作りの立派な切符売り場があった。ここで初めて駅であることを確認した。切符を買う人もまばらである。




 ブエノスアイレスはアルゼンチンの人口の半分以上が住んでいる。巨大な都市である。

 市域の部分の地図であるが、右下隅のHのマークがシェラトンホテルである。地下鉄や郊外電車の始発駅でもあるようだ。
 市内観光で廻ったが、どう廻ったか判らない。訪れた場所の名前は少しは思い出します。




ボカ地区を訪ねている。家々の壁を原色で塗ることを奨励したので、玩具のような街並みである。人が多い。




カラフルだけで、観光地になり、結構楽しい町が開けていました。




公園の「がらくた市」に向かう途中、商店街の道路でアルゼンチンタンゴを踊っていた。しっかり生演奏付きである。




何でも売っている「がらくた市」でした。ボルト・ナット一本でも売っている。日本人の使った絵ハガキまであった。


石膏像になりきった人がいた。




14年前のパタゴニアツアーはこのへんでお仕舞にします。楽しかった思い出やエピソードなどが、恰好の生きている証しとなりました。
ここまでお付き合い有難うございました。

散逸した資料が出てきたときには、突然アップするかもしれません。

 追記:翌日出発のアルゼンチン航空は、低気圧のため欠航した。24時間後の同じ便に乗ることになる。おかげで、ブエノスアイレスにもう1泊した。自由散策で、市内観光になり、楽しい一日になった。
 そして、ニューヨークのケープケネデイ空港は霧のために混雑して、着陸できないで、ボルチモア空港で一時待機する。その間にJAL便にも遅れ、再び丸一日の滞在になった。13日のツアーが15日のツアーになった。

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4 コメント

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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2011-12-28 05:34:24
異国の暗い夜の街に出かけるなんて凄い勇気ですね
私にはとても出来そうにありません
それにしても2週間以上とはずいぶんと長い旅だったんですね
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アガリさんおはよー (tetu)
2011-12-28 09:19:09
 地球が球体であることも、実感が湧いていない頃の話でした。まさかblog投稿をする時代になろうとは、思いもよりませんでした。
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たぶん (旭川3sen6gouの まりあ)
2011-12-29 12:46:49
行くことはないでしょうパタゴニア、
興味深く見せていただきました!
サンクス!
(アルゼンチンにはチラッと行ったことがあります。イグアスの滝を見に)
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旭川のまりあさんへ (tetu)
2011-12-30 01:32:47
最も遠い所に行きたかったのかも知れませんね。
 あちらで、いつも感じていたのは今頃足の裏をこちらに向けて動いている人が、地球の裏側にいるという感覚は楽しいものでした。
 イグアスの滝はまだ見たことがないんです。
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