佐世保を後にして、雲仙に向う。高速道路の関係もあるのか諫早干拓ダムの堰堤を走る。
干拓のシャッターが、劇的に閉鎖されたニュースを見たものの、環境への配慮が足りなかったとか、いろいろと話題のあった堰堤である。
島原半島の海岸線から、雲仙岳のドライブウエイを経由して、雲仙温泉の旅館に入る。
特別室があり、最上階を社長が案内する。それは美空ひばりが泊まった部屋だそうで、旅館としてもかなりの自慢である。
また、天皇陛下、皇太子殿下も宿泊され、当旅館の主人が案内を務めたと言う。
部屋は現在かなり改装されて、その時の面影はないが、陛下がこの位置で…とか、皇后様がそこのテーブルの横で…とか、陛下と皇后様との会話はごく自然であったなどと語る。
特別室の前の廊下のロビーには、美空ひばりの林檎追分のイメージの人形がある。
左:壁には眼を開けたマスクがあり、美空ひばりの顔である。
右:彼女自筆の書がある。「大きな花、小さな花、愛の花、恋の花、夢の花、幸せの花」
石板の展示もある。ここに出てくる文言は、彼女の後の歌にも共通する。
上手下手はともかく、耐えてきた人生だったか。
「生まれし時に この道知らずとも この道を歩み 幾年月ぞ 今日涙して 明日また笑おうぞ」 美空ひばり
その時に使用した茶器が並ぶ。
十代と十三代、その他歴代の柿右衛門が並ぶ。
写真に出てくる説明役は、この旅館の当主と言う。
以前はテレビでこの旅館のCMをよく見ましたよ
でも皇族の方々が泊まられたのは知りませんでした
一人で3部屋の世話をしていると言う仲居のお嬢さんが、食事から布団から、すべての世話をして呉れました。
少しは名の通った旅館でしたか。
アガリさんのところからは近いですね。
説明を見て思い出しました。
こんな感じになっているのかぁ。
思わず初めて見る風景ですから
興味深く見させていただきました。
また、旅館もなにやらすごい場所
のようです。旅は色々あって楽し
いものですねぇ。
門が閉まっているだけだと、動きがなくて迫力が落ちますね。
昔の温泉旅館はこんな感じだったのでは、と思います。接遇が大変よろしい。癒しには良かったと思います。