昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

ケイマフリ(天売島)

2009-07-22 | 国内旅行

断崖の上にある展望台に向かう道の手擦りが見える。

 その手前の道路には白い点々が無数にある。日が暮れてからここで集会を持つウトウの糞である。

 灯台の天辺にカラスが止まっているが、これもウトウの帰巣を待っている。また、空中高くには、点々と鳥の姿が見える。






かつてオロロン鳥で賑わった赤岩を眼下に見ていると、何と、一羽のケイマフリが羽根を休めているではないか。探してください。








 ここに居ました。ケイマフリが、まるで挨拶に近くまで来た感じさえする。

 周りに見えるのはウミネコ(足は黄色)である。(ウトウの雛を襲っていたのはオオセグロカモメ(=足は赤)です)






真っ赤な足と、白い隈取りの眼を持っています。大きさは40cm前後で、体型はずんぐりしている。水面を走り、空に飛び、あるいは水中を泳ぐと言う。

全体が、水の抵抗が少ないすべすべで光沢がある。ペンギン・ウミガラス・ウトウなど同じ仲間です。

右顧左眄する様は、愛嬌者である。可愛いですね。





空を飛べることは羨ましいですね。こんな高所でも平気なのだから…。




ケイマフリとはアイヌ語で「赤い足」という意味だそうです。


netからお借りしてきました。ケイマフリの写真2葉です。さすがに素晴らしい写真です。




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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2009-07-22 05:29:10
水かきの付いた足で岩場にしがみ付いてる姿が
健気で可愛いですね
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珍しいものを見られたのですね。 (地理佐渡..)
2009-07-22 07:01:47
おはようございます。

初めて見るのはもちろんですが、
このような鳥がいると言うことに
驚き喜んでいます。
オロロン鳥の姿も見たいものです
が、やはり北の島は豊かな自然を
持つものと再認識しています。
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アガリさんへ (tetu)
2009-07-22 12:50:30
 眼の白いのも、足の赤いのも、生存競争で生き残る手段でしょうね。
 それにしても可愛い姿は、絵のようなロマンがありますね。
 それがいかにも、あちらからこちらを観察している目線ですね。見られているヒトでした。
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地理佐渡..さんへ (tetu)
2009-07-22 13:01:22
 ケイマフリと言うのも初めての名でしたし、見るのも初めてでした。
 海辺に下りないと駄目だろうと思っていたのが、どういう訳か、こんな間近に挨拶に来るとは感動でした。
 餌などを貰うわけでもないのに。

 こんな断崖絶壁の上で、足元?が、ふらついても羽根があるので安心ですね。
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ケイマフリ (Yuki)
2009-07-22 17:01:14
ケイマフリに出会えたのですね~!
愛嬌のある姿、かわいいですよね。


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Yukiさんへ (tetu)
2009-07-22 21:40:01
観光船で回ると、海に近くてよく出会うのでしょうが、展望台の上から見えたのが嬉しくて…。

 ずんぐりむっくりで、細身の野鳥のように飛ぶには、羽根が小さいように思いました。

 何にでも突っついてみる好奇心満々という感じがする鳥ですね。
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