断崖の上にある展望台に向かう道の手擦りが見える。
その手前の道路には白い点々が無数にある。日が暮れてからここで集会を持つウトウの糞である。
灯台の天辺にカラスが止まっているが、これもウトウの帰巣を待っている。また、空中高くには、点々と鳥の姿が見える。
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かつてオロロン鳥で賑わった赤岩を眼下に見ていると、何と、一羽のケイマフリが羽根を休めているではないか。探してください。
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ここに居ました。ケイマフリが、まるで挨拶に近くまで来た感じさえする。
周りに見えるのはウミネコ(足は黄色)である。(ウトウの雛を襲っていたのはオオセグロカモメ(=足は赤)です)
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真っ赤な足と、白い隈取りの眼を持っています。大きさは40cm前後で、体型はずんぐりしている。水面を走り、空に飛び、あるいは水中を泳ぐと言う。
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全体が、水の抵抗が少ないすべすべで光沢がある。ペンギン・ウミガラス・ウトウなど同じ仲間です。
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右顧左眄する様は、愛嬌者である。可愛いですね。
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空を飛べることは羨ましいですね。こんな高所でも平気なのだから…。
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ケイマフリとはアイヌ語で「赤い足」という意味だそうです。
netからお借りしてきました。ケイマフリの写真2葉です。さすがに素晴らしい写真です。
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健気で可愛いですね
初めて見るのはもちろんですが、
このような鳥がいると言うことに
驚き喜んでいます。
オロロン鳥の姿も見たいものです
が、やはり北の島は豊かな自然を
持つものと再認識しています。
それにしても可愛い姿は、絵のようなロマンがありますね。
それがいかにも、あちらからこちらを観察している目線ですね。見られているヒトでした。
海辺に下りないと駄目だろうと思っていたのが、どういう訳か、こんな間近に挨拶に来るとは感動でした。
餌などを貰うわけでもないのに。
こんな断崖絶壁の上で、足元?が、ふらついても羽根があるので安心ですね。
愛嬌のある姿、かわいいですよね。
ずんぐりむっくりで、細身の野鳥のように飛ぶには、羽根が小さいように思いました。
何にでも突っついてみる好奇心満々という感じがする鳥ですね。