左:法相宗の僧行基の歌である。人の生きる原点になる親子の愛情に触れた歌であろうと思う。高野山で修行中の歌と言われる。
右:大きな椎の木が根を張っている。ここの椎の木は、幹も、地上に露出する根も板状になっている。
境内の森を彩るサザンカ。
足元を見れば、椎の実が地面一面に落ちている。どれが砂利やら椎の実やら…。
行基没後、約450年の鎌倉時代に、忍性(にんしょう)がここに眠る。
彼は律宗の僧で、足の悪い人を背負って、奈良の街まで出かけ、買物や托鉢の手助けをし、自らは施薬院(北山十八間戸)を造る。
また、近畿一円、大和の著名な寺院で住持を勤め、視点は貧しい人たち、病の人たちを助けてきた。
死後は行基の眠る傍で葬られる事を望んだと言う。没後、帝から「菩薩」の称号を授かる。
竹林寺本堂から100mほどのところに、忍性の墓がある。当時3箇所に分骨された内の一つである。
ピンポン玉くらいの実がなっている。ヤブツバキ。
ロウバイが咲いている。
開花寸前のロウバイの蕾。
それから最後のロウバイとても綺麗です
今年もよろしくお願いをいたします。
ほっとした時に、さすがの彼も人間性の一端を吐露したのでしょうか。
行基も人の子であったのか、厳しさに挫けそうになる人への励ましであったのかも知れませんね。
また富士山の姿を楽しみにしています。
ロウバイのつぼみ。まだ開花までは
いたらぬと思いますが、もう春がそ
こまで来ているようにも見受けられ
ます。うらやましい風景です。
香りがよく、花よりも先に香りで見つけることがあります。家の軒先から見えたりもしますね。
冬来たりなば春遠からじ、とか。