昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

竹林寺2(忍性菩薩)

2009-01-04 | 歴史・文化遺産

左:法相宗の僧行基の歌である。人の生きる原点になる親子の愛情に触れた歌であろうと思う。高野山で修行中の歌と言われる。
右:大きな椎の木が根を張っている。ここの椎の木は、幹も、地上に露出する根も板状になっている。





境内の森を彩るサザンカ。






足元を見れば、椎の実が地面一面に落ちている。どれが砂利やら椎の実やら…。





 行基没後、約450年の鎌倉時代に、忍性(にんしょう)がここに眠る。

 彼は律宗の僧で、足の悪い人を背負って、奈良の街まで出かけ、買物や托鉢の手助けをし、自らは施薬院(北山十八間戸)を造る。
 また、近畿一円、大和の著名な寺院で住持を勤め、視点は貧しい人たち、病の人たちを助けてきた。
 死後は行基の眠る傍で葬られる事を望んだと言う。没後、帝から「菩薩」の称号を授かる。


竹林寺本堂から100mほどのところに、忍性の墓がある。当時3箇所に分骨された内の一つである。





ピンポン玉くらいの実がなっている。ヤブツバキ。




ロウバイが咲いている。






開花寸前のロウバイの蕾。


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7 コメント

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こんばんわ(^o^)丿 (アガリ)
2009-01-04 20:25:01
1枚目の写真の歌はなんだか切なくなりますね
それから最後のロウバイとても綺麗です
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あけましておめでとうございます (kawa)
2009-01-04 21:14:36
早くもたくさん更新されてますね。
今年もよろしくお願いをいたします。

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アガリさんへ (tetu)
2009-01-04 21:40:48
 家を離れて高野山で修行中の身で、故郷に残してきた両親への思い、厳しい修行を乗り越えて仏の道を究めるのでしょうね。

 ほっとした時に、さすがの彼も人間性の一端を吐露したのでしょうか。
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アガリさんへ (tetu)
2009-01-04 21:44:35
 高野山での修行の厳しさを髣髴とさせる歌ですね。

 行基も人の子であったのか、厳しさに挫けそうになる人への励ましであったのかも知れませんね。
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kawaさんへ (tetu)
2009-01-04 21:54:58
おめでとうございます。本年もよろしく。

 また富士山の姿を楽しみにしています。
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なんとなく春をも.. (地理佐渡..)
2009-01-05 06:23:50
おはようございます。

ロウバイのつぼみ。まだ開花までは
いたらぬと思いますが、もう春がそ
こまで来ているようにも見受けられ
ます。うらやましい風景です。
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地理佐渡..さんへ (tetu)
2009-01-05 11:15:30
 ロウバイも八重と一重があるようですね。

 香りがよく、花よりも先に香りで見つけることがあります。家の軒先から見えたりもしますね。

 冬来たりなば春遠からじ、とか。
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