アスベスト問題

今日、ある電機メーカーのサイトでアスベストを使用している電気製品の一覧表を閲覧した。
驚く程たくさんの電気製品にアスベストは使用されている。
冷蔵庫、アイロン、ヘヤドライヤー、電気コタツ、その他多数。
その「熱絶縁性」の故に利用されている。
建材や電気製品以外でも熱が伝わることを防ぐような器具類には使用されていると考えたほうがよさそうだ。

つまり我々はアスベストに囲まれて生活していると考えて間違いない。
殆どはアスベストを固形化した状態で使用されているため特に健康に被害を与える情況には無いというが、分解して固形化したものを解したりしてアスベスト繊維状になったものを吸い込んだ場合は問題になりそうだ。

癌の原因になることがはっきりした以上、政府はアスベストによる健康への被害の危険性をもっと詳細に国民に明らかにして対応策を明示すべきだ。
企業の良心に依存している場合ではなかろうと思う。

演歌

我々の世代のカラオケといえば演歌。
特に関西は演歌。
演歌のテーマは「道ならぬ恋」が圧倒的に多い。
歌詞も日常会話では恥ずかしいような台詞が堂々と歌われる。不倫がテーマである。

日常の退屈な毎日から、せめて歌の世界で羽ばたいてみたい願望を歌で果たしていることになる。
女房では満たされない新しい感覚を別の女に求める。
退屈な夫とは別の理想の男性との恋を夢見てみる。

何れも現実には果たせない夢である。
演歌はそういう潜在意識的願望を歌の中で花開かせてくれる訳だ。

いつも男と女は新しい関係を探して彷徨う。
毎日同じ顔を突き合わしていれば飽きるしな。
喧嘩したり、むかついたり、変化の無い繰り返しに疲れたり、結婚生活を後悔したり、別の人生は無かったのかと無いものねだりしたり。
そして演歌を歌って少し癒されるのかな。