テレアポ、飛び込み訪問を工夫すると、初心者でもトップセールスマンになれる!

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■セールストークの作り方

2006年08月07日 10時06分08秒 | 営業方法

相手に思い通りの答えを出させる事が出来たら、商談も苦労しないと思いますが、
あなたは苦労していませんか?

今回は、同じ質問でも、相手の答えが「いいえ」になったり、逆に「はい」と言う
答えを、簡単にもらう事が出来る方法をご紹介したいと思います。

■例:あなたは経費節減の提案をしたいと思って、担当者に聞いている所です。

Aパターン
 営業「御社では、会社を運営する上で経費節減が第一だと思いますか?
 相手「いいえ、そうは思いません。それ以外にも検討する項目はありますから。」
 営業「売上げよりも、利益率が優先すると思いますか?
 相手「いいえ、利益率は大事ですが、営業効率も考えなくてはいけません。」
 営業「それでは、経費節減には『外注』も必要だと思いますか?
 相手「いいえ、外注よりも先に社内で検討する事が必要ですね。」

Bパターン
 営業「御社では、会社を運営する上で経費節減は必要だと思いますか?
 相手「そうですね。それは必要でしょうね。」
 営業「売上げを考えるなら、利益率も考えるべきだと思いますか?
 相手「そうですね。売上げが良くても利益が無いと意味ありませんからね。」
 営業「それでは、経費節減には『外注』も必要だと思いますか?
 相手「そうですね。成果が見込めるのであれば、外注も必要でしょうね。」

ABともに同じような質問で、そして最後の質問はまったく同じなのに、なぜか
相手の答えは逆になっています
この質問には、そうなるべき工夫がされているんですが、皆さんはお分かりに
なりますか?

答えは、Aは質問に対する答えが「反論しやすい形」になっているのに対して、
Bの方は「はい、そうですね。」と答えやすいになっているんです。

みなさんもお分かりになったと思いますが、商談を有利に進めたいと思ったら、
相手に「はい」と答えやすい質問を作ればいいんです。
つまり、誘導尋問するようなものですよね。

コツが分かれば、話しの持っていき方にも参考になると思いますので、皆さんも
自分の思い通りに、相手を導いてあげましょう。

この他、テレアポや営業方法に関する【 ノウハウ 】を掲載している、ブログやHPは
たくさんあります。
特に初心者の方や、最初の1件でつまずいてしまう方は、「 初心者 ・ 最初の1件 」で
ウェブ検索すると、色んなブログやHPが見られますので、あなたも参考にして見ては
いかがでしょうか?