あなたは、1日、何件電話していますか?
100件、それとも150件?
いや、200件はかけているよ、とおっしゃる方もいるでしょう。
では、その中からアポイントは何件取れているでしょうか?
1日中電話して、1、2件のアポが取れれば御の字で、中には
1件も取れないと言う方もいらっしゃるでしょう。
その理由としては、
何件電話しても断られてしまい、アポが取れない・・・
社名を名乗った時点で、すぐ電話を切られてしまう・・・
用件を出したら、「そう言った話しはお断りしているので、」
とあっさり断られてしまう・・・
「そう言った話しって、自分は初めて電話したのに、
なんで、そう簡単に決めつけるのさ、 」
と、切られた受話器に文句を言ったとしても、何の解決にも
なりませんし、アポイントを取ることも出来ません。
そこで、テレアポする時の対策です。
よく見られるのが、ありきたりなトークで電話しているために、
「ああ、また営業の電話か、」の“またか”になってしまうこと
です。
たとえば最初の入り方で、
「お忙しいところ、恐れ入りますが、」と入るパターンの場合、
相手側にして見れば、「忙しいと思うなら電話しないでくれ、」
と言いたくもなりますし、そんな入り方をするのは営業の
電話位しかありませんから、自分から「営業です、」と教えて
いるようなもので、「そんな電話はけっこうです!」となるのは
当然ですよね。
そして、次に多いのが
「( )会社の( )と申しますが、
社長さんいらっしゃいますか?」 と、用件を名乗らずに、
すぐキーマンに取り次いで貰おうとするパターンです。
それで「はい、分かりました、」と言って取り次いでくれる方は
めったにいませんし、「何の用件ですか、」と聞かれる段階で
警戒されてしまうだけに、そのあとは“お決まりの断り文句で
終わってしまうだけです。
では、どのようにしたら良いのか?と言うことで、このような
入り方ではいかがでしょう。
……………………………………………………………………
(旧)「お忙しいところ、恐れ入りますが、」
↓
(新)「こんにちは、」 あるいは、
(新)「お世話になります。」
……………………………………………………………………
(旧)「( )会社の( )と申しますが、
社長さん、いらっしゃいますか?」
↓
(新)「こんにちは、
××を担当している( )会社の( )と申しますが、
××をしたい企業様向けに、
××が出来る方法をご紹介しているんですが、
社長さん、いらっしゃいますか?」
……………………………………………………………………
と言った様な感じで、相手側にメリットがある話しだと“思わせる”
のもひとつの方法です。
取り次いで貰うには、最初の段階でそのメリットを分かりやすく
伝えることが大事なのですから、この電話は自分らに必要な話し
なのかも知れないと思わせる事で、「話しだけでも聞いて見るか、」
と次の展開に進ませることも可能になるからです。
いかがですか、
これからの入り方は、売り手の立場で考えるのでは無く、買い手
側が共感するようなトークを作るようにして見てはいかがでしょう。
そうすれば、今まで以上にアポイントが取れる件数も増えるかも
知れませんよ。
どうぞ、お試しください。
その他、テレアポトークや営業方法に関する「ノウハウ」を探している、
あるいは、初心者の方で、最初の1件でつまずいてしまう方などは、
「初心者 ・ 最初の1件」でウェブ検索して、参考にして見て下さいね。