よく言われる断わりに対して、
切り返しのトークがあればいいのに・・・
と思ったことはありませんか?
今回は切り返しトークにつかえる
ちょっとした見本をご紹介したいと
思います。
まずは、こちらをご覧下さい。
…………………………………………………………
相手「今のところ
求人広告を出す予定はないですね、」
営業「そうですか、
分かりました。
ところで、
今後の参考にしたいのですが、
求人広告費0円で人材を募集出来るとしたら、
考えてもいいかな、と言う可能性はありますか?」
………【解説】…………………………………………
相手から出る断わり文句は色々ありますが、
適当に断わっていることもありますし、
本当の理由が言えないと言うこともあります。
そう言った相手に対して、
いかに興味を持たせるのかと言ことも大事ですから、
それには「その話しを知りたい、」と思わせる
工夫が必要です。
その工夫になる言葉が、
───────────────────────────────
「求人広告費0円で人材を募集出来るとしたら、
考えてもいいかな、と言う可能性はありますか?」
───────────────────────────────
と言うトークです。
まさか求人広告が0円で出来るなんて
今まで誰も聴いたことはありませんから、
一瞬「?」の状態になりますよね。
そこで、もう一度こちらの会話をご覧下さい。
前回より長めにした会話内容です。
…………………………………………………………
相手「今のところ暇で
求人広告を出す予定はないですね、」
営業「そうですか、
そうしますと、
今後忙しくなれば人材を募集する・・
と言う可能性もありますか?」
相手「忙しくなったらね、」
営業「そうですか、わかりました。
ところで、今まで募集した時に
求人費もかかったと思いますが
やはり負担になりましたか? 」
相手「まあね、お金掛けてもそれほど
問い合わせなかったこともあるしね、」
営業「そうですか、
ちなみに、
私共であれば求人費0円で、
若い優秀な人材を派遣出来ますので
お金の心配もいりませんし、
すぐ人材を確保出来ますので
心配する事はないんですね。
今すぐと言う訳ではありませんが、
もし、今後の参考にしたいと言うことであれば
説明することも可能ですが、
いかがなさいますか? 」
………【解説】………………………………………
このように
相手が断わっている場面で出ている
「求人広告を出す予定がないので・・・」
と言っている言葉に対して
切り返しているトーク内容ですが、
ポイントはふたつあります。
────────────────────────
「今後忙しくなれば人材を募集する・・
と言う可能性もありますか?」
────────────────────────
と言うトークと、
───────────────────────────
「ちなみに、
私共であれば求人費0円で、
若い優秀な人材を派遣出来ますので
お金の心配もいりませんし、
すぐ人材を確保出来ますので
心配する事はないんですね。
今すぐと言う訳ではありませんが、
もし、今後の参考にしたいと言うことであれば
説明することも可能ですが、
いかがなさいますか? 」
───────────────────────────
と言ったトークです。
このような流れで話を持っていくと
会話を続けていくことも可能になりますし、
相手から「その話しを聞かせてほしい、」
と言わせることも出来るようになります。
いかがですか、
今回の内容は求人広告を例にしましたが、
他の業種にも工夫出来ると思います。
ちょっとしたひねりと工夫を加えることで
相手側に興味を持たせることが出来れば、
今まで以上に食いつかせる事も出来ますから
試して見てはいかがでしょう。
あなたの健闘をお祈り致します。
新規開拓で相談されることが多いと言えば
飛び込み訪問に関する悩みです。
「訪問しても断られる件数が多くて困っています、
何か良い方法はないでしょうか・・・?」
皆さんの中にも同じような悩みがあると思いますが、
誰でも断わられる件数が続くと嫌になりますよね。
そこで、
飛び込み訪問が気軽に出来る方法がありますので、
その仕方をご紹介しましょう。
まずは、あなたは訪問する時に
何を思って営業しているかと言うことです。
・新規の契約を取りたい・・・
・見込み客を増やしたい・・・
・営業成績を上げたい・・・
いかがですか、
でも、このような気持ちで訪問していると、
ほとんど断わられるパターンになるだけに
気持ちも落ち込んでしまいますよね。
ですが、断わられたと思わなければ、
辛いと思う気持ちは出てきません。
つまり、
考え方を切り替えれば良いのです。
実際にどうすればいいのかと言いますと、
初回の訪問で結果を求めようとするから
断られた時のショックが大きくなるのです。
そこで飛び込み訪問が苦手だと言う方は
最初にする訪問は「種まき」に徹して
見てはいかがでしょう。
自分と言う人間を相手に知って貰う為に
訪問するのです。
自分の存在を知らせる訪問ですから、
最初は挨拶程度でかまいません。
…………………………………………………
営業「こんにちは、( )会社の( )です。
今日はご挨拶で廻っておりました。
名刺とパンフレットを置いていきますので、
ご用がありましたら私までご連絡下さい。
では、またお伺いします。
ありがとうございました、
失礼します。」
…………………………………………………
このように、
飛び込み訪問が苦手な方や
緊張してしまうと言う方はこれだけでいいのです。
自分と言う人間を知って貰うのが目的ですから、
後は日を改めてまた訪問すればいいのです。
そして、2回目の訪問はこうです。
…………………………………………………
営業「こんにちは、
先日お伺いした( )会社の( )です。
今日もご挨拶で廻っておりました。
お困りのことがございましたら、
わたくしまでご連絡ください。
小さなことでもお役に立てると思います。
また名刺置いていきますので、
宜しくお願いします。
ありがとうございました、
失礼します。」
…………………………………………………
と、このような感じでさわやかに去ると、
相手はあなたのことを印象の良い営業マンと
見てくれるようになります。
なにしろ
売り込まずにさわやかに去るのですから、
良い印象に思うのは当然ですよね。
これであなたも気軽に訪問することが
出来るようになったはずです。
でも、「これでは話しが進まないのでは?」
と思う方もいるでしょうが、
これが種まきのミソです。
なぜなら、
種をまいたら後は刈るだけです。
それも、
その種を刈るのはあなたではありません。
相手に刈ってもらうのです。
いつも来る営業マンが売り込みをしないで
気持ちよく去る姿が伝わっていますから、
受付の方や事務員に対して
良い印象を残しておくことで、
あなたの味方になってくれる方も増えますし、
キーマンに話しを通してくれることも
期待できるからです。
そうすれば
必要になった時はあなたに連絡が来ますし、
紹介を頂くケースも出て来ます。
このように気軽に訪問件数を増やす事で
今まで以上に顔見知りになる方も増えますから、
後は種を刈り取るだけです。
どうぞ、参考にして見てください。
新規開拓の飛び込み訪問で苦労するのが、
「どう言えば話しを聞いてくれるのだろうか?・・・」
と言った点です。
そもそも、
こちらの営業で勧める商品については
相手方に今すぐ必要とするものではありませんし、
すぐ購入しないといけないと言うこともありません。
ゆえに、
「これだけのメリットがありますから」と勧められても
話しを聞いてくれる人はいませんよね。
そこで、飛び込み訪問で使えるちょっとした
入り方の工夫です。
最初の入り方がうまく行くかどうかで
話しを聞いてくれるかが決まる訳ですから、
そこを工夫することも大事ですよね。
では、どのようにしたら良いのかと言うことで、
このようなトークで入って見たらいかがでしょう。
まずはインターホンを押します。
…………………………………………………………………
ピンポ~ン
相手「はい・・・ 」
営業「こんにちは、
( )会社の( )と言いますが、
お世話様です。
( )について皆さんに伝えていないのがありまして、
ご存知かどうか確認する為にお伺いしていたんですね。
すぐ終わりますので、ちょっとお願いします。 」
…………………………………………………………………
と、言ったような感じで、
相手が話しを聞いてくれるかどうか確認します。
「けっこうです、間に合っています」とか、
「必要ないです、」と言った断わり文句が出た場合は、
それ以上相手にせず次の訪問先へと向かいます。
今はインターホンで簡単に終わる時代ですから、
必要以上にねばっても好転することが無いからです。
それに、次から次へと訪問することで、
話しを聞きたいと言う人に当たる確率が高まるので
どんどん訪問することが大事だからです。
そうすることで話しを聞いてくれる人に当たりますし、
その中に見込み客になる人も入っていますから、
契約に結びつくことも期待できると言う訳です。
どうぞ、あなたの営業にも応用して見てください。
きっと結果も変わって来ますよ。
あなたの健闘をお祈り致します。
相手が興味を持ってくれるようにと
必死に営業トークを並べる方もいますが、
その前にもっと重要なポイントがあることを
あなたはご存知でしょうか?
確かに一般的なトークで入るよりは
相手が興味を持ってくれる営業トークならば
見込み客を見つけられると思うところですが、
実際は違うところにあったのです。
今回は興味的な実験データがありますので、
その内容をご紹介したいと思います。
その実験と言うのは
まったく知らない者同士で約10分間、
短い会話のみでおこなった実験です。
それも、お互い笑顔で相手の目を見ながら
気持ちを込めて話すだけ・・・
と言う条件で実験をしました。
このような感じです、
「昨日の夜は何時まで起きていたんですか?」ヽ(^。^)丿
・・・昨日の夜は12時位ですね。
「いつも寝る時間は決まっているんですか?」ヽ(^。^)丿
・・・そうですね、大体夜の12時頃ですね。
「朝食はパンですか、それともごはんですか?」ヽ(^。^)丿
・・・私はパンですね。
このような短い会話でも笑顔で話すことによって
驚きの結果が出たんです。
なんと、会話の中身はたいした内容でもないのに
お互い良好な印象を持つことが出来たんですね。
ありふれた会話なのに・・・なぜでしょう?
その答えは、
会話の中身と言うよりも、
あなたが語りかける時のしぐさや雰囲気、
これが相手に与えていた印象に大きく影響して
いたからです。
もう一度、思い返してください。
短い会話ながらも、
笑顔で相手の目を見ながら感情を込めるだけで
たとえ10分と言う短い時間であっても
お互いに親近感を覚えたはずです。
これが相手の信頼をつかむことが出来る
ポイントになるんですね。
このポイントを踏まえて
これから営業はトーク内容で悩むよりも、
いかに相手の気持ちの中に入って伝える事が出来るかで
結果も違って来るのですから、
営業で成功するコツは、
あなたの笑顔と感情を込めて
相手の心に響くように語るだけでいいのです。
そうすれば相手の心を動かすことも
出来るようになると言う訳です。
どうぞ、お試しください。