ある医療系大学長のつぼやき

鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog

「元気な日本復活特別枠」へのパブコメお願い:大学ホームページを見てみよう。

2010年10月06日 | 日記
「元気な日本復活特別枠」へのブログの読者の皆さんへのパブコメのお願いについては、前回のブログでも書きましたね。もうすでに書いていただいた方には、ありがとうを言わせていただきます。

「強い人材の育成と科学技術」

つまり、イノベーションを起こす人材を育成し、イノベーションを起こす科学技術を育てるしか、資源の少ない日本は生きて行く道はありません。今回の尖閣諸島問題でも、このことを思い知らされた方が多いのではないでしょうか?

そのためには、特に大学や研究機関における教育・研究や科学技術をさらに強くする必要があり、したがって、先進国に比較して貧弱な大学予算をこれ以上減らすべきではなく、むしろ、イノベーションについての明確な到達目標を設定して、大学への投資を戦略的・効果的に増やす必要があると思います。

この意味で今回のパブコメは一人でも多くの国民の皆さんに書いていただきたいと思います。

全国の国立大学は、今回のパブコメの結果如何で大きな影響を受けます。そして、その結果が、地域における人材育成や地域再生に深刻な影響を及ぼす可能性があります。そのために、各国立大学では、今回のパブコメ募集に真剣に取り組んでいます。

各国立大学のホームページのトップページを覗いてみると、86国立大学のうち、ホームページに何らかの形で特別枠パブコメのお願いを載せている大学が61大学ありました。

(ホームページに載せていない大学が熱心でないということではなく、別の形でみなさん一生懸命やっておられます。)

それぞれの大学がホームページ上で学長の緊急声明という形で、たとえば三重大学(http://www.mie-u.ac.jp/のように目立つ色のバナーを掲げるなど、いろいろと工夫をしてアピールをしておられますが、その中でも静岡大学の伊東幸宏学長は「緊急ビデオメッセージ」という形でたいへんわかりやすく説明しておられます。(http://www.shizuoka.ac.jp/

ぜひ一人でも多くの皆さんにごらんいただけたらと思います。






コメント (1)
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