Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

原油価格の高騰

2008-05-23 23:50:07 | Weblog
マネーゲームの産物だという。ニュースでちらとみる、NY証券取引所で血相変えて入札する風景だ。あの連中のだれもが、自分の資産のことしか考えてない。いい生活をしているのだろう。いい車に乗って、広くてゴージャスな家に住んでいるのだろう。だが、その陰で、いわれなき貧困にあえぐ人々が比例級数的に増えていることには、見てみぬふりをしているのだろう。
このままいけば、地下鉄初乗り400円になるだろう。
梅田淀屋橋400円。誰が乗る? 会社も払うだろうか。高齢者のただ乗りをそれでも許すだろうか。400円だぜ。2回のったら、飯が食える。

三好達治、恐るべし

2008-05-23 01:16:03 | Weblog
三好達治、名前は知っているだろう人は多いはず。けど、「だからだうしたの」っていうひとも多いんだらうなあ。おれもその一人だった。
けど、古本屋で200円で詩集を買って読んだら、目から鱗どころか目ん玉ごと落ちそうになった。
おれの間違った受験勉強的認識なのかもしれないが、三好さんの「測量船」と小林せんせの「かにこうせん」がごっちゃになって、両方とも左翼詩集かいな、程度の認識しかなかったのであった。反省。
でも、三好せんせもえーよ。みすちるですわ。しかも、もっと深いよ。
とにかく、古本で200円くらいなんだから、見かけたら買いなはれ。絶~~~~~~対、損はしません!

氷結ストロング、酒はうまいのに

2008-05-23 01:08:39 | Weblog
あの宣伝はなんやねん。酒飲むやつに宣伝作らせろ、おれみたいな。深きょんの宣伝はだめだめやねえ。なんやねん。なんで松田聖子やねん。缶チューハイで8度いうたら、阪神高速で150キロ出して走るくらいすごいことやで。その値打がわかってないから、ただ、身長と足の大きな女でもつこうたらええんちゃうの的にできたCMであろう。あわれ、氷結ストロング。俺ならキャラクターには原田芳雄を使うね。けなしながらも「がまんできるよ」みたいなかんじでいってほしいね。
あと、むかつくのは、プレミアムモルツの竹内なんとか。ひこんでろって。酒がまずくなる。どーいう設定なんだろうか? 若くもない女が犬と暮らして家で缶ビールあけて。それで普通のolぽい女ならいいが、なんか嫌味だろ。嫌なことないくせに、嫌なことあったようなこと言うな。
ただ、本当においしい酒は宣伝なんかしないんだけどね。酒だけじゃない、セオリーだろうけど。それと、酒の楽しみはやっぱり、現場に行かんと、わからんよ。酒を供するプロがいるんだから。ぢゃ、また、どこかのカウンターで。 

ケータイ壊れた

2008-05-23 00:50:50 | Weblog
電池がいかれただけかもしれんけど、充電器つないでもうんともすんともいかん。で、「うんともすんとも」のうんはわかけど、「すん」はなんやねん。
いや、実は腕時計も電池が切れてから使ってなくて、携帯が時計代わりやったから、こりゃさすがにやばい。3時間ごとぐらいに客をしきれりゃいいが、そりゃ不可能だってーの。

薔薇とかいて「しょうび」と読む

2008-05-20 23:43:47 | Weblog
甕(もたい)の頭(ほとり)の竹葉は春を経て熟す
階(はし)の底(もと)の薔薇(しょうび)は夏に入って開く  白

和漢朗詠集の一首。
竹葉とは酒のこと。ストレートに酒が熟していることを言わないのがいいね。
薔薇の咲くころには新酒を飲んで、バラをめでようや、みたいなところかな。

ロンドンに学ばなあかん! でも学ぶのは…

2008-05-19 22:23:43 | Weblog
今、NHKでおもろい番組をやっている。シリーズタイトルはどうかと思うが内容はしっかりしている。なかなか、民放ではできん構成だ。
さておき、内容はロンドンがニューヨークをしのぐ繁栄を始めているというもの。それはロシア資本が原動力という。なんてことはない、ロシアに乗っ取られているのである。だが、アメリカの繁栄もユダヤ系の乗っ取りによるものだったし、それが方程式なのかもしれん。
日本のすべきこと、 それは明確だ。ハートランドのために働くこと。環日本海で一つになること。開放しなければ、とくに大阪には未来はない。そのために整理しなければならない歴史認識はあまりに多いのだが…。

京都アートマップに行ってきた

2008-05-18 21:54:44 | Weblog
しゃらくせえ気もするが、知り合いが出ているし、やっぱり京都のアートシーンは無視できんし、ということで行ってきた。
知り合いというのは中島麦くんで、ギャラリーはねうさぎでやっていたのだ。で、見たついでに近所のギャラリーを見て帰る。
ギャラリーすずきの吉村敏治の存在感ある陶芸作品と、ギャラリー16の日野田崇のユーモアあふれる陶芸作品は面白かったね。日野田さんのはなんちゃってパンフも買っちまったよ。あと立体ギャラリー射手座とおきまりのギャラリーマロニエに寄った。マロニエのshimokenはパンフの写真と作品が違うのはいかがなものかと思ったが、こういう構成はいまのデザイナーではようせんなあ、とおもわせる力量ではあった。
で、久しぶりにミュンヘンでレーベンブロイの生と高野豆腐をひっかけて大阪へ。
大阪に戻って、靭公園のばらフェスタへ。出店もあり、ライブもありでなかなか楽しいイベントだった。なにより主役はバラですよ。で、ライブのトリはマホガニーホールストンパーズなんだけど、おしてたようでくそみたいなバンドを聞くが、それに耐える甲斐もあるマホガニーの演奏だったのだ。まあ超マンネリなんだけどね。

カクテル日記 11 スカイダイビング

2008-05-17 22:22:02 | Weblog
主なベース:ホワイトラム、ブルーキュラソー、ライムジュース

1967年、ANBA(全日本バーテンダー協会)のカクテルコンペティションで1位入選をした大阪の渡辺義之氏の作品。
前も書いたが、缶カクテルの影響で、青いカクテルは甘いという変な先入観を植え付けられつつあるように思うが、これは、さすが、バーの酒、なのである。
ライムのスッとしたところがあるのだが、ラムの危険な後味のジャブがちょっと当たる感じで、スカイダイビングの「ひやっ」と感があるのかもしれませんな。
実は私、仕事で久しぶりに「まれにみるばか」と仕事をする羽目になっておりまして、それとの仕事が来週早々に待っておるのですよ。そんな気分にぴったりの酒。マスター、ありがとう。

物部の聖地に立つ

2008-05-17 21:57:38 | Weblog
鳥越憲三郎『弥生の王国』より、矢田座久志玉比古神社は、物部氏の産土神であるという。祭神は物部氏の祖と言われているニギハヤヒノミコトである。
JRの郡山で降りてひたすら西を目指して歩いたのだった。
郡山の中心市街は古くてさびれて情緒があって、なかなかだったのだ。またゆっくり来よう。
で、高専までいくとかなり田舎っぽくなって歩きやすくなったなと思っていると、高専のグラウンドに第2次大戦で使った艦上爆撃機のようなやつがでーんと置いてあった。で、ずんずん歩いて生駒山脈の東にある山地の中腹にその神社はあった。
伊勢神宮に相当する神社であったはずなのだが、悲しいほどにさびれている。
物部は、神武東遷より先に畿内に上陸した九州弥生だとは思うが、廃仏派として蘇我氏と争ったというのがどうも引っかかる。
韓国から来た渡来人なら、廃仏派になるわけないでしょ? しかも、一族の興亡をかけて戦争してるんだから。
で、南生駒を目指して歩いていると、「邪馬台国」かも知れん地の、異様に立派な碑がたっていた。おいおい、先走りしすぎだって。邪馬台国は九州なの。
以前も書いたが、藤井寺・羽曳野の河内王朝の遺跡をきちんと発掘調査しないと、たいへんなミスを犯すことになる、であろう、とは言わない。そのミスは補いきれない禍根を残すものになる。マンションを建てている場合ではないぜよ。
奈良は河内のコピーであり、河内・奈良は九州のコピーであった部分が多いのだ、たぶん。
猛烈に、九州の「三輪」に行きたい。