四ツ橋と四つ橋

四ツ橋と四つ橋。この使い分けが生まれてこのかた半世紀、謎だった。しかし、ようやく納得のいく答えが降ってきた。
もともとは四ツ橋で、発音はよっつばし、やったんちゃうやろか？ 大阪では、っ、がやたら使われる。好きやねん、じゃなくて、すっきやねん
なんや、と当時のべかこさんも言っていた。
で、四ツ橋のツ、は「っつ」を示唆する仕掛けなんじゃなかろうか。
四ツ橋は江戸時代からあり、その頃から地下鉄四つ橋筋線が出来るまで、よっつばし、と呼ばれていたに違いない。
しかし、関一が連れてきた東京モンの交通官僚は、何わからんことほざくかね。ひらがなでいいじゃないか。てことで、地下鉄線名は四つ橋筋になったが、職員はかたくなによっつばしにこだわり、駅名だけは四ツ橋を残しおせた、という感動的な秘話があるんちゃうやろか、知らんけど。