Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

新しい人生のはじめかた

2010-10-31 22:41:40 | Weblog
冷たい雨の降る一日だったので、本読んでDVD観た。
映画は「新しい人生のはじめかた(原題 LAST CHANCE HARVEY)」 監督・脚本 ジョエル・ホプキンス 主演 ダスティン・ホフマン 共演 エマ・トンプソン
2009年の映画で割と新作。生活でも仕事でも散々なめにあった初老の男と人生をあきらめている40女の出会いの物語。

淡々としているがいい感じで引き込まれてラストへ。

ダスティン・ホフマンのとほほぶりもなかなかいいですなあ。空港で仕事から下ろされた時の感覚は実にうまく映像で表現している。とはいえ、明るさを失わないのがいい。

映画のストーリーとしてはダスティン・ホフマンがしつこすぎるような気がしてちょっとありえへんやろ、って感じがしたり、なんでダスティン・ホフマンが「これがラストチャンスだ」って分かったのか、決めたのかがわからんのが不満。

でもまあ、結果オーライで許されますな。

ミナミジャズウオークいきたいなあ・・・

2010-10-31 13:34:54 | Weblog
昨日今日とミナミジャズウオークが行われてるんだが、昨日は水辺の開発がらみでおっさんの相手するので精いっぱいだったので無理だった。例によって飲み屋で第2ラウンドは始まるのだが、昨日行った天満橋のOMMビル地下の百番は悪しき大阪商売人の見本みたいな店であった。カウンターの中で何度もでかい咳スンナ。

で、ほんだに行くと客が少なくもうしめようかってことで、2杯ほど飲んで、近くの梅の宿温酒場へ。一度行こうと思っていた店なのでわくわくしたのだ。大将といくとどこでもVIP扱いなので楽チンである。ささみも結構うまかった。酒は嫌みのない淡白な奈良ららしさを感じさせる酒。きっつい吟醸香のある酒もたまにはいいが、本道は「上善水の如し」なんでしょう。マスターと言うか板さんと言うかの2人組もさわやかないいおっちゃん(おれよりは年下でしょうが)で、またルートに1店増えてしまった。とおもいつつ、ピクシスへ。サラリーマンの酔っぱらいがいてうるさかったが、まあ仕方ない。昔のFさんやったら「静かにしてください」と間違いなく言うてたやろなあと懐かしく思い出す。

で、ミナミジャズウオークなんだが、15:00~ラグタイム大阪で滝川雅弘バンド聴いて、17:00~バーシ-ガルで橋本有津子トリオ、18:00~+ボーカルに小柳淳子ってのは、2000円の元取れるはしごなんだが、体調もあり、ちょっとなあ。無理やなあ。情けないなあ。いける人は是非お勧め。

ボヘミア~ン

2010-10-30 12:47:17 | Weblog
朝の状態はひどいがなんとか会社行って、早退したろと思っていたが、結局8時まで仕事してしもた。
で、自分へのごほうびは兎我野町の大阪王将の餃子2人前とビール。
で、帰りの電車に乗ったら、茶髪の若い奴が昔の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」をよんどる。ほうと思っていたらほんまもんの外人でした。で、この外人の隣に乗ってるおっさんもなんか真剣に本を読んでいるんだが、どうも2人の間がせまく、おっさんからのプレッシャーに外人がめっちゃいらいらしているのがおもろかった。外人でも気の短い奴がおるんやねええ。傍から見ててわかるのだが、悪いのはおっさんではなく、端っこに座っているおっさんが場所を取り過ぎていて、そのしわ寄せが来ているだけなのだった。

 で、かぜはだいぶ良くなったが、喉はひつこく痛むのであった。がらがら声で、「ボヘミア~ン」とうたえばカラオケでヒーロー間違いなし、なんだが絶対喉潰すな。おとなしく帰ったのでした。

昨日は休んだ

2010-10-29 12:20:43 | Weblog
雨の降る暗くて寒い1日。ゆっくり寝ていたいが、上司に連絡やらメールチェックして外注動かしたりと気がやすまらん。でなんとか日が暮れてほっとするが、原稿かかなあかんのだった。3時間くらいかかって、体が冷えてしまう。やべえなあ。

風邪ひいた

2010-10-27 12:54:55 | Weblog
発端は月曜の夜、冷え始めるってんで、毛布出したら暑くて布団を蹴飛ばして、寒くて目が覚めたことだった。で、風邪ひいてるのに手で押さえもせん、うちのバカ社員の撒き散らしたウィルスにやられたようだ。やばいなと思って早めにねたら案の定喉がはれて高熱が。来月は取材73連発あるから風邪ひいてる場合じゃないんで、焦りながら這うように会社に行ったらましになってきた。丈夫な体でよかった。

大阪創造取引所

2010-10-26 14:36:14 | Weblog
に仕事の合間をぬって覗いてきた。けっこう期待していたのだが、がっかり。嫉妬するくらいの会社に、クリエイターに会えるかなと期待していたのだが、マンガプロダクションの画屋くらいでしたな、おもろいのは。ズバリ言うわよ、「夢がない」。iPadのアプリの開発会社と会いたかったが影もなし。大丈夫か、大阪?

時は移り、人は変わる

2010-10-26 13:01:40 | Weblog
昨日、会社の帰り、梅田の地下街で映画ライターのTと久しぶりに出くわした。インテリ系の男前だったのに、東南アジアのいかがわしい売人風情に変わっていて、しかも連れていたのは小柄なインド人のねーちゃんだった。インド人もびっくり、てか。今何してるねんとも聞かず、挨拶だけで別れたのであった。

淀川百年

2010-10-25 12:41:28 | Weblog
大阪歴史博物館でシンポジウムのあとに見た。展示はまあ合格点だが、何かがたりない。知りたかった中之島の形成時期がわからんかった、てのもあったけど、新淀川ができることによって失われたものをもう少し取り上げていたらもう少し心に響いたかもしれん。

「向こう側」との出会い

2010-10-24 23:25:47 | Weblog
久しく忘れていた感覚だ。届くことなんて絶対に不可能なほど大きな河の向こう岸に力の限り石ころを投げるような、敵3万の軍勢にたった一人で挑むような、ドンキホーテ的な滑稽な英雄気取り。パーで回ればいいじゃないか、いつしかそんな守りに入ってはいないか。そんなぼやぼやした自分を叱りつけるような本と出合った。向こう側に真摯に挑み続ける人がいたのだ。

『万葉の向こう側 もうひとつの伽耶』五月書房の室伏志畔氏である。伊勢神宮の、法隆寺の、大和の向こう側と戦い続けている人なのだ。で、この万葉の向こう側。その語り口に独特の臭みがあって拒否反応を起こす人も多かろうが、飛鳥~奈良の謎はほぼ解明されていると考えていいだろう。

いわゆる九州王朝史観なんだが、半島と天皇家の流れはわかったとして、じゃ、残りの2/3はどうなってたのかが全然わからん。前方後円墳はそれこそ全国にある。

仁徳天皇陵がなんであんなにでかくてしかも堺にあるのかも説明がない。

だが、この本は眉唾抜きに認めてベースにすべき本だ。

で、ふと気になったのが「土蜘蛛」。神武以来天孫族が駆逐した日本原住民なんだが、蜘蛛って手足が長いよなあ。今の日本人をはじめ、モンゴロイドは短足胴長だよなあ。ってことは・・・縄文人は手足の長い民族・・・といえば白人? の可能性もやっぱりむげに否定できない、よな。