Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

そしてGWへ

2016-04-28 23:06:39 | Weblog
急な案件が入って冷やっとしたが、無事GWへ。
帰りに寄ったメビックの交流会はショボかった。なんか、熱気がない。
マギーの12周年に顔を出し、これまたさっさと帰る。交流会で食い過ぎた。
ともかく、無事GWに逃げ込んだ。そして10連休。

グラバー邸

2016-04-26 12:34:15 | Weblog
昨日は谷5のグラバー邸にジャズを聴きに行った。顔なじみの中村尚美さんが岡山から来るとのことだったので。女性3人の編成で、ライトな感じで楽しめた。店もなかなかよく、9年目だそうだ。また、行こう。

エレベーターホール

2016-04-23 22:46:09 | Weblog
エレベーターホール


恵まれた男がおりました。
彼は何兆円という資産を築きあげました。
彼のトレードマークは、
屈託のない笑顔でした。

彼は惜しまれながら、
屈託のない笑顔そのままに、
この世を去りました。

気がつけば、彼は地下道の中の行列に並んでおりました。

彼の少し前に、背中を丸めてみすぼらしい身なりをした、かつてのライバルが並んでいました。

彼もまた、栄華を誇ったこともあったのですが、
不正が明るみにでて、すべてを失ったうえに、
家族にも見放され、重い病気にかかり、誰に知られるともなく、この世を去っていました。

行列の終わりはエレベーターホールでした。

ふたつのエレベーターの入り口があり、右に簡単なつくりのデスクがあり、若い女性がひとりで書類をめくってハンコを押しては、目の前に来た人に、右に乗って、左に乗って、と指示をしていました。

かつてのライバルの順番になりました。

彼は言われるままに、右のエレベーターに乗りました。

エレベーターは上にあがっていきました。

彼の順番になりました。

若い女性は左に乗って、といいました。

彼は「どうしてですか?」
と言うだけで精一杯でした。

女性が笑顔で言いました。
「あなたは支払いが足らないのです」

その笑顔には、見覚えがありました。

彼は黙って左のエレベーターに乗りました。

エレベーターは、
静かに下におりていきました。

ぼくの好きなT-Rex

2016-04-23 11:24:58 | Weblog

ぼくの好きな T-Rex

T-Rex T-Rex
ぼくの大好きな T-Rex
一番強い恐竜なんだぜ

ぎょろりと光る大きな目
でかい顎でなんでも砕く
そして鎧のようなしなやかな皮膚
触ったら トカゲのように
ひんやりしてるんだ

なんてったって
ほんとに冷血動物の王様なんだ

T-Rex T-Rex
ぼくの大好きな T-Rex
一番強い恐竜なんだぜ

でも ほんとはでっかい鳥のよう
全身羽で覆われていたんだって
しかもトロピカルな色合いで
緊張感のまるでない
ハワイアンセンターにやってきた
田舎のおっさんみたい

T-Rex T-Rex
ぼくの大好きな T-Rex

羽があっても空は飛べない
明るい身なりで根は暗い

それなりに
悩みもあったのかな
T-Rex
ぼくの大好きな T-Rex
だけど 一番強い恐竜なんだぜ

GWお出かけ情報

2016-04-23 10:44:01 | Weblog
GWお出かけ情報

●四天王寺 春の大古本祭り(大阪府)
4/29~5/05
お約束やねえ。

●大阪府立弥生文化博物館
平成28年度春季特別展・開館25周年記念
鉄の弥生時代-鉄器は社会を変えたのか?-
<同時開催>池上曽根遺跡史跡指定40周年記念展示「青銅器生産の謎」
4月23日(土曜日)~6月19日(日曜日)

これは、いいすね~♪ 鉄が日本社会を大きく変えた弥生時代。秘密に迫っていなくても、事実だけでも知ることは重要。

●大阪府立近つ飛鳥博物館
平成28年度春季特別展
「古墳とは何か-葬送儀礼からみた古墳-」
4月23日(土)~6月19日(日)

かたや、近つ飛鳥。いけてない。大丈夫か? 切れ味のある学芸員に逃げられたか?

●今城塚古代歴史館 
開館5周年記念特別展「継体大王と筑紫君磐井」
~5月8日

これは超重要。危うく見逃すとこやった。高槻ジャズストの帰りに寄ろう。

●高槻ジャズストリート
5月3ー4日

ノラリとクラリ

2016-04-18 12:29:49 | Weblog
オレのこころの
中にすむ、
ふたごのきょうだい
ノラリとクラリ。
ノラリは締め切りなんて
知らん顔。
いつでもどこでも
マイペース。
クラリは興味が
コロコロかわる。
そしてふたりは
口をそろえてオレに言う。
明日することを今日するな。
はやくおいでよ、カウンター。
わかったわかった、
もうすぐいくよ。

変な夢、いい夢

2016-04-17 15:29:14 | Weblog
土曜日、変な夢で夜中に目が覚めた。おかげで土曜日は何気にテンションが低かった。日曜日も、変な夢をみたが、寝直したらめちゃいい夢を見た。その夢のおわりは、なぜか酒屋で買うビールの銘柄を指定できず、もたついているとこで、目が覚めた。でも、あれが正夢だったらいいなあ。

FESTART ギャラリーツアー

2016-04-17 14:40:45 | Weblog
昨日はEESTART Osaka という大阪市のいわゆる船場エリアのいくつかのギャラリーがゆるくつながって、共同告知をして、コレクターではないが、美術なんとなく好き、な人たちでも入りやすいですよと誘うイベントがあり、そこに参加しているギャラリーをめぐるツアーに参加した。
一軒目は土屋現代美術画廊。なんと、ちょくちょく行くほんだ平野町店の斜め向かいだった。ちょっとショボいビルで、なかなか敷居が高い。で、ぞろぞろと階段をあがると、なんということでしょう、超一流作家の作品世界が広がっているではありませんか。久保田昌孝さんが会場におられ、いろいろ貴重な話をうかがえた。若い作家はさっさと海外行きなはれ、とのこと。日本の美術館は作家を育てないし、金がなさすぎるんですと。
2軒目は、三休橋筋の画廊 大千。ここもなかなか、敷居が高く、あることは前から知っていたが、入れなかったギャラリー。洋画の新しい旗手の一人、高橋舞子展 反省部屋の植物図鑑 を拝見。30歳にもなっていないのに、作品は圧倒的な存在感と高い技術、引き込む世界観。すごい人はいるねえ。で、画廊のオーナーさんとも話ができて、気さくな方だった。でも、ホンマにまたいって、いいんかなあ。
3、4軒目は同じビルにある、花田商店と瀬戸美術。花田商店は茶道具が専門。瀬戸美術は専門は近代だけど、今回は立岡朋匡展 星の音楽会 銅線や金具で作った楽器のミニチュア。なんかホッとした。
で、5軒目は北浜元花外楼の隣のビルのギャラリーアムリタ 平賀茉莉展 的面の今を開く 金属を使った彫刻とそのドローイング。日本の古典文化への造詣の深さ、精神性が現代的な表現の作品にしっかりと根づいている。かっこいいなあ。
6軒目は、FESTARTの事務局でもあるNii Fine Arts MAZEKOZE Blue 展 独特の濃い~世界でした。

7軒目は、予定になかったけど、江戸堀のYoshimi Artsへ。横溢 柿沼瑞輝展 最後を飾るにふさわしい、エネルギッシュな作品。

で、飯行こう、ということになり、こはくはこ行くけど行く? 行く! てことで、賑やかな宴で締めたとさ。