Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

レッドクリフはみなあかん

2008-10-31 12:30:36 | Weblog
三國志の時代、西暦200年頃。といえば日本は弥生時代で倭国大乱の頃。大陸から逃げてきた連中の派閥争いの盛んなころですな。弥生時代というと米づくりを始めた牧歌的な時代なんなじゃさらさらなく、鉄器の普及による戦国時代だったのでした。話かわるけど幻の邪馬台国はうさんくさいなぁ。

謎解き日本史 詳説・古事記

2008-10-30 23:49:26 | Weblog
衣川真澄 新風舎
は、なかなかすごい本だ。かなりいい線いっているかもしれん。これと縄文をどうつなげるか。そこだな。今、俺たちが韓国語を話していたら、弥生セントリズムにくみしてもいい。しかし、そうだはないのだ。影響を強く受けてはいるが、私たちのしゃべる日本語は、あくまで縄文から受け継いでいるものなのだ。
アメリカにイギリスから来たイギリス人がアメリカ国民になって英語をしゃべっているのとはわけが違う。日本語をもっと大事に考えないといかんのだ。ついでに言うと日本語に主語はいらんし、アラビア語にも主語はいらんようだ。主語を明確にしてもらわないと意味を読み違えてしまうということは、それだけ想像力が欠如していることにもなるのだ。推して知るべし。空気読め。英語は空気読めなくてもわかるような言葉であり、それだけのもの。
アフリカの国立公園で狼藉を働く中国人のニュースを見て、やつらとは違う、と思うのは俺だけではあるまい。

WBC監督、原でええやん

2008-10-27 21:58:24 | Weblog
いやー、原さんしかおらんよ。阪神ファンやけどねえ。あの人、ある意味「日本代表」やし。最後の昭和馬鹿旦那。勝っても負けてもかってに泣いてるよ。い~じゃない。たかが野球ジャン。落合ぢゃいやみだし、野村は問題外の外だな。がんばれ原さん。かつて野球の神様川上監督はこう言い放ったもんでした。「野球は遊びですよ。だから勝ち続けることが難しい」という言葉にしびれたのは虫明師匠で、そのコラムにがきんちょだった私はしびれまくったのでありました。
で、問題の阪神の監督、真弓さんだが、はっきりいって結果は期待していない。どんなに負けても応援するけど、でも、背番号「72」、これはやばいかも。7+2=9。笑うなよ。足して9はえらいラッキーナンバーなのだ。
ああ、来年が楽しみだなあ。

粉河寺に行ってきた

2008-10-27 21:16:35 | Weblog
会社いくより1時間も早く起き、南海電車で一路橋本へ。乗り換えに20分ほど時間があったので駅から出て食い物屋を探してぶらつくが、なんもない。とことん寂れとる。でとにかくJRに乗って粉河へ。2両編成のザ・ローカル電車に揺られて少しは旅気分。でも400円は高い。で粉河駅からまっすぐ10分ほど歩いて寺についた。通りを歩く人が少なく、えーかんじと思っていたら、山門出前から白い法被のお遍路さん軍団が。観光バスでおでましになったのであった。最初はうえっとなったが、うまいこと時間ずらして仏像を見ることができたので、結果オーライなのだ。でお目当ての270年ぶりに開帳された千手観音はさすがに高貴なありがたさのオーラを放っていました。大きさはそれほどでもないが、存在感が重厚でした。
境内を一回りして和歌山へ。飯を食おうと思ったがこれまた駅前は寂れ放題ですかくらう。特急に乗ろうと思ったが、指定席料金を明示してないし、「自由席はありそうか」と聞くと「知らん」と抜かしたので新快速にする。寂れたデパートで日本酒を適当に買った。長久という酒で、期待してなかったが、一口飲んでこりゃいける。と思ってラベルを見たら中野BCぢゃないの。うまいわけだわ。田中酒店で超長久を飲んでたのをわすれていたが、潜在意識が覚えていたんかいな。まあ、これも結果オーライで、ご機嫌な帰路となりました。ちゃんちゃん。

暮れかかる・・・・・・

2008-10-24 00:02:39 | Weblog
暮れかかるむなしき空の秋を見ておぼえずたまる袖の露かな 摂政太政大臣 新古今和歌集

こりゃすごいね。「むなしき空」だよ! 知らんうちに泣いているわけだ。「むなしき空の秋」。すごい。強烈に秋、ですな。でも、摂政太政大臣って誰やねん。新潮の古典集成にも解説はなし。あかんやろう。ったくもう。

キリン、あかん

2008-10-23 01:32:02 | Weblog
発泡酒ビールのストロングを飲んだが、ぜんぜんいけてない。サイテーである。これにくらべりゃサッポロの癖のあるエーデルピルスのほうがよっぽどいい。
キリンの幹部は銀行屋系で酒の味なんかわからん連中だということが確信できた新製品であった。えーーーーかげんにせえよ。悔しかったら俺をアドバイザーにしてみい。がつんというたるでえ。
ついでに、大関のワンカップの白も最悪。どうするんや。お前らば変な酒作るから酒文化が衰退するんやぞ。わかってるんかい。責任感持って酒作れだあほ!

けったいな二本立て

2008-10-21 00:13:55 | Weblog
この週末選んだDVDはけったいな二本立てとなりました。「転々」はヨッキーさんに勧められた映画で見ようと思ってたけど、内容があまりに自分とダブるのでようみんかったけど、なんとなく見れる気がしたので借りたのだ。映画としては佳作、いい味でてます。三浦智和もただの男前からやっとランクアップできたようでこれからが楽しみ。
もう一本は「あの胸にもう一度」。アラン・ドロンとマリアンヌ・フェイスフルの古典的サイケポルノ。原作はマンディアルグの「モーターサイクル」、映画の原題は「ザ・ガール・オン・モーターサイクル」。邦題は「あの胸にもう一度」。邦題の方がいい稀有な例。内容は女が不倫に走る典型的なパターンではいはいな感じだが、時代を考えるとなかなかのもんだじ、アラン・ドロンのいるのがハイデルベルグというのが笑えるね。確かにドイツ現象学のメッカだからね。でアラン・ドロンの愛車はノートンでした。でフェイスフル演じるレベッカはアラン・ドロンにもらったハーレー。それに乗ってアウトバーンで事故って死ぬ。結末もストーリーも知ってたし、一度は日曜洋画劇場でもやってたんだが、その時は親がチャンネル変えたかで記憶がなかったのだ。
まさか自分がこんなまぬけな立場でストーリーを確認するとは。でもバイク映画としてはなかなかのもんで、角川映画よりゃまし。マリアンヌはアランドロンに会いに130キロをひた走るのだ。大阪から名古屋のちょいさき岡崎あたりかな?そんな恋でもしてみたいよ。