Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

近つ飛鳥歴博にいってきた

2009-04-30 13:20:43 | Weblog
前方後円墳の特集なんだが、ちょっと物足りない感じがした。古墳から出土した鏡や土器は充実していたが、前方後円墳と方墳との関係の掘り下げがなく、せっかく前の講演で館長がそれに関するええ話をしていただけに残念。古墳を作ることによって、地域の生産性が高まった、とかいうことも、言い始めてもええんちゃうやろか。

寒い週末だった

2009-04-27 13:10:32 | Weblog
冷たい雨の降る暗い週末だったのだ。土曜はなんとか書芸院展にはいったけど、なんだか風邪気味で後は全部キャンセル。ひたすら本の整理をしたのだった。手にとったら意外と選べるもんではあるな。あー早く休みに逃げ込みたい。

武装解除

2009-04-21 23:24:11 | Weblog
CMを流さないテレビ局で武装解除のプロフェッショナルの女の子(といってもアラサー)の番組をしていた。いやまったくえらいのだが、今から100年以上前にものの見事に武装解除をしてのけたのがわが日本、なのだ。

戦争が終わった後の、武人の処理はほんとうに困ったもんだろう。

で、サムライなんだが、今のサムライ賛美は2重に(少なくとも)失礼であろう。一つは、サムライではない「庶民」でありながらサムライ以上にサムライらしく死んで行った、私たちのご先祖様に対して。そして、本当にサムライでありサムライらしく死んで行ったサムライに対して。

ここで忘れてならないのは、幕末、いかにもサムライらしく華々しく活躍した、たとえば新撰組なんてのはみ~んな農民あがりだったという事実。

「侍ジャパン」なんていうが、統計的には今も昔も1割はかわらんはずだから、野球で9人いたら侍は1人おるかおらんか。イチロー以外は農民兵ですか? っていいすぎかもしれんが、「サムライ」って言うことはそういうことなんだぜ。野球チームに限ってサムライが100%なわけない。それじゃセクトだ。

日本人らしさをたたえる言葉、軽々しく「サムライ」とはもう言うまい。

PS.
武装解除のお姉さんは名字が「エ」の人なのもなんだか考えさせられたりして。

ジャッキー・チェン偉い!

2009-04-20 12:22:12 | Weblog
ジャッキーがある会議で「中国人は行動を制限しないと歯止めがきかんので制限すべき」旨の発言をして、中国人から反感をかっているらしいが、ジャッキーの勇気に敬意を表したい。そして自国民を客観的に見る知性もたいしたもんだ。サムライの何たるかもしらず、自己同一化して自分に酔ってる日本人とは雲泥の差だ。

「ビッグ・フィッシュ」サイコ~

2009-04-19 00:36:01 | Weblog
ユアン・マクレガー主演、ティム・バートン監督の作品。やっと、こういう感動ものを見れる精神状態になってきた。よかった。映画も最高。泣いてしまいました。大なり小なり親というものは子どもをこんな感じで愛してくれて育ててくれたんだと思う。

もう1本みたのが、「紳士協定」。これは古い映画で、グレゴリー・ペック主演、監督エリア・カザン。反ユダヤ主義に挑む作家の物語なんだが、グレゴリー・ペック扮する作家の友人であるユダヤ人の役どころのセリフが渋い。男が何を女に求めているか、というあまりにかっこいい理想を言ってくれる。そうなんだよ、まったく、と思うがそんな女おりませんわ。「同じ理想に向かって一緒に戦う同志」なんてねえ。

おすすめイベント

2009-04-15 09:08:37 | Weblog
4月14日~5月31日 大阪市立美術館
特別展 小袖 江戸のオートクチュール <2009年>

4月18日~6月14日 橿原考古学研究所付属博物館
吉野川紀行 4月26日「吉野川流域の縄文・弥生文化」

4月21日~26日 大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
伝統と創意 ’09日本書芸院展

大阪市立美術館
日本南画院展

4月25日~6月14日 安土城考古博物館
大型建物から見えてくるもの~弥生時代のまつりと社会~

4月25日~6月28日 兵庫県立考古博物館
王朝国家の光芒

5月1日 住吉大社
全国弓道大会

5月10日 住吉大社 
卯之葉神事
住吉大社の創立記念日を祝う式典。卯の葉を使った玉串を捧げ、祭典が行われたのち、石舞台にて舞楽が披露される。