タクシーの中で

会社を出て、コンビニで酒を買い、タクシーを拾う。
運ちゃんに聞いた。「チューハイのんでもええかな？」「ええですよ」
キリンの早摘みレモンのロング缶の栓を開けた。

タクシーのラジオはもちろん、ワールドカップだ。PK戦はまだ終わっていなかった。
「どないなってますの？」
「いやあ日本が1本はずしましてな」

そのまま日本は負けた。それを知ったのはタクシーの中、靭公園のあたりだった。
敗北、というにはあまりに勝利に近いそれで、ただ、もうひと試合みれないのがたまらなく残念で。喜んでいるというかホッとしているのが番組を買わなくて後悔しているフジテレビの社長くらいだろう。

帰り道、三国のあたりだけが激しい雨にみまわれていた。先輩の住んでいるあたりだ。

おれの家のそばは小雨だった。コンビニの駐車場でタクシーを止める。
「このコンビニは酒買えるんでっか?」「あたりまえやないかい」「ふぇっふぇっふぇっ」と運ちゃんは笑った。

珍しくコンビニの店長が話しかけてきた。「日本負けましたで」「らしいねえ」

こんな日も面白いじゃないか。
明日の朝、きちんと起きれたらね。

航星日誌 宇宙歴100627 どうやらとんでもない・・・

またしても、エンタープライズ号はどうやらとんでもない戦闘空間に迷い込んだようだ。日曜というのにこうして私一人がブリッジにいるのであった。もちろん、昨日も出ていたのだ。
戦いは白兵戦の様相を呈し、艦長である私自らが戦地に出向かう羽目になり、身動きがとれない。私はただただ恐ろしい。この1週間、無事に切り抜けることができるのか?　とにかくあっというまの1週間だろう。ああ、アイアンマン2観たい。

決勝Tへ！

すごいなあ。やりよったな。おめでとう。かたやイタリアとオーストラリアが敗退ってのも驚きだ。サッカーてのは負けないってことが重要だねえ。

洗濯

昨日は終電の一本前。ヘルプの仕事が足かせになってプレゼンの準備ができずさすがにイラつく。で、今日は朝イチでヘルプの仕事にけりつけて、別件のクライアントにカンプ届けなあかんかったから洗濯できんかった。めちゃくちゃ天気ええやんけ。クソッ

地獄の扉が静かに開く

な、月曜日。プレゼンが入ったり、へたれの別チームの手伝いやら、年史の氷山がどどどとクライマックスに向かって動き出しているのだ。なんでこんなに重なるねん。もちろんこれだけではないのだ。

気分はアムロくんの「わああああ～」なのだ。

服部天神で古本市

「クレイジー・ハート」を見た後は、服部天神の古本市へ。4冊買いました。いや、なかなか珍本が手に入り、満足満足。こういう聖地での古本あさりってのもすがすがしくてよいですな。

ニュージーランドチームに見る人種の壁

今、ワールドカップのイタリア-ニュージーランド戦をしているが、ニュージーランドにもスポーツにおける人種的なすみわけがあるみたいだねえ。ポリネシア系の選手が一人もおらん。ヨーロッパのチームどうしの戦いみたいだ。どっちかっていうと、サッカーの方がイギリスの下町の人間のするスポーツのような先入観があるが・・・

クレイジー・ハート

朝イチの上映にタクシー飛ばして間に合ったのだ。映画はなかなかよかったのだ。ジェフ・ブリッジス扮する伝説のカントリーシンガーは、おいぼれで酒浸りで新曲を作る気力もないのだが、一人の女との出会いをきっかけに立ち直る、が・・・というお話。サントラ買おう。主演のジェフ・ブリッジスのCDも持ってるから帰って聞こう。「レスラー」よりずいぶん救いがある。
で、感動を肴に阪急のコンコースでいっぱい。

で、カントリーミュージックなんだが、これがまたアメリカの演歌なわけだが、あのスタイルもなかなか突然変異的なもののような気がしてならん。だって歌い手はアイルランド系の移民たちが中心だったと思うが、そんな感じが全然せん。インディアンの土地を奪った連中だから、土地の風土と歴史が時代に醸された音楽であるはずがない。

アメリカ＝ロックなイメージがあるが、数の上では、カントリーの方がずいぶん多いらしいし。日本人が聞いてもなんとなくいい曲も多い。

ともあれ、男が立ち直るのは仕事と友人があってこそ、ってことは異論なし。がんばって仕事しよう。

惜しい！ 試合だったようだ

今日は昼から出社。会社出たら雨。でもほんだ～ピクシス。ピクシスではいつもの競馬マニアの常連が、「俺サッカーあんまり好きやない。そもそも日本人にサッカーなんかわかるんか?」というするどい独断と偏見。臆面もなく口にするおっさんが俺は好きだ。そして、そんなことを言える空気のこのバーが好きだ。

で、バーを出たら雨はやんでいた。ビデオを返してヨドバシで父の日のプレゼントを買って帰ったのだ。

で、帰ったら日本が０－１で負けていた。俺にしてみりゃ勝ちだね。2点以内に抑えたら立派なもんだ。

エド・ウッド

を観ながら宿題してたんだが、できはいまいち。まぁ、この手の業界内輪話ぢゃ作る奴の思いが先走るだけになりがちだからな。