和漢朗詠集 酒の15

晋の建威将軍劉伯倫酒を嗜んで　酒徳頌を作って世に伝へたり
唐の太子の賓客白楽天また酒を嗜んで　酒功讃を作って以てこれに継ぐ　白

酒好きは酒の詩を詠み酒を讃える。私もまた、そして、私もまた・・・・

和漢朗詠集 酒の14

新豊の酒の色は　鸚鵡（おうむ）盃の中に清冷たり
長楽の歌の声は　鳳凰管の裏に幽咽す　　

新豊とは長安城外の県名で酒の名所だという。
この詩、柿本人麿のころから知られた詩だ。

友が地方に帰るときに送る詩。
静かに盃を重ね、いろいろ語りたいが、語る必要もない気がして。
いいもんだね、酒は、友は。

ここまできて気付いたのだが、「和漢朗詠集」には酒の章がある。大事なモノなんだよ、昔から。

和漢朗詠集 酒の13

声は枕の上に来る　千年の鶴
影は盃の中に落ちつ　五老の峰　　　白

初秋の頃、訪れた山荘には千年の寿のある鶴の声しきり。
友が勧める盃に満たされた酒には美しい山々が映っている。

俺は亀田が嫌い

今元気なボクサーに亀田兄弟がいるが、奴らの下品さはなんとかならんかね。大阪人として恥ずかしさに堪えない。強いのはみんな知ったから、えーかげんスポーツマンらしく振る舞えよ。

大阪市はやっぱり破産？

今朝のテレビで大阪市の負債が3兆円超で3年後には破綻必至と言っていた。さもありなんだし、改善の兆しもない。まあそういう自治体も多いらしいからいっきに道州制になだれこんでうやむやにするんだろうか。

和漢朗詠集 酒の12

黄ばい緑しょ冬を迎へて熟す
こう帳紅炉は夜を逐うて開く　　　白

黄色の濁り酒も緑色の清酒も、冬になってうまく醸されました。
夜ごとに赤い帳を降ろし、客をもてなそうと待っているのです。

という歌だが、この歌にはおちがあり、これだけやっても誰も来ないと嘆くのです。ああ、そんなもんなんですね。ちょっと安心しました。

和漢朗詠集 酒の11

一盞（さん）の寒燈は雲外の夜
数盃の温酎は雪の中の春　　　白

冬の夜、頼りなげなともしびのそばで一人、酒を温めて飲む。
酒は濃い芳醇な酒だ。雪の中にここだけに春が来たかのように、酒がしみわたる。

和漢朗詠集 酒の10

酔はずはきん中にいかでか去ること得ん
麿囲山の月正に蒼々たり　　　　白

酔ってしまわなければ、そこには行けないということらしい。
青く月が光るその場所には。

美音ちゃん3 月のライブ

●3月4日（土）
Mister Kelly's
19:00/21:00　charge\3.000_曾根崎新地2-4-1三井ガーデンホテル 06-6342-5821
●3月9日（木）
ＳＵＢ
20:30~charge \1500_谷町９丁目駅６番 06-6462-3226
●3月14日（火）コンテローゼ
20:30~ \2500 東心斎橋1-7-25 06-6245-9390
●3月16日（木）
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20:30~charge\1000 心斎橋2-3-2クインズコート 06-6213-0622
●4月11日（火）
RUG TIME大阪
19:30/21:00/22:30 \2.000 心斎橋2-6-14アクロス4F 06-6214-5306
また遊びにいらしてくださぁい(^-^)よろしくお願いします♪
伊福美音

和漢朗詠集 酒の9

林間に酒をあたためて紅葉を焼く
石上に詩を題して緑苔を掃ふ　　　白

詩の題材を探しに秋の山には入るのはいいが、なんで酒がいるのよ。しかも紅葉燃やして熱燗にしてるし。困ったもんだ。と、いつしか季節は秋に。夏に酒の詩は全然なかったですよ。