土曜は8時まで仕事おわらず。11時に行ったのにフロア掃除ってのが痛かった。日曜も昼から出るが、会社の向かいのコンビニ出たらしゃべろばのマスターとばったり。元気をもらって、なんとか仕事。徳田経由でエリジウム観に行く。おちはどってことないが、よくできてる。面白い映画だった。未来のアメリカのスラムではスペイン語が標準語になるようで。
「イップマン」というブルース・リーの師匠の映画のDVD でちまちまみていた。要は中国拳法と空手のたたかい闘いなんだが、陸軍のみならず、空手は日本の国技でもないし、武士のたしなみでもない。剣道と柔道でしょ。これはきちんと空手協会、防衛省、文部科学省は抗議せなあかんで。
火曜は梅田からタクシー帰り。昨日は終電持ち帰り仕事。寝たのは3時。さすがにしんどい。さいこうきおんは26度。朝、いつもの道で秋風が吹いた。どどっときて、木々がざわめいた。これか…。
まあ、しばらくきつい坂を登り続けるか。登りきったら、ただそれだけ、という坂を。
まあ、しばらくきつい坂を登り続けるか。登りきったら、ただそれだけ、という坂を。
じいさんの墓が聖徳太子なる人の古墳のお膝元にあるため、墓参りのたびに、聖徳太子について考えてしまう。
斑鳩の宮とか法隆寺の夢殿とか、ほとんど信じていない。いろんな人物を合成して作り上げたものだろう。
叡福時に眠る人は河内王朝がらみで、金剛山にゆかりのある人ではないか。
さて、聖徳太子といえば、「和をもって貴しとなす」という名文である。この言葉が、昔から引っかかっていた。かっこよすぎるのである。あまりに、進歩てきで、唐突で、だれにも受け継がれていない。
そこで、現状の仮説。正しくは「倭をもって貴しとなす」ではなかったか。和は倭でありやまと、なのだ。卑弥呼の倭とトヨの倭が一つになり、大倭(大和)のできたときに、倭人がこの国の支配階級であるとした宣言ではないか。
古来、日本は「倭のやまと」と呼ばれ、倭と書いてやまと、と読んだのだろう。倭の字は和にかわっても、大和と書いてやまと、と読む読み方で今に残っている。
非常に反感を買うだろうが、聖徳太子に栄光を横取りされた真の英雄を探し出すためには、避けて通れないのだ。
斑鳩の宮とか法隆寺の夢殿とか、ほとんど信じていない。いろんな人物を合成して作り上げたものだろう。
叡福時に眠る人は河内王朝がらみで、金剛山にゆかりのある人ではないか。
さて、聖徳太子といえば、「和をもって貴しとなす」という名文である。この言葉が、昔から引っかかっていた。かっこよすぎるのである。あまりに、進歩てきで、唐突で、だれにも受け継がれていない。
そこで、現状の仮説。正しくは「倭をもって貴しとなす」ではなかったか。和は倭でありやまと、なのだ。卑弥呼の倭とトヨの倭が一つになり、大倭(大和)のできたときに、倭人がこの国の支配階級であるとした宣言ではないか。
古来、日本は「倭のやまと」と呼ばれ、倭と書いてやまと、と読んだのだろう。倭の字は和にかわっても、大和と書いてやまと、と読む読み方で今に残っている。
非常に反感を買うだろうが、聖徳太子に栄光を横取りされた真の英雄を探し出すためには、避けて通れないのだ。
休日の明るい夕方の歩道を、姉と弟がそれぞれ自転車に乗って、家路を急ぐ。
姉には弟がばかに見えるが、かわいくも思えているようだ。
さて、何年後に、どの男も同じていどのあほばかり、と気づくだろうか。
姉には弟がばかに見えるが、かわいくも思えているようだ。
さて、何年後に、どの男も同じていどのあほばかり、と気づくだろうか。
彼岸の墓参りのあと、阪急梅田の黒井健 絵本原画展へ。なかなかよいです。ごんぎつねの映像に泣きそうになる。それにしても素晴らしい世界。やっぱり、原画には、印刷物にない、アウラがあるね。命が宿っている。
疲れきった心が、潤うのを感じる。辛い人生だが、もう少し、生きてみるか、と思う。余裕がなくとも、まわりの人や何かをもう少し愛さなくちゃな、と思いつつ、徳田で熟成旨タン焼と、飛騨高山の久寿王。これまた感動。
疲れきった心が、潤うのを感じる。辛い人生だが、もう少し、生きてみるか、と思う。余裕がなくとも、まわりの人や何かをもう少し愛さなくちゃな、と思いつつ、徳田で熟成旨タン焼と、飛騨高山の久寿王。これまた感動。
下町の雑居ビルの地下に、おそろしくオーセンティックなバーがあった。
地上はガキどもがはしゃいでいても、そこには別世界の静寂があった。
いつも、客が少いのであった。
その晩も。
ドアが静かに開いた。
くたびれた中年男だった。
男はノロノロと、しかし確かな足どりで、カウンターの奥から2番目の席に向かった。
「マティーニ」と、男はうつむいたまま、言った。
マスターは「いつものもので、よろしいですか」と言った。
男は、ゆっくり首を縦にふったが、微妙に左右に揺れていた。
男は久しぶりに、そのバーを訪れたのだった。
無口なバーテンダーと無口な男。静かで穏やかな時間が流れる。
マスターは、さて、この前の会話は何で終わったかな、と記憶をたどっているところで。4人組が来た。
男は「ごちそうさん」。ひといきおいて、「旨かった。ありがとう」とつぷやいて、消えた。
男の羽振りのいい時から、マスターは知っていた。羽振りのいい奴ではあったか、彼には嫌みがなかった。
だから、いらぬ心配もしていたのかもしれない。
マティーニを男が飲む時は、一人の時か、とびきりの女がいっしょの時だった。
マスターは、男ともう少し、話したい、と珍しく思ったが、男が二度こないだろう、と確信、していた。
地上はガキどもがはしゃいでいても、そこには別世界の静寂があった。
いつも、客が少いのであった。
その晩も。
ドアが静かに開いた。
くたびれた中年男だった。
男はノロノロと、しかし確かな足どりで、カウンターの奥から2番目の席に向かった。
「マティーニ」と、男はうつむいたまま、言った。
マスターは「いつものもので、よろしいですか」と言った。
男は、ゆっくり首を縦にふったが、微妙に左右に揺れていた。
男は久しぶりに、そのバーを訪れたのだった。
無口なバーテンダーと無口な男。静かで穏やかな時間が流れる。
マスターは、さて、この前の会話は何で終わったかな、と記憶をたどっているところで。4人組が来た。
男は「ごちそうさん」。ひといきおいて、「旨かった。ありがとう」とつぷやいて、消えた。
男の羽振りのいい時から、マスターは知っていた。羽振りのいい奴ではあったか、彼には嫌みがなかった。
だから、いらぬ心配もしていたのかもしれない。
マティーニを男が飲む時は、一人の時か、とびきりの女がいっしょの時だった。
マスターは、男ともう少し、話したい、と珍しく思ったが、男が二度こないだろう、と確信、していた。
それにしても、つくづく報われない人生だ。何も残っていない。疲れ以外。ただ、人生は魂を磨くためのもの、と言い聞かせることだけが救いだ。
クライアント直行の朝、二度寝する。ちょい遅刻ですんだ。が、それ以降ノンストップ、初めて口にしたのが19時のコンビニのサンドイッチ。帰校終えて代理店から出たのは2230。しんど。
久しぶりの2連休。台風のおかげで引きこもれた。DVD 4本観た。ゴーストライダー2、エンターザボイド、アレキサンダー、007ゴールドフィンガー。敬老の日のプレゼントも贈ったし、最低するべきことはしてると言い聞かせつつ、明日に備える。