Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

そして、天満宮

2015-07-21 20:41:57 | Weblog
そして、天満宮。天満宮のスタートが道真の怨霊封じの天神信仰とするのは、間違い。ルーツは大将軍社。今も境内にある。

大将軍社とは、首都の南方を守護するために置かれた、と思う。
で、守護した都は、長柄豊崎の宮で、今の豊崎神社。初期豊崎の宮は、こっちだろう。思うに、今の大阪城のあたりは、ど聖地で、人は近いていなかったのではないか。

今のように大阪天満宮が大きくなったのは、秀吉以降ではないか。天神結社のような全国的な講組織の一大センターとなることで、富が集中したのではないか。

つまり、菅原道真は隠れ蓑である。

天神祭考

2015-07-21 14:00:49 | Weblog
さて、天神祭。天神祭といえば菅原道真公。で、道真さんは、土師氏の末裔。たどりたどれば、天穂日命。埴輪を発明した野見スクネが代11天皇である垂仁天皇から「土師職(はじつかさ)」を、曾孫の身臣は仁徳天皇より改めて土師連姓を与えられたと言われている。古墳を作ったり葬送儀礼にも携わった。

古墳を造らなくなったら仕事は墓堀ばかり。こんなんいやや、と直訴して菅原姓をいただく。

天穂日命は天孫系とされているが、どうだかね。
ともあれ、土師氏は応神天皇がつれてきた、土木集団らしい。
時を経て、応神系が傍流になって冷や飯食わされてた、てのが実情だろう。

この頃すでに、当時の人間ですら、建国の歴史があやふやになっていて、それを正そうとしたから、道真は左遷された、という説があり、魅力的。確かに菅氏文集を読んでも、藤原時平への恨みなど、一言もない。

そして、今ある天神祭は、道真とはまったく関係がなく、どうも神武=応神の東遷の記録システムではないか。動画で残せないから、祭という人主演の演劇として残す、という。

夏が来た

2015-07-12 17:53:11 | Weblog
今年も夏が来た。梅雨は明けてないけどね。昨日の夜は近くで夏祭りだった。8時にピタリと喧騒がやんだ。いくたまさんの夏祭りも今日だった。代理店の帰りに寄ったもんだが、休みの日にわざわざ行く気にはならない。
天神祭目指して頑張ろう。