鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

雪の八王子

2008年02月10日 | 来た! 見た! 乗った!
八王子まで、行ってきました。
高校のときの同級生と会うためです。
2月に入りましたが、いちおう名目は“新年会”。

中央線特別快速で西へと向かいます。
E233系に乗ったのは2回目かな?
初めてのときは豊田→高尾でしたから、ある程度の距離を乗るのは初めてです。

通勤で乗っているE217系に比べると、走りと揺れかたがソフトな気がします。
もっとも、速度が遅いせいかもしれません。

三鷹→国分寺の高架を見たかったのと、201系がどれほど走っているかを知りたくて、
東京から八王子までず~っと運転台の後ろに立っていた間抜けなお話は、ここだけの内緒ね。

八王子の駅は、好きです。
なんといっても、この駅から旅立つことが多かったから。
機関車交代のために、よく貨物列車が止まっていることも、この駅の魅力でしょう。

16時44分ごろに発車した下り貨物列車で、たぶん北長野行き。
だれか、列車番号を教えてくださいませ。

雪が降り出しました。
機関庫も寒々しい光景になてきました。

機関車が止まっていないのも、寒々しさを助長してます。
ステンレス鋼体のキハ35形900番台を初めて見たのは、ここでした。

積もってきました。
呑んできましたら、足元はべちゃべちゃです。

右手に貨車の検修施設があったような気がするのですが。

上り各駅停車が入ってきました。

夜も更けて参りまして、三鷹から先、上りの快速電車はあと1本です。

八高線回りの川越行きもこれが最終かな。

雪は八王子で3cmくらい積もっていまして、新宿までは雪化粧してました。
それが錦糸町、津田沼ともただの雨。
いやぁ、千葉の寒さのぬるいこと!

この先は、ワタシの備忘録で、鉄道模型とは何ら関係ありません。

集まった連中は、生物部で一緒だった仲間です。
積もる話をしながら感じたことを少々。

多摩川の話が出ました。
高校生のころ、毎日のように観察を続けていた川で、おもなフィールドは浅川との合流点付近。

あのころ熱心に探鳥に出かけていた男が、最近はあまり行かなくなったといいます。
「渡り鳥の数が減ったし、珍しい種類も来なくなったんだよ」
彼の分析です。
こちらで越冬するいわゆる冬鳥の繁殖地はシベリアです。
ところが、そのシベリアでは開発が猛烈なスピードで進んでいます。
逆に、冬になると南へ渡っていく夏鳥は、東南アジアで越冬するのですが、
こちらの越冬地も、危機的状況。
東アジアで、鳥類の絶対数が減っているのは確実だろう、と言うのです。
もしかすると、地球規模かもしれません。

その男は海洋調査のドクターですから、おそらく、その分析は、ただしい。
20年前と比べてかなり減っている、というスピードが気になります。

いっぽう釣りをする別の男は、川と東京湾は確実に水質が良くなったといいます。
川底の石の裏にいたヒルが、いなくなたそうですから。
最近ではアユの遡上が、ずいぶん増えたということです。

これもまた、この20年での大きな変化。

でも、環境ホルモンは減っていない、と別の男が言います。
たしかに、水中の酸素濃度や浮遊物質の量は調べても、環境ホルモンは調査項目から漏れていそうだな。

ワタシが高校3年間観察していたのは、川のプランクトンです。
ほかに2人熱心なひとがいてね、ずいぶんと助けられました。

水質が変わってきたのなら、プランクトンの構成比も変わってくるはずです。
おそらくツリガネムシなどの原生動物が減って、ツヅミモなどの緑藻類が増えているはず。

いまの状況を調べて当時と比較することは、地球環境を考える上でもかなり大事な仕事です。
しかし、ワタシどものいた生物部は数年前に廃部になったとか。
それでも、資料は残っているはず。
ならば、事実を積み重ねてまとめておくことは、われわれの仕事なのかなぁ。

いまの住処から多摩川、浅川へなどは、到底通えません。
実家のあたりへ引っ越したいと、はっきりした意思で、そう思いました。

模型の話しから逸れて、ごめんなさいね。
上で取り上げたコンテナ貨物のことは、また後日触れるつもりです。


にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする