鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

朴の木の二又の片割れを切り倒す

2022年11月02日 01時13分13秒 | アングル










茶の間のすぐ外に直径約50cmの朴の木が立っていて、大屋根の棟も超える高さになっている。
今のうちに何とかしないと災の元となりそうで、二又になっている片割れだけでも切ることにした。
根元で直径50センチが地上1m余りのところで二又に分かれ、26cmと24cmの直径。
木が二又になるということは、合わせて元の直径になるものなのだろうか。
それはともかく、24cmの方が傾き加減に伸びているので、こちらを切り倒そうという考え。
そのまま、どこに倒れようと構わないわけではなくて、枇杷やポポ−や楓に倒れ込んだら困る。
家の方に倒れたら、ガラスが割れるだけでは済まなくて、庇や小屋根の破損は必至。
倒したい角度は15度位の許容範囲だが、先ずは頭を刈らないと、その方向に電線があって、もろに当たるという条件。
2連梯子を前のお宅から借りてきて、できるだけ高く上がって、片手で身体を支え、片手でノコギリを使う。
これも落とす方向を考えつつ、我が身の安全第一で角度と場所を選んで、右手を使ったり左手を使ったりしてノコギリを入れる。
最初の画像は第1段階の下の方の枝を払った状態のもので、その後で梯子の位置を変え、伸ばして、先端部を切り取ったのは撮り忘れた。
撮り忘れたというよりは、切り倒すことに全神経を集中させているので、気持ちがそこにまで行かない(全集中って言うんだっけ?)。
最後の工程はチェーンソーを入れる3次元角度と切り込み加減が倒れ角度を決めるので、マーカーで線を引き、シミュレーションをしばしやってから決行。
その前に、家の方に倒れるのだけは避けたいので、ロープを木の上部に結び、下は40度ほどの角度で庭石に結んでおいた。
切り始めてから刃が余りにも切れないので新しい刃に交換して、そうしたら切れすぎて、傾きかけた時点でロープを掴んで倒れ方向を操作しようと思っていたのに、あっと思う間に倒れてしまった。
完璧のドンピシャは思惑通りの位置に落ち、この爽快感と達成感は久々だった。
私にもこういうことがまだ起きるのかと、じんわり余韻に浸る。
あとの始末も大変なのだが緊張感はなくなり、次の日にわざわざ作業を残したりして、ようやくテーブルに腰掛けができた。
コメント (4)
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