【2007年・日本】試写会で鑑賞(★★★☆☆)
1979年に日本中を席巻した都市伝説「口裂け女」。
その口裂け女の誕生を描き、次々と子どもたちが姿を消していく恐怖を描いたホラー映画。
27年前に子供たちを震え上がらせた口裂け女の噂。現在、かつて口裂け女の噂が発生した静川町で、再びその噂が広まりつつあった。ある日、噂を確かめようした小学生3人が、公園で口裂け女の出現を待ち構えていた。そこへ大きな地震が起こり、気が付くと1人の少年の後に大きなハサミを持ち、コートにマスク姿の女性(水野美紀)が立ちつくしていた。口裂け女の出現に慌てて逃げ出す2人の少年。振り向いた時には、少年も口裂け女も忽然と姿を消していた。この事件によって地元の小学校では、担任が付き添った集団下校をし、保護者が迎えに来てもらうという措置をとる。小学校の教師である山下京子(佐藤江梨子)も生徒たちを連れて集団下校を行うことになった。しかし、生徒の佐々木美佳(桑名里瑛)は、迎えに来た母親・真弓(川合千春)も元に行きたがらない。京子は真弓に断りを入れ、美佳としばらく2人きりで話をすることにする。そこで、美佳が家で虐待を受けているという事実を知ってしまう。実は京子も小さな娘への虐待が原因で離婚したばかりの身であった。そこへ突然と口裂け女が出現し、京子の目の前で美佳が連れ去られてしまう。京子は、同僚の教師である松崎昇(加藤晴彦)と共に、失踪した美佳の手がかりを探し始めるが…。

噂の根源は岐阜県とも京都府とも言われている、都市伝説の代表的な物語。
最近では韓国の方でも出現しているというニュースがありましたね。
時代ごとにさまざまなバリーエーションがあるようですが、大まかな物語はこんな感じ。
コートを着て、口をマスクで隠した女が近づいてきてこう問いかける。
「ワタシ、キレイ?」と。
「はい」と返事をすると、女は「これでもか?」と言ってマスクを外す。
女の口は耳まで裂けており、隠し持っていた刃物で襲いかかってくる。
ともやの時代は鎌だったんだけどなぁ。
今はハサミなのかしらん?


独自の解釈を取り入れて口裂け女のルーツに迫っていくのですが、監督は児童虐待というテーマも巧みに絡ませていきます。
そう、監督は「ノロイ」の白石晃士。
ドキュメンタリー風のホラーを手掛けてきただけあって、子供たちの失踪を口裂け女と結びつけて報道するニュース映像などリアリティがありました。
ちょっと口裂け女の噂が流れていた当時を思い出して、ちょっとブルっとしました。

そして本当は別の役でオファーがあったのにもかかわらず、ノリノリでこの役が演りたいと言った水野美紀。
スポーツ新聞の一面をこの写真が飾った時はビックリしましたね。
見所は「ワタシ、キレイ?」と言う口裂け女の新解釈。
ほほう、なるほどねぇ~。
何故マスクをしているのか?
何故コートを羽織っているのか?
そういった部分にもすべて回答が用意されています。
多少?な部分もありますが、割と満足できる内容でした。
監督は白石晃士。
2007年3月17日公開
公式HP:口裂け女
■口裂け女は過去にもいろいろ映像化されているようです。
1979年に日本中を席巻した都市伝説「口裂け女」。
その口裂け女の誕生を描き、次々と子どもたちが姿を消していく恐怖を描いたホラー映画。
27年前に子供たちを震え上がらせた口裂け女の噂。現在、かつて口裂け女の噂が発生した静川町で、再びその噂が広まりつつあった。ある日、噂を確かめようした小学生3人が、公園で口裂け女の出現を待ち構えていた。そこへ大きな地震が起こり、気が付くと1人の少年の後に大きなハサミを持ち、コートにマスク姿の女性(水野美紀)が立ちつくしていた。口裂け女の出現に慌てて逃げ出す2人の少年。振り向いた時には、少年も口裂け女も忽然と姿を消していた。この事件によって地元の小学校では、担任が付き添った集団下校をし、保護者が迎えに来てもらうという措置をとる。小学校の教師である山下京子(佐藤江梨子)も生徒たちを連れて集団下校を行うことになった。しかし、生徒の佐々木美佳(桑名里瑛)は、迎えに来た母親・真弓(川合千春)も元に行きたがらない。京子は真弓に断りを入れ、美佳としばらく2人きりで話をすることにする。そこで、美佳が家で虐待を受けているという事実を知ってしまう。実は京子も小さな娘への虐待が原因で離婚したばかりの身であった。そこへ突然と口裂け女が出現し、京子の目の前で美佳が連れ去られてしまう。京子は、同僚の教師である松崎昇(加藤晴彦)と共に、失踪した美佳の手がかりを探し始めるが…。

噂の根源は岐阜県とも京都府とも言われている、都市伝説の代表的な物語。
最近では韓国の方でも出現しているというニュースがありましたね。
時代ごとにさまざまなバリーエーションがあるようですが、大まかな物語はこんな感じ。
コートを着て、口をマスクで隠した女が近づいてきてこう問いかける。
「ワタシ、キレイ?」と。
「はい」と返事をすると、女は「これでもか?」と言ってマスクを外す。
女の口は耳まで裂けており、隠し持っていた刃物で襲いかかってくる。
ともやの時代は鎌だったんだけどなぁ。
今はハサミなのかしらん?


独自の解釈を取り入れて口裂け女のルーツに迫っていくのですが、監督は児童虐待というテーマも巧みに絡ませていきます。
そう、監督は「ノロイ」の白石晃士。
ドキュメンタリー風のホラーを手掛けてきただけあって、子供たちの失踪を口裂け女と結びつけて報道するニュース映像などリアリティがありました。
ちょっと口裂け女の噂が流れていた当時を思い出して、ちょっとブルっとしました。

そして本当は別の役でオファーがあったのにもかかわらず、ノリノリでこの役が演りたいと言った水野美紀。
スポーツ新聞の一面をこの写真が飾った時はビックリしましたね。
見所は「ワタシ、キレイ?」と言う口裂け女の新解釈。
ほほう、なるほどねぇ~。
何故マスクをしているのか?
何故コートを羽織っているのか?
そういった部分にもすべて回答が用意されています。
多少?な部分もありますが、割と満足できる内容でした。
監督は白石晃士。
2007年3月17日公開
公式HP:口裂け女
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■口裂け女は過去にもいろいろ映像化されているようです。
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なかなか笑えたっしょw
それにしても、芝居できない加藤クンはなんとかならんのかと、ちょっとだけ思ったよ。
ま、あの素演技一本も彼の持ち味だろうけど。
白石監督のリアル風だけど、わざとらしい演出も、「ノロイ」ほど鼻につかなかったし。
だが、この手のホラーにあそこまで明確なテーマ性持たせると、おいら的にはちょっとって感じだったな。
もそっと理不尽さが必要だね。
復活描写関係は、かなり理不尽だけどww
>例のモノを受け取ってもらう前に観ちゃったんね。
試写会が当たったんで大きいスクリーンで観ちゃいました。
>なかなか笑えたっしょw
ああいう展開に持っていくのはすごいなぁ…って、拍手しちゃいました。
>それにしても、芝居できない加藤クンはなんとかならんのかと、ちょっとだけ思ったよ。
サトエリもね(笑)。
ハマるジャンルの作品だとキラキラと輝きまくるんだけどねぇ。
>白石監督のリアル風だけど、わざとらしい演出も、「ノロイ」ほど鼻につかなかったし。
変なCGとかなかったしね(笑)。
口裂け女は100Mを3秒で走るとか噂があって、「プロミス」の韋駄天みたいな描写があったらどうしようかと思ってましたが、杞憂に終わりました。
>もそっと理不尽さが必要だね。
虐待母親に転移していく理不尽さは怖くね?
それを考えるとサトエリに何で転移しなかったのか?
改心したからなのかな?
殺す子供と殺さない子供の基準は何なのか? とか、ちょっとしたつまらない部分が気になったりもしたけどね。
まぁ、続編は作らない方が正解ですね。
改心したからなのかな?
ラスト変わった・・・?
>韋駄天みたいな描写
いや、それを観たかったのだよw
>ラスト変わった・・・?
えっ、違うの?
見比べてみるから今度貸してね。
>いや、それを観たかったのだよw
まぁ、そういうのもアリなんだけどね(笑)。
いやぁ~ラストは楽しかったです。
やっぱり「ワタシ、キレイ?」の台詞が徐々に鮮明に聞えてくるところなんて特に・・・
晴彦くんの演技はそんなにひどかったかなあ~
黒沢映画に出てるときよりはマトモだったような・・・
>晴彦くんの演技はそんなにひどかったかなあ~
いやぁ、あれが晴彦さんの持ち味なんですけど、演技云々ではなく、あんまりホラーには向かない人かなぁ…って(笑)。
ラストが違うバージョンがあるのかどうかは、今度確かめてみますね~。
>映画見てみたい.
割と怖いですよ。
そんなに残酷な描写もないから、ライトな感じで怖がるにはいいかも~ですよ~。
私も殺す子供と殺さない子供の基準が分からなかった!でもまぁ面白かったです
同じだね。
別バージョンなさそうw