(原題:SURVIVAL OF THE DEAD)
【2009年・アメリカ/カナダ】試写で鑑賞(★★★☆☆)
2009年ヴェネチア国際映画祭正式出品作品。
2009年トロント国際映画祭正式出品作品。
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が放つサバイバル・ホラー。
ある年の10月。「突如として蘇った死者が人々を襲い始める」という衝撃的なニュースが報道される。
それから4週間後。その惨劇はとどまることを知らず、混乱に陥った世界は各地で死者が跋扈する無法地帯と化す。そんな中、州兵のサージ・クロケット(アラン・ヴァン・スプラング)は、トムボーイ(アシーナ・カーカニス)ら数人の仲間たちと共に崩壊状態の軍隊を離れ、強盗を繰り返しながら安全な場所を探し求めていた。途中で無法者と行動していたボーイ(デヴォン・ボスティック)が仲間に加わるが、彼から「デラウェア沖に死者の蘇らない安全な島がある」という情報を得る。わずかな希望に賭けサージたちは、その島ーープラム島のことを知るパトリック・オフリン(ケネス・ウェルシュ)と島に向かう。オフリンはその島の出身で、勢力を二分する実力者シームス・マルドゥーン(リチャード・フィッツパトリック)とゾンビの対処方法を巡って争っていた…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c9/33f71dc91dbb22c9c2d6eefb319959ea.jpg)
1968年「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」(原題:NIGHT OF THE LIVING DEAD)
1978年「ゾンビ」(原題:ZOMBIE: DAWN OF THE DEAD)
1985年「死霊のえじき」(原題:DAY OF THE DEAD)
2005年「ランド・オブ・ザ・デッド」(原題:LAND OF THE DEAD)
2007年「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(原題:DIARY OF THE DEAD)
ゾンビ映画を世に定着させたジョージ・A・ロメロ監督。
こうして監督作品を列記してみると、意外に本数自体は少ないのね。
ただこの少ない作品群が、今幾多とあるゾンビ映画に与えた影響は計り知れないですからね~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/db/167752cd504c6ecc5e98e304ddb6560f.jpg)
今回主人公となるのは、2007年「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(原題:DIARY OF THE DEAD)の劇中で主人公たちを襲う追いはぎとなった軍隊を演じたサージたち。
本編のオープニングでも「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」のシーンが挿入されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ec/c379ad42583353d03405bd826502a5a9.jpg)
今回ロメロ監督が描いたのは、新しいゾンビの在り方。
ゾンビが人間以外の肉を食べるようになれば、ゾンビを飼いならすことができ、共存できるのではないか?
実は未見なんですが、「ゾンビーノ」がそんな物語なんですよね?
もともとのゾンビ伝説の始まりが、"ブードゥの魔術で死んだ人間を生き返らせ労働者として使っていたらしい"ということなので、ある意味原点回帰な作品と言えるのかもしれないですね。
ただ個人的なゾンビの恐さというのは、
・愛する人がゾンビになってしまう恐怖(安らかな死を迎えられない哀しみ)。
・その愛する人に襲われる恐怖(愛する人を殺さないと自分が殺されてしまう葛藤)。
そういう部分が面白いと思っているので、今回の作品に関してはまったく怖さを感じませんでした。
これはこれでこういうアプローチもアリなゾンビ映画だと思うんだけど、怖くないゾンビ映画はねぇ~。
ちなみに今回登場するのはノロノロと歩くオーソドックスなゾンビ。
(あれ、「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」では走ってなかったかしら? 記憶が曖昧なり)
一つ学んだのは、ゾンビに噛まれたらやばいけど、噛んでもやばいということ。
良い子は噛んじゃダメ、絶対ww。
監督・脚本・製作総指揮はジョージ・A・ロメロ。
2010年6月12日公開
公式HP:サバイバル・オブ・ザ・デッド
■世界観を同じくするシリーズ前作はこちら
■ゾンビ映画を知るには…
【2009年・アメリカ/カナダ】試写で鑑賞(★★★☆☆)
2009年ヴェネチア国際映画祭正式出品作品。
2009年トロント国際映画祭正式出品作品。
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が放つサバイバル・ホラー。
ある年の10月。「突如として蘇った死者が人々を襲い始める」という衝撃的なニュースが報道される。
それから4週間後。その惨劇はとどまることを知らず、混乱に陥った世界は各地で死者が跋扈する無法地帯と化す。そんな中、州兵のサージ・クロケット(アラン・ヴァン・スプラング)は、トムボーイ(アシーナ・カーカニス)ら数人の仲間たちと共に崩壊状態の軍隊を離れ、強盗を繰り返しながら安全な場所を探し求めていた。途中で無法者と行動していたボーイ(デヴォン・ボスティック)が仲間に加わるが、彼から「デラウェア沖に死者の蘇らない安全な島がある」という情報を得る。わずかな希望に賭けサージたちは、その島ーープラム島のことを知るパトリック・オフリン(ケネス・ウェルシュ)と島に向かう。オフリンはその島の出身で、勢力を二分する実力者シームス・マルドゥーン(リチャード・フィッツパトリック)とゾンビの対処方法を巡って争っていた…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c9/33f71dc91dbb22c9c2d6eefb319959ea.jpg)
1968年「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」(原題:NIGHT OF THE LIVING DEAD)
1978年「ゾンビ」(原題:ZOMBIE: DAWN OF THE DEAD)
1985年「死霊のえじき」(原題:DAY OF THE DEAD)
2005年「ランド・オブ・ザ・デッド」(原題:LAND OF THE DEAD)
2007年「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(原題:DIARY OF THE DEAD)
ゾンビ映画を世に定着させたジョージ・A・ロメロ監督。
こうして監督作品を列記してみると、意外に本数自体は少ないのね。
ただこの少ない作品群が、今幾多とあるゾンビ映画に与えた影響は計り知れないですからね~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/db/167752cd504c6ecc5e98e304ddb6560f.jpg)
今回主人公となるのは、2007年「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(原題:DIARY OF THE DEAD)の劇中で主人公たちを襲う追いはぎとなった軍隊を演じたサージたち。
本編のオープニングでも「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」のシーンが挿入されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ec/c379ad42583353d03405bd826502a5a9.jpg)
今回ロメロ監督が描いたのは、新しいゾンビの在り方。
ゾンビが人間以外の肉を食べるようになれば、ゾンビを飼いならすことができ、共存できるのではないか?
実は未見なんですが、「ゾンビーノ」がそんな物語なんですよね?
もともとのゾンビ伝説の始まりが、"ブードゥの魔術で死んだ人間を生き返らせ労働者として使っていたらしい"ということなので、ある意味原点回帰な作品と言えるのかもしれないですね。
ただ個人的なゾンビの恐さというのは、
・愛する人がゾンビになってしまう恐怖(安らかな死を迎えられない哀しみ)。
・その愛する人に襲われる恐怖(愛する人を殺さないと自分が殺されてしまう葛藤)。
そういう部分が面白いと思っているので、今回の作品に関してはまったく怖さを感じませんでした。
これはこれでこういうアプローチもアリなゾンビ映画だと思うんだけど、怖くないゾンビ映画はねぇ~。
ちなみに今回登場するのはノロノロと歩くオーソドックスなゾンビ。
(あれ、「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」では走ってなかったかしら? 記憶が曖昧なり)
一つ学んだのは、ゾンビに噛まれたらやばいけど、噛んでもやばいということ。
良い子は噛んじゃダメ、絶対ww。
監督・脚本・製作総指揮はジョージ・A・ロメロ。
2010年6月12日公開
公式HP:サバイバル・オブ・ザ・デッド
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■世界観を同じくするシリーズ前作はこちら
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■ゾンビ映画を知るには…
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先日、どこかのゾンビ作品愛好者のまとめスレで、「腐ってるのに走ったら、足もげるだろう?」「脳みそ溶けてるのに、どこで考えてるんだ?」という討論がされていて、ゾンビが恐い私でも面白かったです。
リアルに考えるとゾンビって死体なんで、2~3ケ月も放っておけば腐乱して歩行どころじゃなくなり、驚異ではなくなってしまいますよねww。
(そういう場面はマイケルの「スリラー」のPVでも歩きながら腕がボトって落ちているシーンがありましたが…)
うーん、やっぱりこれフツウよね~。
ロメロのナイト・オブ・ザ・リビング・デッドが最高に大好き♪
次なるロメロ作品はどんなゾンビが出てくるかなぁ★
ゾンビ大辞典、そういえばあんなに苦労して手に入れたのに、
妹の夫(ノルウェー人)がゾンビ好きで
あげちゃったの~
喜んでたけどやっぱり私もまた欲しいなぁ(笑)
qです。ままま。こちらでも宜しくです。
風の吹くまま気の向くままのqです
新しいゾンビの在り方
如何でしたでしょうか?!?!
パワーに欠けているだの
なんか ソフトになっただの
多々 聞いてしまう話もありですが
やっぱり楽しみなんですけどね♪
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」と「ゾンビ」は傑作ですからね~。
『あと2~3本は撮りたい』って言ってるけど、もっともっと撮ってほしいわぁ。
ほんとパワフルなおじいちゃんです、ロメロ監督♪
>ゾンビ大辞典
日々増えるゾンビ映画。
定期的に最新版を出していってほしいですよね。
データベースとしても必見です。
いや、qさんの方がいいのかな?
いや~、こういうホラー映画は昔に比べていろんな規制が増えてきて、作りづらくなってるんでしょうね~。
ショッキングさはマイルドになっていても、こういう映画は今後も観て行っちゃうんでしょうね~♪