ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

最高の人生の見つけ方

2010年11月21日 | 映画(さ行)
(原題:THE BUCKET LIST)
【2007年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★★☆)


共に末期ガンと宣告された2人の老人が、死ぬ前にやり残したことを実現しようと冒険の旅に出る姿を描いたヒューマンドラマ。

家族を愛するまじめで心優しい自動車整備士のカーター・チェンバーズ(モーガン・フリーマン)と、一代で莫大な富を築いた傲慢で孤独な実業家のエドワード・コール(ジャック・ニコルソン)。対照的な初老の男2人は同じ病室に入院することになり、そろって余命6ヵ月の宣告を受けてしまう。そんなある日、カーターがバケットリスト=棺桶リストを書き記しているのを見つけたエドワードは、人生でやり残したことを実行しようと2人で旅に出かける…。



これはショウビズ・カウントダウンを見ていたときから気になっていた作品で、観るのを楽しみにしていたんですが、その邦題を知った途端にそのダサさにテンションが下がって観るのを止めてしまった経緯があります。
結構あるんですよね、面白そうだとチェックを入れていたのに、ダサい邦題のせいで観なくなった作品って(苦笑)。
これもそのうちのひとつです。
確かこの作品でジャック・ニコルソンが来日した時に、記者から『あなたにとって最高の人生とは?』的な質問ばかり来るので、ニコルソンが日本での邦題が何かを聞いて、そのタイトルに失笑したってニュースが流れましたね。

ともやはこういう風に何でも感動作のように宣伝するやり方は大嫌いなんですよね。
あ、別に感動作が嫌いなんじゃないんです。
(感動を押し付けようとする宣伝の仕方が嫌いなだけです)
ま、ともやはマイノリティな考えの人(天の邪鬼)なので、気にする必要ないんですけど(苦笑)。



あぁ、でもやっぱり観て良かった♪
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン、いいですわぁ。

ともやは基本的にやんちゃなじいさんたちの映画って好きなんですよね♪
死を目前にしたじいちゃんたちが何かやらかすっていうと日本映画の「死に花」を思わせますし、死を目前としたじいさん2人の友情というと「エレジー」のベン・キングズレーとデニス・ホッパーの関係を想像せずにはいられません。
そして死を目前にした2人がささやかな夢を叶えるために冒険をするといえば、「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」という名作もあります。

この作品はあまり死というモノを感じさせないコミカルなタッチで描いていますが、最後はやはりホロリとさせてくれるんですよね。
別に感動させようとしていない、その何気ない演出がいいんです。

そしてエドワードの秘書トマスを演じていたショーン・ヘイズが良かったわ~♪
あんなにエドワードのことを思ってくれてる人がいるなら、エドワードは全然孤独なんかじゃないじゃん!
『私だったら全財産を秘書に譲りますが』とか、ああいう軽い掛け合い、大好きです♪
(こういう関係ってバットマンと執事アルフレッドの関係みたいね)

監督・製作はロブ・ライナー。

全米興行成績(2008年1月公開):初登場1位→3位→6位→7位→7位→8位→ランク外
日本興行成績(2008年5月公開):初登場2位→2位→4位→7位→8位→9位→ランク外


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
早速 (rose_chocolat)
2010-11-21 21:35:02
読みに来ました^^
ともやさんがこれ観てないってすごい意外なんだけど、そういう経緯かあ。

「この秋一番の感動作!」「泣けます」とかいうキャッチコピーの映画って私も好きじゃないかなあ(笑) だってそうじゃないんだもん。
これはあんまりコピーは気にしなかったですね。
この2人が出るんで観に行ったら、いい映画だったよね。
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感動 (ともや)
2010-11-21 21:54:12
こんばんは、rose_chocolatさん♪
>そういう経緯かあ。
そういうの本当多いですよ、ともやはww。
あと単純に試写会に当たらなかったんでスルーとか、最近では3Dだからスルー(「アリスinワンダーランド」とか「バイオ4」とか「ソウ3D」etc)とかって理由もありますww。

動物映画何かは最初から「泣きに行く!」みたいなスタンスで観る場合も多いですけどね(笑)。

日本の映画って、好きな人&大事な人が病気で亡くなって哀しいでしょ? 感動しなさい!感動しなさい! って押し付けがましい所が大嫌いなんですよね。

でもこの2人の演技は良かった~♪
こういうじんわりできる感動は大好き♪
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なつかしい… (KLY)
2010-11-21 22:45:26
これ私がブログ始める前に観たんだよね~。
やっぱこのおっちゃん2人最高よ。
別に感動云々いちいち言わんでもいいよね、この2人なんだから黙って前面に出しちゃえば良いのに。
積んできた俳優としてのキャリア、人生のキャリアがこの人たちの素晴らしい演技の源にあるわけで、彼らをもっと信用した宣伝手法をとればいいはずなのに。
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ん~ (miyu)
2010-11-22 00:10:10
確かにこれも邦題ヒドイですよね(;・∀・)
でもまぁ映画自体は結構良かったし、
2人の名優がまた素晴らしいのですよね♪
そうそう、秘書の彼も良かったよね^^
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名優 (ともや)
2010-11-22 11:54:51
こんにちは、KLYさん♪
おやじ…いやじいさん2人が主演って、日本映画では考えられない…っていうか無理でしょうね。
(名優がいないとかではなく)

こういうのほほんとした余生を描く物語って好きだなぁ~。
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うんうん。 (ともや)
2010-11-22 11:58:33
こんにちは、miyuさん♪
ほんと映画は良かったですよ~。
こういう作品は、また何年かしたらまた観たくなるんですよね~。
(年を重ねてから観ると、また違った感想になりそうww)
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 (もおもお)
2010-11-22 20:04:12
ともやサンこんばんは(*^v^*)/

あたしもTV視ました..劇場でも観てるンですけどねっ♪お二人とも粋ですよねぇ~あたしも粋なおばぁちゃんになれるよぅ頑張ります!
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ロケンロール (ともや)
2010-11-23 16:35:23
こんばんは、もおもおさん♪
粋と言うか、いつまでも尖った格好良い年寄りになりたいですね~。
内田裕也さんみたいな(笑)。
ロケンロールでいたいよね~♪
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秘書 (にゃむばなな)
2010-11-23 20:15:05
始めはチョイ役なのかと思っていた秘書が最後にエベレストに登るという演出には心打たれましたよ。

そうそう、感動させようとするのではない、何気ない演出が素晴らしい映画でしたよね。
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じんわり (ともや)
2010-11-23 22:47:57
こんばんは、にゃむばななさん♪
ああいう埋葬のされ方ってなんか憧れますよね。
(日本でやったら犯罪になっちゃうのかな?)

病人の悲壮感が無かったんで、最後は不意打ちにじんわり来ちゃういい作品でしたわんww。
こういう演出って好き♪
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