ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい

2007年05月13日 | 映画(さ行)
(原題:SMOKIN' ACES)
【2007年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★★★)


100万ドルの賞金が掛けられた男に、7人の殺し屋たちやFBIたちが入り乱れて繰り広げられるバイオレンス・アクション。

FBI捜査官のリチャード・メスナー(ライアン・レイノルズ)とドナルド・カラザーズ(レイ・リオッタ)は、ラスベガスを仕切るマフィアのボス、プリモ・スパラッザ(ジョセフ・ラスキン)の邸宅で張り込みをしていた。そこで2人は、スパラッザがバディ・イズラエル=通称エース(ジェレミー・ピヴェン)を殺すために謎のスウェーデン人を雇い、イズラエルの心臓に100万ドルの賞金をかけた…という内容の電話盗聴に成功する。このイズラエルという人物は、元々人気があるマジシャンだった。スパラッザに気に入られてギャングの裏社会に足を踏み入れるが、出来の悪いギャングだった彼は裏社会全体に混乱をもたらす始末。あげくの果てには、イズラエル自身が逮捕されるという事態に陥っていた。FBI副長官のスタンリー・ロック(アンディ・ガルシア)は、過去のスパラッザが行った犯行を証言すれば保護プログラムでイズラエルを守るという司法取引を持ちかける。一時的に保護監察下に置かれているイズラエルは、タホ湖の畔にあるカジノホテルのペントハウスで、右腕のサー・アイビー(コモン)や頭の悪いボディーガードのヒューゴ・クループ(ジョエル・エドガートン)に守られながら、今後の身の振り方の決断を余儀なくされていた。そんなイズラエルを狙う殺し屋たち。クールな美貌のジョージア・サイクス(アリシア・キーズ)とレズで女権論者のスナイパー、シャリス・ワッターズ(タラジ・ヘンソン)の女殺し屋ペア。その場にいる人間を誰かれ構わず容赦なく殺しまくる、無茶苦茶な殺し屋であるトレモア兄弟【ダーウィン(クリス・パイン)、ジーブス(ケヴィン・デュランド)、レスター(モーリー・サーリング)】。元傭兵で拷問のスペシャリストであるバクスアール・アコスタ(ネスター・カーボネル)。変装のプロで、誰も彼の素顔を知らないラズロ・スート(トミー・フラナガン)。そして、スパラッザが雇ったという謎のスウェーデン人。エースの元に向かっているのは殺し屋だけではなかった。イズラエルの弁護士ルバート・リード(ジェイソン・ベイトマン)に雇われ、イズラエルをベガスへ連れ戻そうとする保釈保証人のジャック・デュプリー(ベン・アフレック)、元刑事のホリス・エルモア(マーティン・ヘンダーソン)、元風俗課の悪徳刑事だったビート・ディークス(ピーター・バーグ)の3人。イズラエルの保護を任されたFBI捜査官のメスナーとカラザーズも、タホ湖のホテルを目指していた。ホテルの最上階で待つイズラエルの所へ最初に辿り着くのは誰なのか? それぞれの思惑が非情に飛び交う中、空前絶後の殺し合いが幕を開ける…。



2002年に公開された「NARC ナーク」が目に止まり、一時はトム・クルーズから「M:i:III」の監督を直に指名されていたジョー・カーナハンの最新作。
日本の三池崇史監督を崇拝するジョー・カーナハンが目指したのは、漫画みたいにふざけた部分とマジで重い要素が混合したスラップスティックなアクション・コメディ。
いや~、ミイケ信者につまらない映画を撮る人はいませんよ。



もうこの痛快な映画の見所は7人の殺し屋たちの壮絶な手口ですね。
それぞれが格好良すぎてブッ飛んでて、ステキ。



特に女殺し屋ペア。
サイクスをバックアップするシャリスが使う、50口径のバレット・アンチマテリアル・ライフル=バレットM82A1は圧巻。
隣のビルからサイクスを守るために狙撃をするんだけど、その破壊力と言ったら…。

あと「北斗の拳」にそのまま出ても違和感がないようなトレモア3兄弟。
チェーンソーや水平2連ショットガンなど、装備は滅茶苦茶、作戦はいい加減。

この殺し屋1組だけでも映画が1本作れるんじゃないかというぐらい、いいキャラクターぞろい。







とにかく登場人物が多いんで、人間関係とかを把握するのに多少時間がかかりますが、痛快無比に楽しめる作品です。
ラストは面白い大オチも用意されてますしね。



物語には特に関係なんだけど、このカラテ少年が最高!
トレモア3兄弟に襲撃され、生き残ったホリスにカラテで威嚇。
まだ子供ながらカラテの型に興奮し勃起状態(笑)。
この子の将来が心配(楽しみ)です。

監督はジョー・カーナハン。

2007年5月12日公開
公式HP:スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (由香)
2007-05-15 11:37:56
ともやさんの感想と正反対の感想を持ってしまったようで・・・TB逃げしてしまいましたのにコメント頂き恐縮です(汗)
↑のポスターや写真を見ても、なかなかセンスのいい映画だったなぁ~とは思ったんですよ。
殺し屋たちのブッ飛び具合に、もっと乗れれば良かったのですが、ちょっと引いてしまいました。
FBI捜査官のライアン・レイノルズをこっそり好きなので、彼の活躍を楽しみました~♪
返信する
ハマり具合 (ともや)
2007-05-15 22:03:30
こんばんは、由香さん♪
>殺し屋たちのブッ飛び具合に、もっと乗れれば良かったのですが、ちょっと引いてしまいました。
その日の気分とかちょっとした作品の雰囲気で、はまらない時ってありますからねぇ。
最近観た映画だと「300」。
基本的に好きなハズなんだけど、あきらかに好きなテイストの映画なんだけど…ってね。

>FBI捜査官のライアン・レイノルズをこっそり好きなので、彼の活躍を楽しみました~♪
ライアン・レイノルズはいいですよね~。
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こんばんは~★ (とらねこ)
2007-06-02 18:42:55
ともやさん、こんばんは!コメントTBありがとうございました。
>ミイケ信者につまらない映画を撮る人はいませんよ
おお~っ。ともやさん、三池さんお好きなんで?
でっへっへ、ダンナ・・・じゃなくて!
それは嬉しいですね~♪
私もこの作品、まあ、完成度はそんなに高くないかもしれませんが、結構気に入って楽しく見れてしまいました。
そしてこれから、『NARC』も見ようと思ってるんですよ★ともやさんも記事書きました?
書き終わったら、また来ま~す!それでは。
アディオス、アミーゴ★
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カーナハン監督 (ともや)
2007-06-02 20:17:22
こんばんは、とらねこさん♪
>おお~っ。ともやさん、三池さんお好きなんで?
もう日本の監督では一番好きな監督ですよ~!
うひゃひゃひゃ!

>『NARC』も見ようと思ってるんですよ
「NARC」はテイスト違いますけど、面白かったですよ~!
今後カーナハン監督は要チェックですね。
返信する
7人の殺し屋 (@KOBA)
2008-01-13 10:47:15
こんにちは!
自分的には、もっともっと殺し屋のグループがたくさん出てきても良かったかも。
でも、登場人物があんまり多くても、覚えられないですね!
返信する
殺し屋がいっぱい (ともや)
2008-01-13 18:34:32
こんばんは、@KOBAさま♪
人数はあれくらいが丁度いいですよ。
ガイ・リッチー監督の「ロック・ストック~」シリーズなんかも好きですけど、あれは本当に人数が多すぎて…(笑)。
そのドタバタ感も面白いんですけどね。
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