【2004年・日本】TVで鑑賞(★★★☆☆)
1973~1975年に連載されていたつのだじろう原作の恐怖漫画「恐怖新聞」を、現代的な解釈で再構築して映像化したホラー映画。
里見英樹(三上博史)は妻の綾香(酒井法子)と娘の奈々(井上花菜)を連れて田舎に帰省していた。その帰り道、仕事に関するデータを送信するために公衆電話に立ち寄った里見は、そこで古びた新聞を見つける。そこに書かれていたのは、【帰省中の乗用車にトラック追っこみ女児犠牲に。里見奈々ちゃん死亡】という記事。そこに記載されている事故の日付は今日の今から数分後だった。今見ているモノが信じられずに呆然とする里見。様子がおかしい里見を心配して、綾香は電話ボックスに近寄るが、そこへ大型トラックが接近。奈々が乗った乗用車目掛けて正面衝突。新聞記事と同じ出来事が里見の目の前で起こってしまった。事故から3年。里見は綾香と離婚し、いまだに娘を失ったショックから立ち直れずにいた。そんなある日、高校教師をしている里見の教え子である若窪沙百合(堀北真希)が、テスト用紙に新聞記事の見出しのような言葉を書き殴っているのを発見する。その文字は、その日の夕刊の見出しとまったく同じモノだった。一方、綾香は同僚の心理学研究員・宮本美里(小野真弓)と共に、新聞の謎を追っていた…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/de/3e854d5d18c7028fac8a0df764017c24.jpg)
ジャパニーズ・ホラーを代表する6人の監督が結集し、世界を視野に入れたホラー映画を競作するという趣旨で発足した新レーベル【Jホラーシアター】。
落合正幸監督の「感染」と同時上映という形で製作されたレーベル第1弾作品。
ちなみに第2弾は清水崇監督の「輪廻」。
【誰が1番怖い映画を作るか、という分かりやすいコンセプトで6人が競う】
【タイトルを漢字二文字にする事に少しだけこだわっているが、「呪怨」のげんを担いでいる程度】とレーベル発足当時の発表がありましたね。
どうなってるんだろう、残りの3本。
残っている監督は中田秀夫、黒沢清、高橋洋の3人。
2004年冬「感染」「予言」。
2005年冬「輪廻」。
普通で行けば去年の冬に次の作品が来ていてもいいんだけどなぁ。
ひょっとして尻つぼみに企画終了?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/c9/8cbb226915d927ea8560ba28af9cd0b9.jpg)
まぁ、それはされおき「予言」です、「予言」。
原作である「恐怖新聞」は読んでましたけど、「うしろの百太郎」と何となくごっちゃになってます。
物語の冒頭では【千里眼】と呼ばれた御船千鶴子のエピソードが語られ、自分が死ぬ前日に自分の死亡記事が載った新聞を見たという話が効果的に絡められていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/cf/374c411f1b0425958aa3806dd14152fe.jpg)
かなりいい雰囲気なんですが、途中から恐怖新聞ではなく、知らずに新聞の見出しを自動書記するという物語に変わっていってしまいます。
でもまだまだいい雰囲気。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d6/11740647e86bcacfe6102867eec21a01.jpg)
恐怖新聞を調べる里見と綾香は、心霊に関する著書を持つ鬼形礼(山本圭)の自宅を突き止め、そこへ行ってみるが、そこはたくさんの新聞見出しの予言が書き記されていた。
そこに残されていたビデオには、予言を覆そうとした鬼形礼がそのような結末を向かえたかが記録されていた。
ここまでもかなりいい雰囲気。
悪くないですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/44/8142793972e2b2e4c43e0b6a4fb46e27.jpg)
そして綾香が電車事故に巻き込まれるという新聞を見てしまった里見は、自らも予言を覆してしまう。
ここまでもいい雰囲気ですよ。
怖い怖い…と思っていたら。
…ラストは。
…。
えっ、パラレルワールド?
えっ、うそ?
何でそんな終わらせ方するの?
何で何回も過去に戻ってやり直しができたの?
何、そのハッピーエンドな「バタフライ・エフェクト」みたいな終わり方。
予言を覆すと真っ黒になって人型の跡を残して消えちゃうんじゃないの?
今までの展開がすべて台無しです。
ふわ~~~~~~~~~~~~~。
監督は鶴田法男。
■Jホラーシアターのシリーズはこちら
1973~1975年に連載されていたつのだじろう原作の恐怖漫画「恐怖新聞」を、現代的な解釈で再構築して映像化したホラー映画。
里見英樹(三上博史)は妻の綾香(酒井法子)と娘の奈々(井上花菜)を連れて田舎に帰省していた。その帰り道、仕事に関するデータを送信するために公衆電話に立ち寄った里見は、そこで古びた新聞を見つける。そこに書かれていたのは、【帰省中の乗用車にトラック追っこみ女児犠牲に。里見奈々ちゃん死亡】という記事。そこに記載されている事故の日付は今日の今から数分後だった。今見ているモノが信じられずに呆然とする里見。様子がおかしい里見を心配して、綾香は電話ボックスに近寄るが、そこへ大型トラックが接近。奈々が乗った乗用車目掛けて正面衝突。新聞記事と同じ出来事が里見の目の前で起こってしまった。事故から3年。里見は綾香と離婚し、いまだに娘を失ったショックから立ち直れずにいた。そんなある日、高校教師をしている里見の教え子である若窪沙百合(堀北真希)が、テスト用紙に新聞記事の見出しのような言葉を書き殴っているのを発見する。その文字は、その日の夕刊の見出しとまったく同じモノだった。一方、綾香は同僚の心理学研究員・宮本美里(小野真弓)と共に、新聞の謎を追っていた…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/de/3e854d5d18c7028fac8a0df764017c24.jpg)
ジャパニーズ・ホラーを代表する6人の監督が結集し、世界を視野に入れたホラー映画を競作するという趣旨で発足した新レーベル【Jホラーシアター】。
落合正幸監督の「感染」と同時上映という形で製作されたレーベル第1弾作品。
ちなみに第2弾は清水崇監督の「輪廻」。
【誰が1番怖い映画を作るか、という分かりやすいコンセプトで6人が競う】
【タイトルを漢字二文字にする事に少しだけこだわっているが、「呪怨」のげんを担いでいる程度】とレーベル発足当時の発表がありましたね。
どうなってるんだろう、残りの3本。
残っている監督は中田秀夫、黒沢清、高橋洋の3人。
2004年冬「感染」「予言」。
2005年冬「輪廻」。
普通で行けば去年の冬に次の作品が来ていてもいいんだけどなぁ。
ひょっとして尻つぼみに企画終了?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/c9/8cbb226915d927ea8560ba28af9cd0b9.jpg)
まぁ、それはされおき「予言」です、「予言」。
原作である「恐怖新聞」は読んでましたけど、「うしろの百太郎」と何となくごっちゃになってます。
物語の冒頭では【千里眼】と呼ばれた御船千鶴子のエピソードが語られ、自分が死ぬ前日に自分の死亡記事が載った新聞を見たという話が効果的に絡められていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/cf/374c411f1b0425958aa3806dd14152fe.jpg)
かなりいい雰囲気なんですが、途中から恐怖新聞ではなく、知らずに新聞の見出しを自動書記するという物語に変わっていってしまいます。
でもまだまだいい雰囲気。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d6/11740647e86bcacfe6102867eec21a01.jpg)
恐怖新聞を調べる里見と綾香は、心霊に関する著書を持つ鬼形礼(山本圭)の自宅を突き止め、そこへ行ってみるが、そこはたくさんの新聞見出しの予言が書き記されていた。
そこに残されていたビデオには、予言を覆そうとした鬼形礼がそのような結末を向かえたかが記録されていた。
ここまでもかなりいい雰囲気。
悪くないですよ。
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そして綾香が電車事故に巻き込まれるという新聞を見てしまった里見は、自らも予言を覆してしまう。
ここまでもいい雰囲気ですよ。
怖い怖い…と思っていたら。
…ラストは。
…。
えっ、パラレルワールド?
えっ、うそ?
何でそんな終わらせ方するの?
何で何回も過去に戻ってやり直しができたの?
何、そのハッピーエンドな「バタフライ・エフェクト」みたいな終わり方。
予言を覆すと真っ黒になって人型の跡を残して消えちゃうんじゃないの?
今までの展開がすべて台無しです。
ふわ~~~~~~~~~~~~~。
監督は鶴田法男。
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もうミステリーにして、恐怖新聞をヒントにしましたってことにすれば良かったのにねぇ
同時上映の感染が良かっただけに残念ですねぇ
>同時上映の感染が良かっただけに残念ですねぇ
「感染」は怖かった~。
意味不明なのは単純に怖いですね。
それにしても次のシリーズはホントいつになるんだろう?