ファイナル・プロジェクト

2007年04月13日 | 映画（は行）

（原題：警察故事4：簡箪任務／FIRST STRIKE）
【1996年・香港】ＴＶで鑑賞（★★★☆☆）

1985年に公開された「ポリス・ストーリー／香港国際警察」（原題：警察故事／POLICE STORY）のシリーズ第４弾。

香港国際警察特捜隊員のジャッキー（ジャッキー・チェン）は、上司のチョウ警部（ビル・トン=トン・ピョウ）からある任務を命じられる。それはCIAからの依頼で、国際的な密輸グループのメンバーであるナターシャ（グリシャエヴァ・ノナ）をウクライナまで護送するという簡単なもの。空港でウクライナ秘密警察にナターシャを引き渡し任務は完了。後はチョウ警部に頼まれていたお土産を買って、のんびりとウクライナ観光を楽しもうとしていた。しかし、偶然ナターシャが恋人の男といるところを目撃してしまったジャッキー。その男は秘密警察がマークする武器密輸業者で、元CIAのジャクソン・ツイ（ジャクソン・ルー）だと知ったジャッキーは、雪山にあるアジトまで尾行することになる。そこへ秘密警察のヘリコプターが到着し、激しい銃撃戦が始まる。ジャッキーも戦いに巻き込まれてしまい、スノーボードで決死の追跡を試みるが、氷点下の湖にダイブして瀕死の状態に陥ってしまう。FSB（元KGB）に救助されたジャッキーは、イゴーロフ大佐（ユーリ・ペトロフ）に協力を要請され、核弾頭を持ってオーストラリアに逃亡したツイを追跡することになっってしまう。ロシア海軍の潜水艦でオーストラリアに密入国したジャッキーは、まず海洋センターで働いているツイの妹アニー（アニー・ウー）と接触する。だが、服に盗聴器を仕掛けられ、イゴーロフに利用されていることを知ったジャッキーは、FSBと決別する。そんな時、病院に入院していたアニーの父親が何者かに殺され、ジャッキーに殺人容疑がかけられてしまう…。

今作では香港を飛び出し、ロシアからオーストラリアへと世界を舞台に物語が展開。
これを初めて鑑賞した時、前作の「３」がちょっと重くハードな展開で、それがまた面白かったせいもあり、ちょっとつまらなかった感想を持ってました。
でも改めて観ると、そこはジャッキー映画、これはこれで面白かったです。

アザラシのぬいぐるみ型の帽子を被ったジャッキーや、コアラのぬいぐるみが縫いつけられた白いブリーフを履いたジャッキーが、当時は何か嫌だったんでしょうね（笑）。

毎度のアクションも健在。
今作での見所は、ホオジロザメのいる水槽内での水中アクション。
今観ると面白いですよ。
いや～、観直す作業っていうのは大事ですね。

監督はスタンリー・トン。