大差ないことも大差にする

「私は人より優れている」

と自分で感じた、思った瞬間からあっという間に

その人の感覚にはモヤがかかってしまう。

もうその瞬間から優れたものを失う。

私たちのエネルギーはとても繊細で常に動いている。

同じ状態を保ち続けられることは並大抵の人ができることではない。

簡単に私たちの感性やエネルギーは

自分で認識できる以上に繊細なのだと思う。

認識できる時には相当既に大きく動いた後なのだろう。。。

自分の思考がどれだけ自分のエネルギーに影響を与えているか。。。

常に大きくしたり小さくしたり、クリアにしたり濁らせたり。

どの人も大差ないのに大差があるように考えている人が多いのだ。

実際、優れたように見せ優れたように仕立て上げているし

悲しいことに、それに踊らされてしまうのが今の世でもある。

それぞれが適材適所でそれぞれの特性を活かすだけ

という世になったらいいと思ったりしてしまう。

器の中にある

ある友人の旦那さまは地位のある仕事をしている。

そして、仕事のストレスも大いにある。

もちろん、妻として旦那さんの仕事を誇りにし

そして彼は更に上を目指しているし彼女もそれを応援している。

ある時、またそんな話になった。

彼女が「他の人とは比べものにならないほど

彼のストレスはとても大きいものだ」と言った。

確かに上になればなるほど責任が出る。

しかし、それを選んでいるのも本人だ。

別にそれを選ぶ必要もないし、

それ以上をさらに求める必要もない。

人には器があるのだと思う。

あまりに小さい器ならまずはそれを広げることも必要だけれど。。。

（まあ、今は小さ過ぎる器の話は別にして）

どれくらいのストレスを抱えることができるかは人によって違う。

社会的に責任が小さなものをしているからといって

感じる責任の感じ方が小さいのかと言うとまた違う。

個人的には社会的規模よりも

その人の持つ責任感と器の問題だと思っている。

また、野心は責任感も抑えてしまうこともある。

それぞれが自分の役割を選び、

その中で最善を選んでいくだけでいい。

自分を小さな枠の中に置く必要もなく

大いに今のやるべきことを満喫すればいい。

大いに自分の歩みを誇りにし

、邁進することが大事だと私は思っている。

変わっているのも問題なし

前から時々思ったり認識したりすることがある。

「やっぱり私が変わっているのかな？」

やっぱり私が変わっているのだ！

そんな見方をしたら何となく納得できることが多くなった。

どんより深刻に考える必要もなく

サラッと「えっ？変なのは私？！」と見方を変えればいいだけで

みんなを逆に認めることが大事なのだ。

もしかしたら自分の周りには

自分とは違う考え方の方が多いかもしれない。

それならそこでは自分は変わっているのだから

しっくり溶け込めるはずはない。

まア、そんなことも自分で客観的に楽しめれば何も問題ない。

稀に気の合う人との出会いもあるのだから面白い。

そんな風に自分と同じように変わった人もいるものだ。

上手にする人付き合い

人付き合いを上手にしていく人がいる。

計算してる人もいれば自然と出来てしまう人もいる。

昇進など何かのメリットを考えて人付き合いをする人は多い。

私は大人になりきれない大人なので

このようなタイプは好きになれない。

「私はあなたの味方だよ」という感じでいつも人と接し

マメにみんなに連絡を入れる。

何かしら最もらしいことを言うけれど

状況によってその言い訳は翻り

また、それに対してももっともらしく言うことができる。

上手に計算して人に会うことも順位立ててやることもできる。

メリットがない人は順位は後回しに決まっているけど

何かしら連絡は欠かさず上手に言い訳をする。

とにかく敵は作らないことに長けている。

競争社会にいて、昇進が大事な人なら大事なことだろう。

人はどこまで地位やお金が大事なのだろう？

十分過ぎるくらい持っていてももっと、もっとと追い続ける。。。

人生の時間は案外思っているほど長くはない。

その欲が人生を崩壊する可能性も大いにある。

本当に自分に正直で、人にも正直で在れる人は貴重な存在だ。

計算したら本心でないことを言えて本心でない行動もできる

そんな人が常にトントンと軽快に社会で出世していく。

人間性と社会的立場は今の社会で

イコールでないのは残念で仕方がない。

むしろ、正直な人はほど努力し損をしている。。。

でも、「お天道様は見ている」ことを肝に銘じて

いつも正直に歩んでいこう。

それは本来、人にとって健全な生き方だ。

変えられる

最近は自分の身体の状態に少しだけ詳しくなってきた。

実際、分かっているようで分かっていないのが普通で

巷にある情報などだけで知っている、分かっていると

思い込んでいるだけの場合がほとんど。

また身体の一部だけ、この部分だけと考えるのではなく

全てが繋がっているのでピンポイントで考えない。

世の中で流行っているからとか専門家が言ったからとか

そのようなことを頭で信じて自分の身体の状態を観察しないのはダメ。

私的には人それぞれ違うものだと思うから。。。

特に年齢が上がっているのであれば

今まで培ってきたさまざまな要因もあるので

変えていきたいことがあるのなら気長に根気良く続けないと

なかなか結果が見えないことも多い。

骨などは６ヶ月で作り変えられるそうだけれど

時間がかかる臓器で７年とも言われる身体。

最近では脳だって

幾つになってもアップグレードしていることが分かってきた。

それくらい実際の医学でさえ身体のことを完全に分かっているわけでもない。

個々人、年齢に関係なく

自分に合ったものを色々試して見つけて

取り入れることが必要になってくる。

頭でっかちに頑固になってこれだけが一番だと

自分の身体の様子も見ずにただ続けても結果は思うようにいかない。

何でも、興味があったらまず自分の身体で試してみればいい。

自分で決めた時から変えられる。

センス

何事もある分野においてその人が元から持つ

センスというものがあるのではないかと感じる。

それを活かしているかどうかは別にして

センスがない分野に対してはなかなか伸びがないし

センスがある分野なら簡単に伸びる。

同じことや同じ時間を使っても全く結果が違う。

これもまたどちらがいいというものでもない。

センスがなく伸びが遅いぶん努力したことで執着でき

結果としてその分野で何かしていくことができるかもしれない。

逆にセンスがあるぶんある程度簡単にでき執着できずに

サラッと素通りしてしまうこともある。

客観的に分析してみよう。。。

何か見えてくるだろう。

センスがない分野なら趣味として、

または根気良く続けられれば将来に役立てることができるかもしれない。

センスがある分野ならスムーズにできていく。

そんな風に、幾つであろうが

自分の将来を考えていくのも楽しい。

別に仕事でなくてもプライベートが豊かになる。

もしかしたら、何か可能性が見えていくかもしれない。

考え方

「自分のできる範囲で自分でやっていこう」と言う人もいれば

「できないものは助けて貰えばできる」と言う人もいる。

最初から自分でやることを放棄している人は別として

基本やろうと思っている人のことだけれど

基本的な発想自体が違う。

それは家族に対しても他人に対しても

あてにできるものはあてにすることができる人もいる。

現代はそれがいいことであると勧めている人も多いようだけれど。。。

私は自分で何とかやることを模索するタイプだ。

だから、できるようになるまで待つし頑張るけれど

もちろん理想と違うことは多い。

でも、その中でも満足できる。

だから、今まで自分自身で出来ないことを

最初から人の助けを考慮に入れた上で出来ることだと思ったことがない。

よくある話で、何か事業をやる家を買うなど

何もお金がなくても

最初から親や家族などから貰うことをあてにする人もいる。

親などが将来このお金、この金額はあなたにあげるものだと言ったとしたら

もうそれは自分のものだと考えあてにする。

いろいろな考え方がある。

「自分のためにためてくれた金額、いつかくれるものなら

もうそれは自分のもの。」

「将来くれると言われても、それは自分が作り上げたものではないし

無いものとして手をつけずにとっておこう。」

どちらがいいのか分からない。

すぐに誰かをあてにする人、あてにしない人。

理想を実力より高いところにおいて

成功できる人もいれば首を絞めることになる人もいる。

もちろん、上手くいくはずだという思いはどちらも同じだろう。

客観的に自分の実力を見て、

その中で可能であろうレベルに理想を置くので

途中で頓挫することは少ないだろうけれど可能性を狭めることもある。

出来ないように見えることをできるに変えることができるのは

かなりの人間力としての実力があった上で

無謀そうなこともできつつ客観性も持っている

二つの要素をバランスよく持った人なのだろう。。。

引き付け合うもの

つい周りで起こっている出来事、

全然関係のない人の出来事に関心を持っていたりして

自分自身への深い関心をおざなりにしていることがある。

それぞれがもっと自分ごとに集中するべきで

他人に関心を持っている場合ではない。

他人事に勝手に自分が影響されていることもある。

率直に言えば他人とは関係がないとも言えるのに。。。

その影響によって個々が単に

自身の選択を変える必要がある時も出るだけ。。。

振動とかエネルギーと言うと分かりづらいかもしれないけれど

イメージしてみよう。。。

誰かが部屋から出ていった時、

その人がつけていた香水の残り香がそこにあることがある。

しばらく強く残ることもあればすぐに消えることもあるけれど

それはその誰か自身でもないし自分のものでもない。

そんな感じで混ざり合ってなんていないけれど

何だかまだそこに何かが残っていて影響されているだけ。。。

そんな感じで誰かのエネルギー、

振動は他者に影響を与えているけれど

完全に一体になっているわけではない。

自分が影響受ける状態にあるのかそうありたいのかに委ねられている。

常に影響されず心地よい状態でいることもできる。

自分の状態が周りに影響し、

また同じ状態の波長が合うものが上手く引き寄せ合う。

混じり合いやすい状態なのだ。

これは嘘はつけない。

見えない部分での働きなのだから。。。

摂理

現代では物質的に何か欲したらある程度手に入れられる時代になっている。

経済力があればなおさら手に入れられる。

それは自然の流れの中ではないことでも可能になっているけれど

可能と言うことはその流れもあると言えると思う。。。

単にその道の中での課題が生まれるだけではないかな？

どの人も、自分の課題を自身が選択するものの中に組み込ませていくようで

どの選択をしたところで必要なことは必ず形を変えても付随してくる。

力ずくで手に入れたものに含まれる課題も

それに応じて大きさも増したり。。。

摂理というものは人間の知を超えて存在している。

本来の自分

ずっと不思議だと思うことの一つに

感情と言葉や行動が一致していない人が多いと言うこと。

それが社会生活においては当然必須だと言う人が多いのだろうけれど

それでも私には理解が難しい。。。

またその中で自分の感情にも気づいていない人も多い。

これは年齢に関係ないこと。

自分自身と向き合うことは本当に難しいことななだろう。。。

自分自身で本当の自分の内面から湧き出る感情などの

本来持つ性質に気づいていない人、

見ないようにしてきている人と言ったように

自分自身で知りたいと言いながら知りたくない人が多いのだ。

綺麗で良い部分しか知りたくないと言うエゴや

客観的になれないほど痛みが伴うことなのかもしれない。

だから直接的なことには耳を塞ぐし好かれない。

本来持つ性質、感情を受け入れなければ孤独だし

人生を豊かに過ごすのも難しいだろう。

それくらい、本来の性質に触れられることからは

自然と遠のこうとする。

大変で痛みを共なくかもしれないけれど

掘り下げていくことができれば大きく変化するはずだ。