人生で最初に所属し、そして濃く影響し合い
人生の最後まで所属することのある集合体が家族。
同じ血縁もあれば違うこともあるけれど
家族と言う集合体は独特なものだと感じる。
それぞれ独自の考え方や関係性がそこにはある。
その小さな集合体が各国に所属して国民となっている。
危機感がある中では各集合体の向う意識の方向も
まとめやすいのかもしれないけれど
安全な中では同じ方向へとまとめるのは難しい。
まず、その小さな集合体をまず守ることが必須だから
お互い支え合う事が当然のことになる。
当たり前だ。
一人では力が足りないから皆んなが協力し
支えることで暮らしが成り立つ。
でも、そこには個と言う自由な選択を待つことは難しい。
それぞれが途切れたものではないからだ。
何かしら繋がっている。
現代では、家族と言う形を欲しても
その形は大きく変わっているのに
それぞれの思考はアンバランスではないだろうか?
昔ながらの集合体を求めるのに自由も求める。
受け取ることだけは求めるのに
与えることは惜しむ。
人間が本能的に求めるものと
現代人の望む形と自分自身の力のバランス。
ずっと、それぞれの中に根強く影響する家族の意識。
これからどんな風に変化していくのだろう。