自分で仕事をしていた時と
今の自分を比べると考え方に違いがある。
学校を卒業してから仕事をし
会社勤めから自分で仕事をはじめ
責任感はさらに必要になっていったし
さらに時間の使い方も合理的になっていた。
常に時間で動いているような
移動するときも小走りでせっかちに過ごしていた。
のんびり歩いて行動することが無駄に見えた。
いつも、何かしなければならないと感じていたし
今もそれはある。
ただ今は、無駄があってもいいのかも
と感じるようになってきた。
ついこの間までは、もっと合理的に時間も使わなくては
もったいないと思っていたけれど
何を人生で焦っているのだろう？
焦っても答えが出ないときもあると思いつつ
無駄だと感じる時間を見直してみても
やはり何かしらはしていて
ボーとしているわけではない自分がいるので
今は無理やり何かを自分に強いる
時期でもないのだと感じた。
努力と結果の中でだけで
人生が進んでいくのではない。
たまには何の身にもならないと感じる
時間を過ごす必要があるのかもしれない。
人は自分の立ち位置で物事を
思考し、思うものだ。
会社勤めの人は雇われる人の
ビジネスをする人はビジネスマンの
主婦の
養う、養われる
そんな風に気づかずに偏った何処かの見方からの
一方的な思考になりがちになる。
そして、その立場を擁護したり正当化してしまう。
でも、全ては必要で
何処かだけが優れてもいない。
それぞれの事をそれぞれが黙々と行う・・・
ただそれだけでいいと言うことだ。
その中に自分にとって必要なものが
全てあるのかもしれない。
今、ある時間の中で必要なことをすることに集中する。
合理なことでも無駄なことでも
単にそれに集中する。
きっと今、必要なものがそこに在るのだから・・・
