能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

孫正義の「資本論」ソフトバンク、巨大ファンドの内幕 日経ビジネス誌新年号の特集 出て来い若き起業家たち!

2022年01月08日 | 本と雑誌

日経ビジネス誌2022/1/10号、楽しく読みました。

特集は、「孫正義の資本論 ソフトバンク、巨大ファンドの内幕」。

日本を代表する起業家、孫正義さんを取り上げています。

ソフトバンクは、今や情報通信会社、IT企業ではなく、投資会社。

6つのビジョンファンドを置いて、世界中で3000社以上のユニコーン予備軍を物色しています。

ソフトバンクグループの時価総額は11兆1000億円。

アリババやアーム、Tモバイル、ドイツテレコムなどの海外IT企業の大株主。

恐るべしです。

ただ、個人的には怖くてSBの株には手を出していませんが・・・笑。

 

目次

PART1 ポスト孫への備え 深夜の30分一本勝負 毎週変わる15年計画

PART2 金の卵の育て方「群戦略」の主役は我ら PayPayモデル世界へ

PART3 未来の孫正義を生めるか 起業家の目を覚ます 日本上陸の余波

「いかがわしい・・・」

かって孫さんは、経団連やエスタブリッシュから怪しい起業家として見られていました。

でも、孫さんはそう言われることを楽しんでいたふしもあり、その後の事業拡大の礎になっていたのかもしれません。

 

「失われた30年」・・・1980年代のニッポン株式会社の大成功が忘れられない経団連や大企業の御大たち・・・。

孫さんやホリエモンや村上ファンドなどを叩いてきました。

逆に言うと、「いかがわしい」起業家の少なさが、もはや先進国とは言えないようなニッポンにしてしまったと言えます。

GAFAにはやられ放題、中国やアジア諸国からも舐められはじめています。

日本発のスタートアップ企業が少なすぎる、ユニコーン企業も片手で数えられるほどの凋落ぶりです。

若き起業家の登場が本当に待たれます。

 

この特集では、孫会長のロングインタビューやSBの後藤CFOやラジーブ・ミスラSBビジョンファンド運営責任者のインタビュー記事の載っており、興味深い内容になっています。

必読の日経ビジネスの新年号です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島市初の地下街シャレオ、苦戦しています・・・開業20年、コンセプトが、ちょっとボンヤリでシャッター街化・・・涙

2022年01月08日 | マーケティング

地下街がシャッター街。

人が歩いていません。

コロナの影響もあるのでしょうが、ちょっと厳しい局面です。

広島市の中心市街地にある地下街のシャレオ。
一部がシャッター街になっています。
なんだかなぁ、と言う感じです。
空き店舗スペースを使って、ワクチンの接種会場にも利用されています。

全国チェーンのテナントを入れても、すぐに閑古鳥。
オープン時は行列が出来るものの長く続きません。
こちらのお店もそうです。

ミニスーパーも新規開店。

「街ピアノ」も投入。
でも、お客さんは増えません。

行政仕事、箱物仕事、親方日の丸です。
民間のパワー、知恵を取り入れなければ明日はありません。
 
悲しい地下街にしないための努力が必要です。
コンセプトを明確化して、他の商店街と差異化していかなければなりません。
20年目になるこの施設、税金を追加投入してサバイバルしなければならないのでしょうかねえ。
いろいろと考えてみました。
北海道のアンテナショップが良い感じなので、近隣の島根県や山口県のアンテナショップを入れたりするのも手かもしれません。
ニッポンの誇るアニメグッズやキャラクターグッズのストリート。
中国地方ゆかりの「ゲゲゲの鬼太郎」や「コナン」ですかね。
メルセデスやポルシェなどの外車のカーディーラー。
また、DXの時代ですので、もっともっとデジタルを活用してほしいものです。
がんばれ!シャレオ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする